オーディエンス リストの仕組み

オーディエンス リストを使用すると、サイト上で特定のアクションを行ったユーザーのリストを作成し、そのリストのメンバーを広告のターゲットにできます。たとえば、ユーザーがサイトで商品を購入したときに表示されるオーダー確認ページに Floodlight タグを挿入するとします。その後、このユーザーに特典を伝える広告を配信するために、関連付けられたオーディエンス リストのメンバーであることを条件にできます。

オーディエンス機能では、Floodlight タグを使用してユーザー アクティビティをトラッキングします。オーディエンス リストを使用するには、まずリストにユーザーを追加するときの基準となる Floodlight アクティビティを作成します。次に、リストのメンバーをターゲットに設定する式を作成します。リストは他の広告主やアカウントと共有でき、その広告主やアカウントもそのリストを広告のターゲットに設定できます。

概要

基本的なワークフローは次のとおりです。

  1. Floodlight 構成を作成します。カスタム Floodlight 変数を設定することもできます。この変数は後でリスト用に使用されます。
  2. Floodlight アクティビティを作成し、ページにタグを実装します。ウェブベースまたはモバイルアプリ内の Floodlight アクティビティを作成する方法についてご確認ください。
  3. 次の 2 つのいずれかの方法でオーディエンス リストを作成します。
    • 既存の Floodlight アクティビティに基づいてリストを作成します。このアクティビティを完了したユーザーがリストに追加されます。
    • Floodlight アクティビティと定義済みのカスタム Floodlight 変数に基づいて、一連のカスタム リスト メンバーシップ ルールを作成します。
  4. (省略可)他の広告主またはアカウントとリストを共有します。
  5. リストのメンバーであるユーザーを広告のターゲットにするためのカスタムの式を作成します。
オーディエンス機能を有効にする

オーディエンスに関する権限は、広告主の階層で管理します。新しいキャンペーン マネージャー 360 アカウントでは、オーディエンス機能は既定で有効になっていません。アカウントの管理者またはサポート担当者に連絡して、オーディエンス機能を有効にするよう依頼する必要があります。

アクセスのレベルは次の 3 種類です。

  • 管理者: オーディエンス リストの作成、編集、共有、ターゲティングを行うことができます。
  • ユーザー: オーディエンス リストの表示とターゲティングのみを行うことができます。リストの編集と共有はできません。
  • オーディエンス レポートの表示: 既存のオーディエンス リストのレポートのみを表示できます。

制限事項 

  • Cookie とデバイス ID の設定の違いが原因で、アプリケーションの設定によっては、ユーザーがリマーケティング リストに追加されないことがあります。

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