Cookie とデバイス ID の設定の違いが原因で、コンバージョンを直接測定できないことがあります。場合によっては、キャンペーン マネージャー 360 は機械学習と履歴データを使用してコンバージョンをモデル化します。
キャンペーン マネージャー 360 でアプリのインストール / コンバージョンを促すキャンペーンをトラッキングするには、次の方法があります。
Firebase との連携
- Google の使いやすいアプリ開発とトラッキングのプラットフォームを活用する広告主におすすめです。
- Android アプリや iOS アプリの初回起動とインストール後の操作を追跡します。
- 設定後、アプリのコードを変更する必要はありません。
キャンペーン マネージャー 360 と Firebase のリンクについて
Firebase の概要
Floodlight GET/S2S リクエスト
- すでに大量のデータを管理している広告主や、アプリで第三者のコードを使いたくない広告主におすすめです。
- 広告主のサーバーが GET リクエストを処理するように設定されている場合にも適しています。
- Android アプリと iOS アプリに対応しています。
- カスタムアプリを追跡する独自のソリューションを作成するには、設定時にコードを記述する必要があります。
Floodlight GET リクエストの詳細(「アプリのインストールやアクティビティをトラッキングする場合に Floodlight タグを配信する」をご覧ください)
第三者トラッカー
- 第三者ソリューションをすでに採り入れている広告主の方におすすめです。
- Android アプリや iOS アプリの初回起動とインストール後の操作を追跡します。
- 第三者トラッカーは、各種タグ、リマーケティング リスト、クロスデバイス トラッキングに対応しています。
- 第三者トラッカーとキャンペーン マネージャー 360 のエンドポイントの統合が必要です。
アプリ コンバージョンのトラッキング方法の比較
Firebase | Floodlight GET/S2S | 第三者 | |
---|---|---|---|
対応アプリ | Android と iOS | Android と iOS | Android と iOS |
マーケティング担当者のメリット | トラッキングの対象範囲が広い | アプリの変更が不要 | すでに設定されている場合がある |
デベロッパーのメリット | 設定後にコードの変更が不要 | アプリで第三者コードが不要 | 第三者トラッカーを使用しているとさらに使いやすい |
アプリ インストールのトラッキング | 初回起動時 | 初回起動時 | 初回起動時 |
インストール後イベントのサポート | ○ | ○ | ○ |
カスタム変数のサポート | ○ | ○ | ○ |
リマーケティング リストのサポート | ○ | ○ | ○ |
アプリコード変更の必要性 | ○(設定は一度限り) | ○(設定は一度限り) | ×(第三者を使用している場合) |
アプリ コンバージョンのトラッキングに関する用語
初回起動 - ユーザーがデバイス上で初めてアプリを起動した時点でカウントされます。
インストール後 - アプリの起動後にアプリ内で発生したなんらかのイベントを表します。アプリ内購入、ユーザー登録、ユーザー ログインなどが該当します。
SDK - ソフトウェア開発キット。
S2S - サーバー間。
インストール後 - アプリの起動後にアプリ内で発生したなんらかのイベントを表します。アプリ内購入、ユーザー登録、ユーザー ログインなどが該当します。
SDK - ソフトウェア開発キット。
S2S - サーバー間。