Google カレンダーにおけるプライバシーの基本

オンラインでのユーザー保護とは、ユーザーの情報を保護し、ユーザーのプライバシーを尊重することを意味します。これを踏まえ、Google では提供するすべてのサービスにおいて、ユーザーの情報を安全に守り、責任を持って取り扱うだけでなく、ユーザーがそれらの情報を各自で管理できるようにしています。Google の各チームは、ウェブの閲覧、受信トレイの管理、ルート検索など、アクティビティの内容にかかわらず、ユーザーが Google サービスを安全に使用できるように日々取り組んでいます。

ユーザーの情報は世界屈指のセキュリティで保護されるほか、ユーザーは各自の Google アカウントで自分のプライバシー設定をいつでも管理できます。

より便利でカスタマイズされたユーザー エクスペリエンスをお届けします

ユーザーが Google カレンダーを使用するたびにデータの一部が処理され、Google カレンダーのユーザー エクスペリエンスが向上していきます。なお、ユーザーの情報は常に安全に保護されるほか、ユーザーは各自の Google アカウントで自分のプライバシー設定を管理できます。

ユーザーのコンテンツは安全に保管されます

Google カレンダーでは、カレンダーの各エントリが Google のデータセンターに安全に保管されます。これらのデータは、エントリを作成、表示する際の手間を軽減する目的で使用されます。なお、データは転送中も保管時も暗号化されます。また、ユーザーがオフラインでカレンダーにアクセスできるように、ユーザーのデバイスにもカレンダーのエントリが保存されます。

ユーザーの Google アカウントには、スパム、フィッシング、マルウェアなどの脅威を検出してブロックするセキュリティ機能が組み込まれています。また、ユーザーのアクティビティ データは、厳しい業界基準と慣行に従って保管されます。

データの同期と更新通知にユーザー名とメールアドレスが使用されます

Google では、ユーザー名とメールアドレスを保存して、ユーザーの設定情報の保管に使用しています。これにより、ユーザーはログインの手間を省くことができるほか、ほかのデバイスからアップロードしたカレンダーのデータにアクセスしたり、サービスの更新通知やユーザー間のアクティビティに関する通知を受け取ったりできるようになります。

また、ユーザーの連絡先のデータを Google の世界水準のデータセンターに安全に保管して、ユーザーが予定作成画面の項目に記入を始めると入力候補として表示されるようにしています。

Google アカウントの作成、管理時にユーザー情報が役立てられます

Google が収集したユーザー名と電話番号は、新しい Google アカウントの作成時に使用されます。ユーザーは、Google アカウントを管理する際に住所の登録、連絡先のアップロード、プロフィール写真の追加を行えます。

Google カレンダーで収集されたデータはユーザー エクスペリエンスの向上に役立てられます

Google カレンダーでは、スパムのフィルタリングやウイルスの検出、マルウェア対策、個人アカウント内でのカレンダーのエントリおよび添付ファイルの検索などのサービスを提供する目的で、ユーザーのカレンダー コンテンツを処理します。

Google では、Google カレンダーのパフォーマンスと信頼性を改善し、Google カレンダー使用時に問題が発生した場合のトラブルシューティングに役立てるために、パフォーマンス データとクラッシュ分析データを収集します。収集した情報は、Google サービスの不正使用の防止や、情報分析にも役立てています。

サービスと位置情報が関連付けられます

Google がサービスに関するフィードバックを受け取った際に当該のサービスの挙動とユーザーの現在地との関連性を把握したり、通常とは異なる場所からのログインが検出された際などにアカウントを保護したりするために、一部の位置情報が Google に保存されます。ユーザーが Google カレンダーに位置情報へのアクセスを許可している場合は、予定の編集時に、Google カレンダーがユーザーの位置情報を使用して付近の場所の候補を表示します。

Google では、Google カレンダーでユーザーが入力した検索クエリを保管しておき、次回以降の検索時に最近使用した検索クエリとして表示されるようにしています。これにより、ユーザーは検索にかかる手間を軽減できます。

Google カレンダーがユーザーのコンテンツを宣伝目的で使用することはありません

ユーザーが主に個人的なコンテンツを保管しているアプリ(Google カレンダー アプリなど)の情報を Google が宣伝目的で使用することはありません。

ユーザーは使いやすい設定項目を使って自分のコンテンツを管理できます

どのコンテンツを誰と共有するのかを指定できます

ユーザーが個人用 Gmail アカウントで Google カレンダーを使用している場合、他のユーザーと共有する設定にしない限り、Google カレンダーに保存したコンテンツに本人以外がアクセスすることはできません。仕事用アカウントまたは学校用アカウントで Google カレンダーを使用している場合は、所属する組織の管理者がユーザーのカレンダーを表示できる可能性があります。管理者を確認する

カレンダーを共有すると、予定にもカレンダーと同じプライバシー設定が適用されます。必要に応じて、他のユーザーが閲覧できる項目を予定ごとに変更できます。予定のプライバシー設定を変更するをご覧ください。カレンダーの共有を停止したり、公開設定を変更したりすることも可能です。カレンダーの共有を停止する手順をご覧ください。

Google はユーザーのプライバシーを尊重しており、ユーザーが許可した場合、または法律に基づき必要となる場合を除き、ユーザーが公開していないコンテンツに Google がアクセスすることはありません。Google では、Google 透明性レポートにて、政府および企業の政策やポリシー、対応がプライバシー、セキュリティ、情報へのアクセスにどのような影響を与えるのかを明らかにするデータを公開しています。

ユーザーが仕事用アカウントまたは学校用アカウントを使用している場合、その所属先の組織は、Google がコンテンツにアクセスして実行した一連の操作のログを確認できます。詳しくは、アクセスの透明性でログを確認する方法Google によるお客様の組織のセキュリティとプライバシーの保護についてをご覧ください。

簡単にデータを表示して管理できます

Google アカウント ダッシュボードでは、使用している Google サービスや保存中のデータ(メールや写真など)の概要を確認できます。マイ アクティビティでは、Google サービスで行ったアクティビティを通じて収集されたデータ(検索、閲覧、再生したアイテムなど)を簡単に表示、削除できます。詳しくは Google アカウントでのアクティビティの表示と管理をご覧ください。

検索履歴を管理できます

Google では、Google カレンダーでユーザーが入力した検索クエリを保管しておき、次回以降の検索時に最近使用した検索クエリとして表示されるようにしています。これにより、ユーザーは検索にかかる手間を軽減できます。

Google カレンダーの検索履歴を確認、管理するには、マイ アクティビティを使用します。

データを書き出せます

すべてのユーザーは、タイミングや理由を問わず、Google と共有しているコンテンツにいつでもアクセスできるべきであると Google は考えています。この考えに基づいて、Google ではデータをダウンロードする機能を提供し、ユーザーが写真、メール、連絡先、ブックマークをダウンロードできるようにしています。ユーザーはダウンロードしたデータを必要に応じてコピーまたはバックアップしたり、別のサービスに移動したりできます。

Google アカウントに保存したデータは常に自分で管理できます。詳しくは、データをダウンロードする方法をご覧ください。

ユーザーが仕事用アカウントまたは学校用アカウントを使用している場合、その所属先の組織は、ユーザーのデータをダウンロードしたり、ユーザーによるデータのダウンロードを制限したりできます。組織のデータを書き出すをご覧ください。

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