[コンバージョンまでの所要期間] レポートを使用して、各コンバージョン経路における、コンバージョン達成までの日数を確認できます。これにより、オンラインの販売サイクルの長さを把握できます。
この記事の内容:レポートの使用方法
レポートにアクセスする
- https://analytics.google.com/analytics/attribution でアトリビューション プロジェクトにログインします。
- [探索] > [コンバージョンまでの所要期間] に移動します。
期間とコンバージョンの種類を選択する
まず、レポートの上部にある日付選択ツールのプルダウン メニューから期間を選択します。次に、プルダウン メニューから 1 つ以上のコンバージョンの種類を選択します。デフォルトでは、すべてのコンバージョンの種類が選択されています。
コンバージョン モデルを選択する
グラフの上部にあるプルダウン メニューから、コンバージョン クレジットの計算に使用するアトリビューション モデルを、[データドリブン]、[ファースト クリック]、[ラストクリック]、[線形]、[接点ベース]、[減衰] から選択します(アナリティクスや Google 広告の「期間」レポートに似たレポートを表示するには、ファースト クリックのアトリビューション モデルを選択します)。
データビューをカスタマイズする
レポートに表示する内容を変更するには、[レポートを編集] をクリックします。[レポート設定] パネルで、データの表示方法を次のいずれかから選択できます。
- 累計: コンバージョンに至るまでの各日には、前日までのコンバージョンと収益のデータも含まれます。
- 非累計: コンバージョンに至るまでの各日には、その日のコンバージョンと収益のデータのみが含まれます。
デフォルトでは、累計データがレポートに表示されます。
エクスポート
ダウンロード アイコン (日付選択ツールの下)をクリックして、現在表に表示されているデータを含む CSV ファイルをダウンロードします。
データを把握する
[コンバージョンまでの所要期間] レポートでは、広告がコンバージョンや収益につながった所要期間と効果性がわかります。1 日限定セールやイベントの申し込みなど、ユーザー行動をすぐに促したい広告の場合は、所要期間が比較的短い(コンバージョンにかかる日数が短い)ことが望まれます。ブランドの認知度を確立するキャンペーンを実施している場合は、所要期間が長めの方が適切と考えられます。この情報は、キャンペーンで想定どおりの効果が出ているかどうかを判断したり、どのルックバック ウィンドウがビジネスに最適かを決めたりする材料となります。
レポートの一番上の行には、選択したコンバージョンの種類の掲載結果について次の概要が表示されます。
- ユーザーがコンバージョンを達成するまでに要した平均日数
- コンバージョンの合計数
- 合計収益
レポートは、コンバージョンに至るまでの日数で並べ替えられます。コンバージョンに至るまでの各日には、次が表示されます。
- コンバージョン数、およびコンバージョンの合計数に対する割合
- 収益、および合計収益に対する割合
- コンバージョンの合計数に対する割合と合計収益に対する割合を示した棒グラフ