概要
「セッション数」ディメンションの値は、1~60 の範囲でヒストグラムで表示されます。このヒストグラムは、リピートの回数や間隔レポートに表示されます。
詳細
「セッション数」ディメンションの仕組みを理解するには、まず、アナリティクスのセッション数のカウント方法を理解する必要があります。
ユーザーが新しいセッションを開始するたびに、そのユーザーのセッション カウントが加算されます。たとえば、ユーザー A が 1 月に初めてサイトを訪問した場合、そのユーザーのセッション カウントが 1 になります。そのユーザーが 2 月に再び訪問すると、セッション カウントが 2 になり、その後も訪問のたびにカウントが増えていきます。
1 月分のリピートの回数や間隔レポートを表示すると、ユーザー A のセッションは 1 の行に含められます(1 回目の訪問に当たるセッションが指定期間内に 1 件あったため)。2 月分のリピートの回数や間隔レポートを表示すると、ユーザー A のセッションは 2 の行に含められます(2 回目の訪問に当たるセッションが指定期間内に 1 件あったため)。ユーザー A が、指定期間内に 2 つのセッションを開始する可能性もあります。その場合は、セッション数が当てはまる各行でセッションがカウントされます。
内容の理解を深めるため、ユーザー、セッション、日付の関係を下の表にまとめましたので、ご覧ください。
日付 | ユーザー | カウント数 |
---|---|---|
1 月 | ユーザー A ユーザー B |
1 2 |
2月 | ユーザー B ユーザー C |
3 1 |
3月 | ユーザー A ユーザー B ユーザー C |
2 4 2 |
2 月分のデータのユーザー数が表のとおりであれば、セッション数の分布は次のようなヒストグラムで表されます。
- セッション数 1: 1
- セッション数 2: 0
- セッション数 3: 1
同様に、3 月分のレポートでは、セッション数の分布が次のようなヒストグラムで表されます。
- セッション数 1: 0
- セッション数 2: 2
- セッション数 3: 0
- セッション数 4: 1
同様に、2 月と 3 月分のレポートでは、セッション数の分布が次のようなヒストグラムで表されます。
- セッション数 1: 1
- セッション数 2: 2
- セッション数 3: 1
- セッション数 4: 1
この場合は、総セッション数がユニーク ユーザー数を上回りますが、これはリピートの回数や間隔レポートではユニーク ユーザー数よりセッション数に焦点が当てられるためです。