セグメントとフィルタではデータの視覚化を利用し、特定の基準に従ってデータのサブセットを解釈できるようにしています。
- フィルタは、条件付きのデータセットを表示するためのデータ探索に使用され、現在のデータ探索に適用されます。
- セグメントは、設定したユーザーのグループ、セッションのグループ、またはイベントのグループで、現在のデータ探索の中であればどのタブでも使用できます。
セグメントを比較する
データ探索でセグメントを特定のデータと比較するには、セグメントを [変数] パネルから [セグメントの比較] の [タブの設定] パネルにドラッグします。
[タブの設定] には複数のセグメントを追加できます。複数のセグメントの相互関係をビジュアル表示するには、「セグメントの重複」手法を使用します。
データからセグメントを作成する
データ探索によって、追跡したいユーザー、セッション、またはイベントのコホートが表示された場合、そのコホートをセグメントまたはオーディエンスとして保存できます。
- キャンバスでデータを右クリックします。
- ポップアップ メニューで、[選択項目からセグメントを作成] をクリックします。ナビゲーション(横)で、このセグメントを使用してオーディエンスを作成できます。
- 必要に応じて、セグメントにカスタム名を付け、[保存] をクリックします。
新しいセグメントが [セグメント] の [変数] パネルに表示されます。新しいセグメントは、現在と今後のデータ探索の [セグメントの比較] セクションにドラッグできます。詳しくは、セグメントの作成に関する記事をご覧ください。
フィルタを作成する
- [タブ設定] パネル下部の [フィルタ] セクションで、[ディメンションや指標をドロップするか選択してください] チェックボックスをオンにして、ポップアップ表示されるリストから指標またはディメンションを選択します。ディメンションと指標を、[変数] パネルからボックスにドラッグすることもできます。
- 選択項目の下に表示されるリストから、条件を使用してデータをフィルタする方法を選択します。手順 1 で選択したディメンションまたは指標によって、使用可能なフィルタ オプションは異なります。
- フィルタで評価する条件を入力します。この条件では大文字と小文字が区別されます。
- [適用] をクリックします。
フィルタは 10 個まで追加できます。フィルタを複数作成すると、すべてのフィルタの条件を満たした場合のみ結果が返されます。
ユーザー単位のデータを参照する
ユーザーデータ探索レポートでは、集計値ではなく、個々のユーザーの行動を分析できます。データ探索のデータポイントを構成する、ユーザー単位のデータを表示するレポートです。
- キャンバスでデータを右クリックします。
- ポップアップ メニューで [ユーザーを表示] をクリックします。
- そのデータポイントに該当するユーザーが含まれるユーザーデータ探索レポートが開きます。
詳しくは、ユーザーデータ探索レポートをご覧ください。