通話コンバージョンのインポートについて

通話コンバージョン トラッキングは、どのタイミングで広告が通話につながっているかの把握に役立ちます。通話コンバージョンのデータを Google 広告にインポートすることで、販売成立などの価値のあるユーザー行動につながった電話問い合わせをトラッキングできます。通話コンバージョンのデータをインポートする方法については、「通話コンバージョンのデータをインポートする」をご覧ください。

Google でのデータの取り扱い方法

インポートしたデータファイルは、Google のデータ セキュリティ ポリシーに従い、コンバージョンを測定するためにのみ使用されます。データの機密性は業界最先端の保護基準で維持されます。

インポートされたデータファイルの Google での具体的な取り扱い方法は次のとおりです。

  • 限定的なデータ保持。データファイルを必要以上に長く保持することはありません。Google のポリシーに準拠していることを確認します。
  • 限定的なデータ使用。コンバージョンの測定以外の目的でデータファイルを使用することはありません。Google のポリシーに準拠していることを確認します。
  • 限定的なデータアクセス。電話番号を含むデバッグデータは、ファイルのアップロードに使用されたGoogle 広告アカウントのユーザー、および承認された Google 社員のグループのみが使用できます。アップロードおよびマッチング プロセス中に発生したエラーを特定して解決することのみを目的として、データはアップロード後 90 日間使用できます。Google では、社員のアクセス権を管理して広告主様のデータファイルを不正アクセスから保護しています。
  • 限定的なデータ共有。他の広告主を含む第三者とデータファイルを共有することはありません。ただし、適用される法律、規制、法的手続き、または強制執行可能な行政機関の要請に応じるためにデータを共有する可能性があります。

Google はまた、データファイルの保存に使用するシステムについても、安全性と信頼性の確保に取り組んでいます。セキュリティ専門のエンジニアリング チームが外的な脅威からシステムを保護しているほか、データファイルもすべて暗号化してから保存することで不正アクセスから保護しています。

始める前に

通話コンバージョン データをインポートするには、Google 広告専用転送電話番号が必要です。この転送電話番号を利用できる国のリストについては、こちらをご覧ください。このタイプのコンバーション トラッキングでは、ユーザーがモバイル広告をタップしてかけた通話や、広告をクリックしてウェブサイトからかけた通話を測定します。デスクトップ広告を介して手動でダイヤルされた電話問い合わせは測定されません。

メリット

  • それぞれの電話問い合わせのタイプやビジネス価値など、電話問い合わせに関する特定の情報をトラッキングし、それらの問い合わせにつながった広告やキーワードに関連付けることができます。
  • セールスコールとサポート関連の通話を区別し、それぞれのタイプの電話問い合わせのビジネス価値を把握できます。たとえば、サポート関連の問い合わせがアップセルやクロスセルにもつながる可能性を把握することができます。
  • 特に高い成果を上げている広告やキーワードを特定してその情報をキャンペーンの最適化に生かし、特に価値の高い電話問い合わせや費用対効果(ROI)の高い電話問い合わせを促進できます。

仕組み

最も多くのセールスコールの電話につながっている広告やキーワードを把握するには:

  1. まず、Google 広告でコンバージョン アクションを設定し、ユーザーが広告から電話をかけてきた場合や、広告をクリックしてからウェブサイトの電話番号経由で電話をかけてきた場合に、コンバージョンとしてトラッキングします。
  2. これとは別に、セールスコールの記録、発信者の電話番号といった詳細の記録、これらの発信により商品の購入が見込める場合などの情報の管理を行います。顧客関係管理(CRM)システムを利用して、すでにこのような情報をトラッキングしている方もいるでしょう。
  3. 通話コンバージョンに関するこのデータを含むファイルを Google 広告 にアップロードします。
  4. その後 Google 広告 によって、ファイル内の電話問い合わせのデータと、Google 広告 のコンバージョン アクションが関連付けられます。これで、販売成立などのコンバージョンにつながった電話問い合わせを呼び込んでいるキャンペーンや広告グループ、広告、キーワードを確認できるようになります。

特に価値の高い電話問い合わせにつながっている広告やキーワードを把握したら、そうした電話の問い合わせをさらに獲得できるようにアカウントの設定を調整します。たとえば、最も多くのセールスコールにつながっているキーワードの入札単価を引き上げたり、目標コンバージョン単価などの自動入札戦略を使用して、該当のコンバージョンをさらに増やすための最適化を行ったりすると効果的です。自動入札戦略は、最新のコンバージョン データを頻繁にインポートしている場合に最適です。

トラッキングできる電話問い合わせのタイプ

通話コンバージョン データのインポート機能では、広告経由の電話問い合わせを以下の 2 つの方法でトラッキングできます。

  • 広告から直接かかってきた電話: 電話番号アセットまたは電話専用広告内の電話番号を使用してかかってきた電話をトラッキングします。ここでは、Google 広告専用転送電話番号を使用する電話番号アセットまたは電話専用広告が少なくとも 1 つ必要です。これらの電話問い合わせは、パソコンやタブレット向けの広告ではなく、モバイル広告からのものに限りトラッキングできます。
  • ウェブサイトに記載されている番号からの電話: ユーザーが広告をクリックしてからウェブサイトに移動し、そこに記載されている番号から電話をかけてくる場合もあります。こうした電話問い合わせをトラッキングするには、コンバージョン トラッキング タグと、通常の電話番号の代わりに Google 広告専用転送電話番号を表示するためのコードをウェブサイトに設置する必要があります。

どちらのタイプの電話問い合わせでもインポートでき、どのようにして広告が通話コンバーションにつながっているのかを把握することができます。電話問い合わせの設定手順はそれぞれのタイプによって異なるため、適切な手順に従ってください。通話コンバージョンをインポートする方法の詳細

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