スマートフォンの普及に伴い常時接続が一般的になったことで、ユーザーにアプローチできるチャンスが大幅に拡大しました。マルチスクリーン対応を重視した戦略をとれば、こうしたチャンスを活かしてユーザーを拡大し、長期的に収益を伸ばすことができます。
マルチスクリーン戦略が必要となる理由
次のようなさまざまな方法で、マルチスクリーン対応によるデータの変化をご確認ください。
- スコアはどうでしたか?85 点以上ならば、そのページはモバイル デバイスで適切に機能しています。
- 評価結果を分析するには、モバイル解析の説明をご覧ください。
- モバイル デバイスでは一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
- ズームしなくても判読可能なテキストを使用していること
- ユーザーが横にスクロールしたりズームする必要のないコンテンツ サイズであること
- 目的のリンクを簡単にタップできるようにリンク間のスペースが十分あること
詳しくは、ブログ投稿の検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするためにをご覧ください。
- [トラフィック ダッシュボード] の [モバイル ユーザーの行動] グラフでは、ユーザーが使用しているデバイスの種類とデバイスの種類別の直帰率を確認できます。
- [エンゲージメント&リピート回数ダッシュボード] の [デバイス別エンゲージメント] グラフでは、ユーザーがサイトに滞在した時間(平均セッション継続時間)をデバイスの種類別に確認できます。
マルチスクリーン対応サイトの開発手法
マルチスクリーン対応サイトの開発手法としては、次の 3 つが一般的です。
- レスポンシブ ウェブデザイン: あらゆるプラットフォームに対応する単一の HTML コードベースを使う優れた設計手法です。
- 動的配信: ウェブサーバーによってサイトのユーザーが使っているデバイスの種類を検出し、そのデバイス専用のカスタムページを表示する手法です。
- 独立型モバイルサイト: PC サイトとは別に独立したモバイルサイトを作る、シンプルな手法です。
マルチスクリーン関連リソース
ここでは、モバイルサイトで優れたユーザー エクスペリエンスを提供するのに役立つリソースを紹介します。
- ウェブの基礎
Web Fundamentals(ウェブ開発の基本)は、マルチスクリーン対応サイトの開発を支援する包括的なリソースで、開発方法が手順を追って詳しく説明されています。
- マルチスクリーン環境にある消費者に対応するウェブサイトの開発
Building Multi-Screen Websites ホワイト ペーパー(英語)では、マルチスクリーン対応サイトの一般的な開発手法と、よくあるミスを回避して優れたユーザー エクスペリエンスを提供するためのヒントが紹介されています。Download
- Google Developers モバイルガイド
コンテンツ管理システム(CMS)を使用してマルチスクリーン対応サイトを作成する場合は、Google Developers モバイルガイドのウェブサイトのソフトウェアをカスタマイズするをご覧ください。また、モバイルガイドでは、マルチスクリーン戦略の決定に役立つガイダンスも提供しています。