不承認となった呼び出しを含むクリエイティブの問題を Chrome デベロッパーツールで調べる

このガイドでは、次のような呼び出しを含むネットワークリクエストが原因でクリエイティブが不承認となったケースについて、問題解決の方法をご紹介します。

不承認となった呼び出しを特定する

特定する手順はクリエイティブタイプによって異なります。詳しくは下記をご覧ください。

不正なソフトウェアと無効な第四者呼び出しの場合: REST API を使用してクリエイティブの詳細を取得し、不承認のフラグが付けられたドメインを確認します。
SSL の場合: [広告] セクションで不承認となった呼び出しを確認します。
無効な第四者呼び出しまたは無効な動画ベンダーの場合: REST API を使用してクリエイティブの詳細を取得し、不承認のフラグが付けられたドメインを確認します。

[広告] セクションでクリエイティブを開き、VAST タグ URL をコピーします。
VAST タグ URL をブラウザウィンドウに貼り付けて、不承認となった呼び出しと一致するかどうかを確認します。
無効とされた呼び出しに覚えがない場合は、VAST ファイルで読み込まれる別のリソースからの呼び出しでないか確認します。Chrome でネットワークリクエストを確認する方法について

SSL の場合: SSL 非対応の呼び出しをすべて削除するか、SSL 対応にします。
不正なソフトウェアと Flash の場合: すべての呼び出しを削除する必要があります。
無効な第四者呼び出し: 無効なベンダーからの呼び出しを削除するか、アカウント担当者と協力して技術の認定を受けます。現在のところ、Google では既存の広告技術プロバイダの技術のみ追加の認定を行っています。
場合によっては、許可されない呼び出しが行われないように、ベンダーの技術を修正する必要があります。
Chrome でネットワークリクエストを確認して、不承認となった呼び出しを見つけます。
Chrome DevTools を使用する方法を確認します。

Chrome でクリエイティブを開きます。
ブラウザウィンドウの右上にある Chrome メニュー をクリックし、[その他のツール] [デベロッパーツール] をクリックします。
デベロッパーツールのパネルが開いたら、上部のメニューで [Network] をクリックします。
フィルタをクリックして、フィルタボックスを開きます。
フィルタボックスに、認定バイヤーのシステムで不承認となった呼び出しのドメイン名を入力します。
不承認となった呼び出しに一致するネットワークリクエストがある場合は、フィルタボックスの下にそのリクエストが表示されます。注: パネルに表示される各リクエストには、URL の最後の部分が名前として表示されます。各呼び出しの名前をクリックするかカーソルを合わせると、URL 全体が表示されます。また、リクエストをダブルクリックすると、その URL がブラウザの新しいタブで開かれます。
不承認となった呼び出しに一致するネットワークリクエストがない場合は、認定バイヤーでクリエイティブを承認に向けて再送信します。これは、該当の呼び出しが第三者アセットによって行われなくなった可能性があるためです。

REST API には、プログラムまたはブラウザを使用してアクセスできます。

プログラムを使用して REST API にアクセスするには、REST API にアクセスするアプリケーションを構築する必要があります。詳しくは、プログラムを使用して REST API にアクセスする方法をご覧ください。

ブラウザを使用して REST API にアクセスするには:

認定バイヤーにログインします。
該当の REST API リファレンスに移動します。
右側の [試してみる] をクリックします。
パラメータを入力し、[実行] をクリックします。
- 成功した場合は、「200」のレスポンスと取得可能なすべての情報が返されます。
- パラメータを指定しない場合、アクセス権があるアカウントの全クリエイティブの情報が返されます。

不承認となったクリエイティブについては、dealsStatusFilter フィルタと openAuctionStatusFilter フィルタでクリエイティブのステータスを確認してください。

改善できる点がありましたらお聞かせください。