Android は、アプリを使用するユーザーの安全を確保し、プライバシーを保護することに取り組んでいます。新しい機能を利用して、個人情報を保護し、広告主が掲載広告をどのように選ぶかを細かく管理できるようになりました。新しい広告のプライバシー機能は Android の設定で管理できます。
Android はユーザーが使用するアプリに基づいて興味 / 関心のあるトピックを記録します。また、アプリもユーザーの興味 / 関心に関する情報を Android に保存できます。後で使用したアプリは、より関連性の高い広告を表示するため、広告のトピックや、以前使用したアプリによって提案された広告を求めることができます。広告のパフォーマンスを測定するために、アプリやサイト間で限られた種類のデータが共有されることもあります。
これらの機能はプライバシー設定でいつでもオプトアウトできます。アプリにパーソナライズド広告が表示されるかどうかは、これらの設定のほか、広告 ID の設定、使用しているアプリのポリシーによって決まります。
広告のプライバシー機能をオンまたはオフにする
重要: この機能はいつでもオンまたはオフにできます。広告のプライバシー設定に移動する手順は次のとおりです。
- Android スマートフォンで設定
を開きます。
- [セキュリティとプライバシー]
[プライバシーの詳細設定]
を開きます。
[プライバシーの詳細設定] ユーザーの広告エクスペリエンスをパーソナライズするために、Android は、ユーザーがデバイスで使用しているアプリに基づいて興味 / 関心に関するトピックを記録します。Android がユーザーにトピックを割り当てると、広告エクスペリエンスをパーソナライズするためにトピックを共有するよう、他のアプリが Android に求めることがあります。アプリと共有したくないトピックは削除することもできます。
Android がアプリと共有するトピックは一度に 3 つまでです。ユーザーがトピックを削除した場合、Android はそのトピックを再び共有することはありませんが、そのトピックに関連する広告は引き続き表示されることがあります。
ユーザーのプライバシー保護を強化するため、Android は 4 週間後に広告のトピックを削除します。Android でトピックを削除する手順は次のとおりです。
- Android デバイスで設定
- [セキュリティとプライバシー]
- [広告]
- [広告のトピック] で、ブロックするトピックを選択します。
- [OK] をタップします。
注: この機能を ON にすることもできますが、この機能が全面的に利用可能になって各種アプリで使用されるようになるまでは、トピックの一覧は表示されません。
広告エクスペリエンスをパーソナライズするために、使用しているアプリが、ユーザーの興味 / 関心に関する広告の候補を提案し、保存することがあります。デバイスで他のアプリを使用し続けると、これらの候補に基づく広告が表示されることがあります。
アプリが広告を提案しないようにしたい場合は、そのアプリをブロックできます。ブロックすると、関連する広告の候補のデータは削除されます。ブロックされたアプリは、Android に広告の候補を保存しなくなりますが、それらのアプリに関連する広告は引き続き表示されることがあります。
ユーザーのプライバシー保護を強化するため、Android は定期的に広告の候補を削除します。広告を提案しないようアプリをブロックする手順は次のとおりです。
- Android デバイスで設定
- [セキュリティとプライバシー]
- [広告]
- ブロックする広告を選択します。
注: この機能を ON にすることもできますが、この機能が全面的に利用可能になって各種アプリで使用されるようになるまでは、トピックの一覧は表示されません。
使用しているアプリは、広告のパフォーマンスを測定するために、広告が表示された時間帯など、限られた種類のデータを共有することがあります。
広告の測定をオンまたはオフにする手順は次のとおりです。
- Android デバイスで設定
- [セキュリティとプライバシー]
- [広告]
- [広告の測定を許可] をオンまたはオフにします。