[GA4] データソースについて

データソースとは、アナリティクスにアップロードしたデータを保持するコンテナで、アップロードする CSV ファイルと、既存のアナリティクス フィールドから CSV のフィールドへのマッピングで構成されます。アップロードしたデータと既存データとの結合方法は、データソースによって制御されます。データソースの設定はプロパティ単位で行います。

プロパティのデータソースを管理するには、[管理] をクリックし、[データの収集と修正] で [データ インポート] をクリックします。

データソース タイプ

データソース タイプは、インポートするデータの種類と対応します。たとえば、費用データアイテムデータユーザーデータオフライン イベント データなどのデータソース タイプが存在します。データのアップロード先として使用できるディメンションと指標(スキーマ)は、データソース タイプごとに異なります。

データソース スキーマ

データソースを作成する際はスキーマを定義します。スキーマとは、アップロードしたデータをアナリティクスの既存のイベントデータと結合するための構造です。単純なスキーマは、結合キー ディメンション(「キー」)1 つと、インポートするディメンションまたは指標(それぞれ複数可)から成ります。データをインポートする際、アナリティクスはイベントデータのキー値の中から、アップロードしたデータのキー値と一致するものを探します。一致する値が見つかると、そのキーに関連付けられているディメンションと指標の値が、既存のイベントデータに追加されます(収集済みのデータが存在する場合は、アップロードしたデータに差し替えられます)。データソースのタイプによっては、複数のディメンションでキーを定義することもできます。インポート フィールドでは、ほとんどのデータソース タイプで複数のディメンションや指標を使用できます。

結合キーは 1~3 種類のアナリティクス ディメンションによって構成されます。

キー ディメンションは、選択したデータセットのタイプによって異なります。

利用可能なキー ディメンションの一覧は、データソースのスキーマ作成ツールで、プルダウン メニュー内に表示されます。

既存のフィールドに値を追加するだけであれば、データソースは、データのアップロードに繰り返し使用できます。データソースにフィールドを追加する場合は、既存のデータソースを削除してから新しいデータソースを作成する必要があります。データソースを保存すると、アナリティクスのフィールドから CSV のフィールドへのマッピングを変更することはできなくなります。

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