AdWords 用ラベルについて

ラベルを使うとアカウントの要素を意味別に分類できるため、必要なデータだけを簡単に抽出してレポートを作成できるようになります。キーワードやキャンペーン、広告グループ、広告にラベルを適用することで、ご自身が作成したカスタム カテゴリ同士で掲載結果を比較したり、ラベルを付けていないアカウントの要素とカスタム カテゴリで掲載結果を比較したりできるようになります。

この記事ではラベルの仕組みを解説し、キャンペーン、広告グループ、キーワードでラベルを使う場合の違いについて説明します。

ラベルを使うメリット

次のような場面でラベルを使うと、複数のキャンペーンでキーワードの掲載結果を比較できます。

たとえば、衣料品とアクセサリーを扱うオンライン ストアのオーナーが、東京、名古屋、大阪の三大市場ごとに靴、衣類、バッグのキャンペーンを作成し、各キャンペーンで一般的なキーワードとブランド キーワード別に広告グループを分けているとします。この場合、アカウント内の異なる要素で同じ広告とキーワードが使われます(例: 東京 - 靴 - 一般的なキーワード、名古屋 - 靴 - 一般的なキーワード)。

こうしたケースでは、東京と名古屋でスニーカーの掲載結果を比較したくても、ラベルがなければデータの並べ替えやレポートの作成が簡単にはできません。そこで「スニーカー」というラベルを作り、アカウント内のスニーカーに関連するすべてのキーワードに適用すると、このラベルを条件としたフィルタを使って、スニーカーに関連するキーワードの掲載結果だけを表示できます。

AdWords 従来版では [ディメンション] タブのラベルを使って、掲載結果をラベル別に集計したレポートを作成できます。こうしたレポートでは、スニーカーと他の種類の靴で掲載結果を比較したり、「スニーカー」ラベルと他のラベルで掲載結果を比較したりできます。ご使用の AdWords がリニューアル版と従来版のどちらであるかをご確認ください

ラベルの仕組み

下の図は、ラベルを使ってアカウントの要素をカスタム カテゴリに分類し、そのカテゴリごとに掲載結果を確認する方法を示しています。この例では、アカウントの要素に「お気に入り」と「ブランド」という 2 つのラベルを適用しています。ラベルは、キャンペーンに含まれる下位の要素には継承されないのでご注意ください。つまり、キャンペーンにラベルを適用した場合、適用対象となるのはキャンペーンのみです。そのキャンペーンに含まれる広告グループやキーワードには適用されません。それぞれの広告グループやキーワードには、ラベルを個々に適用する必要があります。

作成可能なラベルレポートは、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードの各要素に対応する 4 種類です。詳しくは、ラベルとラベルレポートを作成、使用、管理する方法をご覧ください。

Blue circle corresponding to Label illustration キャンペーン単位のレポート

キャンペーン単位のレポートでは、「お気に入り」ラベルのクリック数は 18 回と表示されています。これは、「お気に入り」ラベルが適用されている「キャンペーン #1」のすべてのキーワードの合計クリック数が 18 回という意味です。また、「ブランド」ラベルのクリック数は 15 回です。これは、「ブランド」ラベルが適用されている「キャンペーン #2」のすべてのキーワードで、合計 15 回のクリックが発生したことを示しています。

ラベル クリック数
お気に入り 18
ブランド 15
その他 0
 
Blue circle corresponding to Label illustration 広告グループ単位のレポート

一方、広告グループ単位のレポートを作成すると、キャンペーンのラベルが継承されないため、表示される結果は異なってきます。このアカウントの広告グループの中には、1 つだけ「お気に入り」ラベルの適用されているものがあり(「キャンペーン #1」の「広告グループ #2」)、この広告グループのキーワードの合計クリック数は 4 回です。このため、広告グループ単位のレポートでは、「お気に入り」ラベルのクリック数は 4 回と表示されます。「ブランド」ラベルのクリック数は、広告グループ単位では 0 回です。これは、アカウントの中に「ブランド」ラベルが適用された広告グループがないためです。ラベルが適用されていない広告グループの他のすべてのキーワードの合計クリック数は 29 回です。

ラベル クリック数
お気に入り 4
ブランド 0
その他 29
 
Blue circle corresponding to Label illustration キーワード単位のレポート

キーワード単位のレポート結果も異なっています。この例では、「お気に入り」のクリック数は 17 回(キーワード A と E)、「ブランド」のクリック数は 12 回(キーワード A と F)です。これは、それぞれのラベルが適用されたキーワードの合計クリック数です。キーワード A には両方のラベルが適用されているため、両方のラベルでクリック数(7 回)がカウントされています。1 つのキーワードに複数のラベルを適用できるため、各ラベルのクリック数を合わせた数が必ずしも合計クリック数になるわけではありません。ラベルのない全キーワードでは、合計 11 回のクリックが発生しています。

ラベル クリック数
お気に入り 17
ブランド 12
その他 11
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