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よりシンプルで優れたエクスペリエンスを広告主様にご提供するため、2022 年 3 月に現行の広告主様の身元確認プログラムとビジネス オペレーションの適格性確認プログラムが統合され、「広告主様の適格性確認プログラム」となります。広告主様の適格性確認プログラムの対象に選ばれると、現在のプロセスと同様に、メールおよび管理画面内の通知で案内が届きます。
このプログラムでは、広告主様は 30 日以内に確認プロセスを開始し、その後 30 日以内に適格性確認の要件をすべて満たすことを求められます。適格性確認には複数のステップ（身元の確認またはビジネス オペレーションの確認、あるいはその両方など）が含まれることがあります。
広告主様の適格性確認プログラムでは、スケジュールや違反に対する措置について新たな規定が設けられています。詳細は下記のとおりです。
変更内容:
広告掲載を再開するには、質問事項への回答と関連書類（必要な場合）を提出し、確認手続きを完了する必要があります。
- 広告主様のビジネスの概要: 広告主様の適格性確認プログラムの最初のステップでは、新たに設けられた [ビジネスの概要] セクションで、広告主様の Google 広告アカウントとビジネスについて、いくつか基本的な質問をさせていただきます。たとえば広告主様が所属する業界や請求先住所の国、広告主様が Google 広告のプラットフォームで宣伝する商品やサービスの直接的な提供者か間接的な提供者（サードパーティ）かを判断するための情報などをお伺いします。回答期限は 30 日後です。30 日目の終わりまでに回答をご提出いただけなかった場合、その広告主様のアカウントは一時停止されます。
- 確認スケジュールの変更点: [ビジネスの概要] でのご回答内容によって適格性確認の要件が決まると、広告主様には追加の確認手続きに進んでいただきます。これには、広告主様の身元の確認またはビジネス オペレーションの確認、あるいはその両方が含まれることがあります（下の「広告主様の選定基準の変更点」セクションをご覧ください）。追加の確認手続きは 30 日以内に完了する必要があります。期間内に適格性確認の手続きを完了できなかった場合や、要件を満たすことができなかった場合は、アカウントが一時停止されます。アカウントが一時停止措置を受けるのは、30 日目が過ぎた時点で手続きを完了できていない、または要件を満たすことができていない場合のみです。
- 身元確認プログラム: 従来は、30 日以内に確認手続きを開始し、その後 30 日以内に身元確認を完了する必要がありました。
- ビジネス オペレーションの適格性確認プログラム: 従来は、21 日以内にビジネス オペレーションの適格性確認を完了する必要がありました。アカウントが強制停止される場合は 7 日前に通知が届きます。
- 上記が統合された、広告主様の適格性確認プログラム: 今後は、30 日以内に [ビジネスの概要] の質問に回答し、その後 30 日以内に指定の確認手続き（身元確認またはビジネス オペレーションの確認、あるいはその両方が含まれる可能性あり）を完了する必要があります。
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ビジネス オペレーションの適格性確認の変更点: 事務的な負担を軽減するとともに一貫性があり矛盾のないエクスペリエンスを広告主様にご提供するため、広告主様の適格性確認プログラムでは、確認プロセスで講じる措置のすべてについて整合性を確保しています。これにより、ビジネス オペレーションの適格性確認の対象に選ばれた広告主様が手続きを完了できなかった、または要件を満たすことができなかった場合の措置は、アカウントの強制停止から、アカウントの一時停止に変更されます。一時停止措置を受けると、アカウントにアクセスすることはできますが、広告の配信はプログラムの手続きが完了するまでできなくなります。アカウントが一時停止措置を受けるのは、30 日目が過ぎた時点で手続きを完了できていない、または要件を満たすことができていない場合のみです。
広告掲載を再開するには、質問事項への回答と関連書類（必要な場合）を提出し、確認手続きを完了する必要があります。
- 広告主様の選定基準の変更点: 広告主様の適格性確認プログラムでは、エクスペリエンスの整合性を高めるため、現行の広告主様の身元確認プログラムとビジネス オペレーションの適格性確認プログラムの対象者選定基準を統合し、Google のユーザーの保護を強化するための追加の選定基準を設けるとともに、広告主様のアカウントが即座に一時停止される条件を明確にします。詳しくは下記をご覧ください。
- 追加の選定基準: ブランド関連の検索や、不正や詐欺が発生しやすい業種や業界（旅行関連サービス、カスタマー サポートや技術サポートのサービス、金融サービスなど）に関連する検索語句を対象に広告を掲載している場合などに、広告主様の適格性確認プログラムの対象に選ばれることがあります。追加の確認手続きを完了するよう求められた場合は、Google が制限している一部の検索語句を対象とした広告掲載においてキャンペーンのパフォーマンスに影響が出ることがあります。確認手続きを完了すると、キャンペーンのパフォーマンス向上に役立ちます（該当する場合）。
- アカウントが即座に一時停止される条件: 状況によっては、広告主様の適格性確認プログラムの開始と同時に広告主様のアカウントを一時停止させていただくことがあります。アカウントが即座に一時停止されるのは次のような場合です。
- 広告が Google 広告のポリシーに違反している疑いがある場合（誤解を招く表現、信頼できない文言、不明なビジネス、ビジネス名の要件、寄付金の募集、デリケートな事象、組織的な欺瞞行為など）。
- 広告またはビジネスの内容が原因でユーザーに物理的または金銭的な損害が生じるおそれがある場合。たとえば、不実表示を含む広告コンテンツ、金融商品やサービスの虚偽表示、許可されていないカスタマー サポート サービスを第三者の代理として提供することなどが挙げられます。
- 広告主様が確認手続きを回避しようとしている疑いがある場合。
- 広告主様の身元や広告掲載における行動が不明瞭と判定された場合。
- 透明性と情報開示: 現行の身元確認プロセスと同様、広告主様の適格性確認プログラムでは身元確認とビジネス オペレーションの適格性確認のいずれにおいても、広告主様の正式なビジネス名または個人名を証明書類とともにご提出いただきます。ご提供いただいた情報をもとに、Google は広告開示情報として広告主様の名称と所在地を表示します。透明性と広告の開示
透明性向上のための取り組みの一環として、広告主様の Google 広告アカウントと広告キャンペーンに関する情報も公開させていただきます。
ユーザー エクスペリエンスの改善: 確認手続きの開始、ステータスと進捗の確認、承認されない理由の確認を行える UI が、Google 広告の管理画面の [請求とお支払い] 設定タブ内に追加されます。この UI には、管理画面内の案内や通知からアクセスできます。
これらの変更は、Google の他の確認プログラムの適用範囲と要件には影響しません。これらの変更はユーザー エクスペリエンスの合理化を目的としており、2022 年 3 月 31 日から 2 か月程度かけて実装されます。
（2022 年 1 月）