レスポンシブ広告のタグパラメータを使うと、レスポンシブ ディスプレイ広告ユニットの動作を変更できます。たとえば、お客様の規定の形状として、広告ユニットの一般的な形状を指定できます。通常、レスポンシブ広告のタグパラメータを使うには、レスポンシブ広告コードにわずかな変更を加えます。たとえば、data-ad-format
パラメータの値を "auto"
から "rectangle"
に修正します。レスポンシブ広告コードの高度な機能とは異なり、複数のコード変更を加えたり、CSS メディアクエリを使ったりする必要はありません。
一般的な形状を指定する(PC のみ対象)
広告コードを修正し、お客様の規定の形状として広告ユニットの一般的な形状(横長、縦長、レクタングル)を指定できます。次の例で修正方法をご確認ください。
横長の形状を指定する場合
レスポンシブ広告コードを修正して広告ユニットに一般的な横長の形状を指定する方法については、次の例をご覧ください。
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</script>
デフォルトでは、レスポンシブ広告コードの data-ad-format
タグには "auto"
という値が設定され、これによりレスポンシブ広告ユニットでサイズの自動調整が有効になります。または、サイトのレスポンシブ広告ユニットの一般的な形状を指定することもできます。その場合は、data-ad-format
の値を "rectangle"
(レクタングル)、"vertical"
(縦長)、"horizontal"
(横長)に変更するか、これらをカンマで区切って組み合わせた値("rectangle, horizontal"
など)に変更します。
モバイル デバイスにおける全幅サイズのレスポンシブ広告の動作を設定する
data-full-width-responsive
パラメータによって、レスポンシブ広告ユニットがユーザーのモバイル デバイス画面の全幅サイズに拡大されて表示されるかどうかが決まります。data-full-width-responsive
パラメータの使用方法に応じて、レスポンシブ広告ユニットの動作が変わります。
data-full-width-responsive="true"
data-full-width-responsive
パラメータは "true" に設定することを推奨します。そうすることで、レスポンシブ広告ユニットがモバイル デバイス画面の全幅サイズに展開されることが多くなります。この設定により、収益増加の可能性が見込めます。
パラメータが "true" に設定されている例
この例では、レスポンシブ広告コードを変更して全幅レスポンス広告を有効にする方法を示します。
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</script>
data-full-width-responsive="false"
モバイル デバイス画面でレスポンシブ広告ユニットが全幅サイズに自動拡張される動作をご希望でない場合は、data-full-width-responsive
パラメータを "false" に設定します。ただし、これによって収益増加の機会が減る可能性があります。Google のテストにより、モバイル デバイスが縦表示の場合には全幅サイズのレスポンシブ広告の成果が高いことが判明しています。
パラメータが "false" に設定されている例
次の例では、レスポンシブ広告コードを変更して全幅サイズのレスポンシブ広告を無効にする方法を示します。
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data-full-width-responsive="false"></ins>
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</script>
data-full-width-responsive
パラメータを使用しない
data-full-width-responsive
パラメータを広告コードに含めていない場合でも、ユーザーのモバイル デバイス画面の全幅サイズまでレスポンシブ広告ユニットが拡大されることがあります。ただし、パラメータが存在し "true" に設定されている場合よりも、全幅サイズに拡大される回数は少なくなります。