Reports

[GA4] レポートに比較を適用する

レポートでさまざまなデータセットを比較します

比較を使用すると、データのサブセットを並べて評価できます。たとえば、Android デバイスと iOS デバイスのそれぞれから生成されたデータを比較できます。

仕組み

比較を作成するには、ディメンションとディメンション値に基づく条件を使用します。次に例を示します。

ディメンション ディメンション値の例
ストリーム <ストリーム ID>
プラットフォーム Android、iOS、ウェブ
アルゼンチン、ドイツ、日本
オーディエンス 定義したオーディエンス
 

1 つの条件で複数の値を使用する場合は、OR 論理演算で評価されます。たとえば、「プラットフォーム = Android OR iOS」、「国 = アルゼンチン OR 日本」となります。

1 つの比較で複数の条件を使用する場合は、AND 論理演算で評価されます。たとえば、「(プラットフォーム = Android OR iOS)AND(国 = アルゼンチン OR 日本)」となります。

比較をレポートに適用する

比較するデータセットごとに個別の比較を作成できます。たとえば、アプリのデータとウェブのデータを比較するには、Android と iOS のデータ用の比較と、ウェブデータ用の比較を個別に作成することが可能です。

  1. レポートの右上にある をクリックします。
  2. 保存済みの比較を選択するか、右上の [+ 新規作成] をクリックして比較を作成します。
    ヒント: 必要とされることの多いユースケース向けに、Google アナリティクスのプロパティには、事前構築された保存済みの比較が含まれています。これには、ノーリファラー、オーガニック トラフィック、ウェブ トラフィック、モバイル トラフィック用の比較が含まれます。
  3. 比較を作成する手順は以下のとおりです。
    1. [ディメンション] プルダウンでディメンションを選択します。リストには、ディメンション値を持つディメンションのみが表示されます。レポートの他のディメンションと互換性がないディメンションは、グレー表示されます。
    2. [マッチタイプ] で、以下のいずれかのマッチタイプを選択します。
      • 完全一致(例:「完全一致」と「完全一致しない」)を使用すると、特定のディメンション値と完全に一致するデータまたは完全に一致しないデータを比較できます。
      • 部分一致(例: 「次を含む」と「次を含まない」)を使用すると、ディメンション値をより柔軟に比較できます。部分一致キーワードでは大文字と小文字が区別されます。
    3. ディメンション値を 1 つ以上指定します。
    4. (省略可)[+ 新しい条件を追加] をクリックして、最大 4 つの条件を作成します。
  4. [適用] をクリックします。

データは比較ごとに色分けされて表示されます。

比較を保存する

Experiment icon for Gradual feature rollout  機能の段階的な展開: 現在のところ、この機能は一部の Google アナリティクス プロパティではご利用いただけません。

保存済みの比較を使用すると、プロパティにアクセスできるユーザー全員が、気になるユーザーベースを比較できます。なお、これらのユーザーベースを分析するたびに比較を再作成する必要はありません。

  1. [管理] の [データの表示] で、[比較] をクリックします。
    前のリンクをクリックすると、最後にアクセスしたアナリティクス プロパティが開きます。プロパティ セレクタでプロパティを変更できます。比較を保存するには、(プロパティ単位): 次の操作を行うには、編集者以上の権限が必要です。
  2. 右上の [新しい比較] をクリックします。
    : Google アナリティクス 4 プロパティごとに、最大 200 個の比較を保存できます。[割り当て情報] をクリックすると、これまでに保存した比較の数が表示されます。
  3. [ディメンション] プルダウンでディメンションを選択します。リストには、ディメンション値を持つディメンションのみが表示されます。レポートの他のディメンションと互換性がないディメンションは、グレー表示されます。
  4. [マッチタイプ] で、以下のいずれかのマッチタイプを選択します。
    • 完全一致(例:「完全一致」と「完全一致しない」)を使用すると、特定のディメンション値と完全に一致するデータまたは完全に一致しないデータを比較できます。
    • 部分一致(例: 「次を含む」と「次を含まない」)を使用すると、ディメンション値をより柔軟に比較できます。部分一致キーワードでは大文字と小文字が区別されます。
  5. ディメンション値を 1 つ以上指定します。
  6. (省略可)[+ 新しい条件を追加] をクリックして、最大 4 つの条件を作成します。
  7. [保存] をクリックします。
  8. 保存済みの比較の名前と説明を入力し、[確認] をクリックします。

比較を保存した後、[管理] の [比較] ページで、保存済みの比較の編集、複製、削除を行うことができます。プロパティへのアクセス権を持つユーザー全員が、比較をレポートに適用できます。

比較をオンまたはオフにする

比較の定義はレポートの上部に表示されます。比較を適用したあるレポートページから別のレポートページに移動すると、新しいページでは [すべてのユーザー] を除くすべての比較の選択が解除されます。レポートに移動すると、デフォルトで [すべてのユーザー] のデータが表示されます。[すべてのユーザー] の横にある 記号をクリックすると、以前に適用した比較がすべてオンになります。

比較を解除するには、定義の右側にある [X] をクリックします。

Google アナリティクスのトップメニューから比較を削除

高度な比較

一連のユーザー操作などの複雑な条件に基づいてデータを比較するには、まず複雑な条件で定義したオーディエンスを設定する必要があります。このオーディエンスを作成したら、そのオーディエンスを条件として使用する比較を保存します。

なお、この方法では詳細な条件に基づく比較が可能になりますが、オーディエンスの作成時点以降に収集されたデータにのみ比較が適用されます。

制限事項

レポートで条件を使用できない場合は(レポートに含まれていないディメンションがある場合など)、その比較について空白のカードが表示されます。この場合は、その条件に対して他のディメンションを指定するか、条件を削除します。リアルタイム レポートでは、空白のカードが表示される可能性が高くなります。

すべてのディメンション値が使用できるとは限りません。ディメンションによっては、除外できない場合もあれば、設定が原因で利用できない場合もあります。

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