ゴールフロー レポートには、目標到達プロセスに沿ってコンバージョンへと移動するトラフィックの経路が表示されます。このレポートを使用すると、ユーザーが期待通りの経路でコンテンツにアクセスしているかどうか、高い離脱率や予期しない逆戻りなどの問題がないかを確認できます。
この記事の内容:ゴールフロー レポートの使用要件
ゴールフロー レポートを使用するには、事前に目標を設定しておいてください。また、目標と目標到達プロセスを組み合わせると、より詳細な情報を得ることができます。
ゴールフロー レポートの表示
ゴールフロー レポートを表示する手順は次のとおりです。
- Google アナリティクスにログインします。
- 目的のビューに移動します。
- [レポート] を開きます。
- [コンバージョン] > [目標] > [ゴールフロー] を選択します。
ゴールフロー レポートを活用するメリット
ゴールフロー レポートを使用すると、次のような疑問点を確認できます。
- ユーザーがどこから目標到達プロセスに入っているか。最初のステップからか、それとも途中から入ってくるのか。
- 目標到達プロセスの途中にユーザーが多数離脱するステップがあるか。
- トラフィックが引き返す場所があるか。
- 他のセグメントと動きが異なるセグメントがあるか。そのセグメントのコンバージョンは増えているか減っているか。
特定のステップでトラフィック セグメントが期待通りの動きをしない場合は、そのコンテンツを調査します。正確に表示されていない要素があるかもしれません。ユーザー側から見た操作性が、目標到達プロセスを設定したときに期待したものとは異なる可能性もあります。コンテンツを評価して必要な修正を加えたら、数週間後にゴールフロー レポートを表示して、その特定の目標のコンバージョン率が改善されているかどうかを確認してください。
ゴールフロー レポートの制限事項
目標データは、通常のアナリティクス データとは異なる方法で処理されます。非標準のデータ処理を伴う機能をご覧ください。
次のステップ
目標を 1 つ以上設定し、ある程度のデータを収集できたら、ゴールフロー レポートにアクセスして結果を確認します。レポートの設定方法と各種視覚化オプションの使い方については、フローレポートの使用をご覧ください。
ゴールフロー レポートの概要について理解したところで、このトピックに関する記事をご覧ください。ゴールフロー レポートを使用してコンテンツを最適化し、問題点を解決する方法が解説されています。