Reports

[GA4] リアルタイム レポート

ウェブサイトやアプリでのアクティビティをリアルタイムで確認する

リアルタイム レポートでは、ウェブサイトまたはアプリで発生したアクティビティをリアルタイムでモニタリングできます。以下の情報がカード形式で表示され、ユーザーがコンバージョン プロセスに入るルートや、プロセスに入った後の行動を把握できるようになっています。

  • 過去 5 分間と 30 分間のアクティブ ユーザー数(分単位)
  • 最初のユーザーの参照元、メディア、参照元プラットフォーム、キャンペーンごとのアクティブ ユーザー数の内訳: ユーザーはどこから流入しているか
  • オーディエンスごとのアクティブ ユーザー数または新規ユーザー数: ユーザーはどんな人たちなのか
  • ページタイトルまたはスクリーン名ごとの視聴回数: どんなコンテンツを視聴しているか
  • イベント名ごとのイベント発生数: どんなイベントを発生させているか
  • イベント名ごとのキーイベント数: どんなキーイベントを達成しているか
  • ユーザー プロパティごとのアクティブ ユーザー数: どんなユーザー プロパティにユーザーが分類されているか

アナリティクスでは、リアルタイム レポートにユーザー スコープのディメンションと指標が表示されます。つまり、リアルタイム レポートに表示されるディメンションと指標は、ユーザーを最初に獲得した方法に関するものです。

注: リアルタイム レポートのカードに表示される行は最大 700 行で、一部のデータは「(other)」に分類されることがあります。「(other)」行の詳細

レポートを表示する

  1. Google アナリティクスにログインします。
  2. 左側のメニューから [レポート] レポート を選択します。
  3. [リアルタイム] をクリックします。
注: レポートが見つからない場合は、削除されているか、デフォルトのビューに含まれていない可能性があります。編集者(およびそれ以上の権限を持つユーザー)は、左側のナビゲーションに追加し直すことができます。詳しくは、レポートの追加方法をご覧ください。

リアルタイムの用途

リアルタイムでは、新しいキャンペーンやサイトの変更がトラフィックにもたらした効果を瞬時に、また継続的に確認できます。

  • 1 日限りのプロモーションでサイトやアプリにトラフィックが誘導されているかどうかを確認する
  • ブログやソーシャル ネットワークでの投稿やツイートがトラフィックに瞬時に与える効果をモニタリングする
  • サイトの新しいコンテンツや変更したコンテンツがトラフィックに影響を与えているかどうかをモニタリングする
  • サイトやアプリで測定コードが適切に機能していることを確認する

比較

比較を適用すると、データのサブセット同士を比較することができます。たとえば 18~24 歳のユーザーと全年齢層のユーザーを比較したり、2 つのキャンペーンを比較したりすることが可能です。

カスタム比較を作成するには、 をクリックします。

地図内のバブルをクリックすると、その都市のユーザーとすべてのユーザーとの比較を作成できます。

ユーザー スナップショット

レポート最上部にある [ユーザー スナップショットを表示] をクリックすると、1 人のユーザーのデータをスナップショット表示できます。

スナップショットには、ユーザーの使用デバイス、アプリのバージョン、所在地域のほか、ユーザーが発生させた主なイベント、関連するユーザー プロパティといった情報が含まれます。

レポート最上部にある最初のカードの矢印をクリックすると、別のユーザーのスナップショットに表示を切り替えることができます。

留意点

ユーザーの処理

リアルタイム レポートでは、以下の項目を確認できます。

  • [過去 5 分間のアクティブ ユーザー数]: 過去 5 分間にサイトやアプリを利用したすべてのユーザーが表示されます。
  • [過去 30 分間のアクティブ ユーザー数]: 過去 30 分間にサイトやアプリを利用したすべてのユーザーが表示されます。
  • [新規ユーザー]: サイトやアプリを初めて利用したユーザーが表示されます。
  • [アクティブ ユーザー]: アナリティクスで処理されたことのあるリピーターが表示されます。

新規ユーザーと処理されたことのないリピーターは、「アクティブ ユーザー」の人数から除外されます。

ユーザー獲得の処理

リアルタイム レポートでは、ユーザー獲得データの処理が制限されています。[最初のユーザーの参照元ごとのアクティブ ユーザー数] カードには、既存ユーザーに関する情報のみが表示されます(通常のレポートですでに処理が完了しているユーザーなど)。

つまり、ユーザーが新規である場合、または通常のバッチ処理が完了していない場合、そのユーザーは [最初のユーザーの参照元ごとのアクティブ ユーザー数] カードには表示されません。これは、[最初のユーザーの参照元] または [ユーザーの最初のメディア] に関する情報がまだないためです。

アプリデータ

バッテリー消費を抑制するため、アプリデータはまとめて一括送信されるので、データ表示が遅れる場合があります。一般的に一括送信は数分単位で行われます。

データなし

リアルタイム レポートにデータが何も表示されない場合は、アクティブ ユーザーがいない可能性があります。

アトリビューション データ

DebugView レポートと同様に、リアルタイム レポートではレスポンシブなレポートが作成されるようにアトリビューション分析は限定的に行われます。アトリビューションに関する正確な情報については、集客レポートを参照することをおすすめします。

リアルタイム レポートと DebugView レポートの比較

リアルタイム レポートと DebugView レポートの主な違いは、次の表のとおりです。

リアルタイム レポート DebugView レポート
過去 30 分間のユーザーのアクティビティを表示 過去 30 分よりも長い期間のユーザーのアクティビティを表示(デバッグモードがオンの場合)
ウェブデータ ストリームとアプリデータ ストリームの両方に対応 ウェブデータ ストリームとアプリデータ ストリームの両方に対応
比較を作成して、個々のストリームのデータを参照できる [デバッグに使用するデバイス] を選択して、特定のデバイスのデータを参照できる
[ユーザー スナップショットを表示] 機能で、ランダムに選ばれた個別ユーザーのデータを参照できる なし
その Google アナリティクス 4 プロパティにアクセス権を持つユーザー全員がデータを参照できる 通常はウェブやアプリの開発者が使用する

関連資料

Google アナリティクス Reporting API を使ったリアルタイム レポートの作成

Realtime Reporting API メソッドを通して利用できるディメンションと指標

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