Google アナリティクスの新機能

この記事では、Google アナリティクスの今年の最新リリースに関する情報を紹介します。過去のリリースについては、最新情報のアーカイブをご覧ください。

リリース

2025 年 8 月 25 日

利用可能な e コマースデータの追加とユーザビリティの向上

利用可能な e コマースデータ(アイテム スコープのディメンションと指標)が追加され、ユーザビリティが向上しました。

利用可能となった e コマースデータ:

  • レポートのセカンダリ ディメンション、フィルタ、比較、カスタマイズで、e コマースのディメンション(デフォルトとカスタム)を使用できるようになりました。
  • e コマースの指標(デフォルトとカスタム)をレポートのカスタマイズで使用できるようになりました。

e コマース データのユーザビリティ: 

  • レポートにイベント スコープの指標が含まれていない限り、レポートのフィルタと比較で、e コマース ディメンションに対してすべてのマッチタイプがサポートされるようになりました(イベント スコープの指標が含まれている場合は、e コマース ディメンションには引き続き完全一致のみ使用できます)。

2025 年 8 月 6 日

コンバージョン データの完全性の向上

Google アナリティクスをご利用のお客様で、2 つ以上の Google 広告アカウントがプロパティにリンクされており、Google 広告と共有しているウェブ コンバージョンに対して有料チャネルとオーガニック チャネルの貢献度を割り当てるよう設定している場合、コンバージョンの過小報告を防ぐため、コンバージョン データの品質を強化いたしました。Google 広告のレポートと入札には影響はなく、対象となるお客様による対応は必要ありません。

2025 年 7 月 21 日

Reddit Ads から費用データをインポートする

Google アナリティクスとのシームレスな統合により、Reddit から費用データをインポートできるようになりました。これにより、広告主様は Google アナリティクスで Reddit の費用データを自動的にトラッキングできるようになります。詳しくは、Reddit Ads から費用データをインポートするをご覧ください。

見込み顧客の発掘を重視するお客様向けのデフォルトのレポートとオーディエンスの候補

見込み顧客の発掘を目標とするお客様向けに、新しいレポートとオーディエンスの候補をリリースします。

新しいレポートでは、見込み顧客の発掘の取り組みの成果を評価するために必要なビジネス上の重要な分析情報を把握できるため、今後の見込み顧客のコンバージョン率を高めることができます。新しいレポートは次のとおりです。

  • 見込み顧客の獲得: 見込み顧客の獲得レポートには、見込み顧客(「リード」とも呼ばれる)がウェブサイトまたはアプリに初めてアクセスしたときのデータが表示されます。このレポートはユーザー スコープであり、主にユーザー属性に焦点を当てています。
  • 見込み顧客の不適格処置と逸失: 見込み顧客の不適格処置と逸失のレポートには、見込み顧客が、有望な見込み顧客およびコンバージョンに至った見込み顧客になるまでのプロセスに進まなかった理由が示されます。

8 つの新しい見込み顧客の発掘オーディエンス テンプレートを使用すると見込み顧客の発掘ファネルの各ステージのユーザーを分離できるため、ユーザーをさまざまな広告プロダクトにエクスポートしてターゲットに設定できます。以下に例を示します。

  • 有望な見込み顧客のオーディエンスを作成して、これらの見込み顧客にリーチし、コンバージョンを促す
  • コンバージョンに至った見込み顧客のオーディエンスを作成して、顧客開拓キャンペーンとリマーケティング キャンペーンから既存の顧客を除外する
  • 広告で利用する新規見込み顧客のオーディエンスを作成し、見込み顧客を育成してコンバージョンに導く

新しいレポートとオーディエンスにデータを入力するには、適切なイベント名を使用して、推奨される Google アナリティクスの見込み顧客発掘イベント スキーマを実装します。これらのイベントは、イベントデータのインポートまたは Measurement Protocol を使用してインポートできます。Measurement Protocol のデベロッパー向けドキュメントを参照し、見込み顧客の発掘イベントのインポート用 CSV テンプレートをダウンロードしてください。

2025 年 7 月 14 日

商品データのインポートの強化

商品データのインポートで、アイテム スコープのカスタム ディメンションを Google アナリティクスにインポートできるようになりました。これにより、商品アイテム ID を必要とせずに商品データをインポートできるため、大規模な商品カタログを利用するユーザーにとって特にメリットがあります。詳しくは、商品データのインポートをご覧ください。

2025 年 7 月 1 日

アナリスト以上の権限で、メモの操作が可能

Google アナリティクスのアナリスト以上の権限を持つユーザーは、メモの作成、編集、削除ができるようになりました。

2025 年 6 月 24 日

費用データのインポート: データソースの拡大(ベータ版)

費用データのインポートのオープンベータ版で、サポートされるデータソースが追加されました。この機能強化により、次のような複数のソースから費用データをインポートできるようになりました。

  • Google スプレッドシート
  • Amazon Redshift
  • Amazon S3
  • BigQuery
  • Google Cloud Storage
  • HTTPS
  • MySQL
  • PostgreSQL
  • Snowflake

データ設定を完了し、費用データを Google アナリティクスにインポートすると、さまざまな広告活動のパフォーマンス データを比較できます。このデータは、[集客] > [Google 広告以外の費用] レポートと、[広告] ワークスペースの [プランニング] > [すべてのチャネル] レポートで確認できます。


データソースとの接続の詳細

2025 年 6 月 12 日

「見込み顧客の発掘」のビジネス目標で自動設定されるキーイベント

見込み顧客の発掘のビジネス目標が選択されている場合、有望な見込み顧客とコンバージョンに至った見込み顧客のイベントがキーイベントとして自動的に設定されるようになりました。これにより、お客様は見込み顧客の発掘の測定に関して推奨されるベスト プラクティスを実施できます。設定が完了しても、お客様はこれらのイベントのデータを収集する必要があります。お客様はいつでもキーイベントの設定を無効にできます。

2025 年 6 月 6 日

タグ診断が強化された Google アナリティクスの同意設定ハブ

Google タグ診断が Google アナリティクスの同意設定ハブと統合されました。このアップデートにより、同意設定ハブが強化され、エンドユーザーの同意に関する診断ツールの機能が向上します。ウェブサイトの所有者は、同意とデータ収集に関連するエラーを簡単に検出して修正できるようになります。

2025 年 6 月 2 日

Google アナリティクス 360 プロパティでのカスタム ディメンションとカスタム指標の同期

Google アナリティクス 360 のユーザーは、新しいプロパティ同期機能を使用して、参照元プロパティとサブプロパティ間で一貫した設定を維持できるようになりました。この機能を使用すると、参照元プロパティのすべてのカスタム ディメンションとカスタム指標をサブプロパティに同期できます。参照元プロパティのカスタム ディメンションとカスタム指標に加えられた変更は、同期されたサブプロパティに反映されます。

カスタム ディメンションとカスタム指標の同期は、新規作成されたサブプロパティ、または現在カスタム ディメンションやカスタム指標が設定されていない既存のサブプロパティで利用できます。これにより、現在の設定への影響を最小限に抑えることができます。

プロパティの同期の詳細

2025 年 4 月 24 日

レポートのスナップショットのテンプレート

レポートのスナップショットでテンプレート([ユーザー行動]、[売上と収益]、[マーケティングのパフォーマンス])がサポートされるようになり、ユーザーはデータの概要をすばやく把握できるようになりました。また、カード ライブラリも更新され、カードが見つけやすくなりました。

集計 ID

Google アナリティクスのアトリビューションで集計 ID が使用されるようになります。Google アナリティクスのレポートで、Google 広告の有料トラフィックへのアトリビューションがより正確に表示されるようになります。

集計 ID の詳細

2025 年 4 月 7 日

「探索」のフィルタに追加されたマッチタイプ

「探索」で、アイテム スコープのディメンションのすべてのマッチタイプがサポートされるようになりました。また、「探索」の「オーディエンス」ディメンションでも、利用できるマッチタイプが追加されました。

2025 年 4 月 2 日

生成された分析情報を活用して、情報に基づいた意思決定をより迅速に行えるようになります。

生成された分析情報は、Google アナリティクスの詳細レポート内に直接表示されるようになりました。これにより、データの変動を概要を、わかりやすく簡潔な言葉で確認できるようになりました。たとえば、特定の期間に「購入」イベントが急上昇したとします。Google AI エンジンはディメンションと指標の膨大な組み合わせを確認し、点と点を積極的につなげて、これらの上昇を引き起こした要因を突き止めます。それらの分析情報は、まるで同僚が重要ポイントを要約したかのような、わかりやすい自然な文章で記述されます。

詳しくは、生成された分析情報をご覧ください。

特定のユーザー属性に起因する 4 月 10 日の「購入」イベントの急増(2 倍)を説明するインサイト カードを表示した Google アナリティクスの [イベント] 管理画面。このカードには、[主な要因を表示] ボタンと [e コマース購入レポートを表示] リンクが含まれます。

2025 年 3 月 31 日

data not available

Google アナリティクスのレポートで新しい値「(data not available)」を使用できるようになりました。この値は、Google アナリティクスでトラフィック ソースのディメンション「参照元」と「メディア」のデータが利用できない場合に表示されます。これにより、ノーリファラー チャネルのデータがクロスネットワークに正確に関連付けられるようになります。また、トラフィック ソース ディメンションの値が「(not set)」から「(data not available)」変わる場合があります。「(data not available)」の値の割合が高くなると、レポートに警告アイコンが表示されます。

「(data not available)」という値についての詳細

2025 年 3 月 20 日

アノテーション

Google アナリティクスの概要レポートと詳細レポート、[広告] セクションの折れ線グラフでメモがサポートされるようになりました。これらのメモは、Google アナリティクスまたは Admin API で追加できます。

メモについての詳細

2025 年 3 月 12 日

Google アナリティクスのレポートの表の割合値

[レポート] モジュールと [広告] モジュールのすべての詳細レポートの各行に割合が追加され、合計値と比較した各行の重要度をより正確に把握できるようになりした。

「セッション開始の欠落」通知

レポートで session_start イベントが欠落している割合が高い場合は、アイコンが表示され、詳細情報を確認できます。アイコンを操作すると、検出された問題とその原因が説明され、今後の問題の解決方法などの詳細情報へのリンクが表示されます。

「(not set) の高比率」通知

レポートに「(not set)」値の割合が多い場合は、アイコンが表示され、詳細情報を確認できます。アイコンを操作すると、検出された問題とその原因が説明され、今後の問題の解決方法などの詳細情報へのリンクが表示されます。

2025 年 2 月 3 日

費用データのインポートの必須フィールドの更新

Google アナリティクスのデータ インポートを使用して費用データをインポートする方法が簡素化されました。費用データをインポートする際に、Google アナリティクスで結合に使用する必須フィールドが 3 つ(参照元、メディア、日付)になりました。

費用データに関連付けられている campaign_name と campaign_id は必須フィールドではなくなりますが、必要に応じてキーフィールドとして含めることができます。利用可能な場合は、これらのフィールドをインポートすることを強くおすすめします。これにより、よりきめの細かいレポートを作成できます。campaign_name や campaign_id なしで費用データがインポートされた場合、これらのディメンションがリクエストされると、費用データは集計されてレポートされます。

費用データのインポートの詳細

2025 年 1 月 21 日

プロパティ間でレポートとデータ探索をコピーする

カスタム詳細レポートまたはデータ探索の設定をプロパティ間でコピーできるようになりました。これにより、プロパティ間での設定の違いを防ぎ、レポートやデータ探索の作成にかかる時間を短縮して、データの分析とインサイトの取得に注力できます。

レポートとデータ探索のコピーの詳細

GA4 でレポートをプロパティ間でコピーする手順を示すアニメーション

2025 年 1 月 13 日

同意設定ハブ

Google アナリティクスの管理画面の一元化されたハブで、同意設定についての情報を確認し、管理できるようになりました。このハブでは、アナリティクスで同意シグナルがどのように使用されているかを確認したり、プロパティのストリーム全体で同意シグナルの収集ステータスを確認したりできます。また、同意関連の診断を確認して対処することもできます。[管理] の [データの収集と修正] で [同意設定] をクリックします。

同意設定の詳細

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