年齢に応じた取り扱いタグ(TFAT)
年齢に応じた取り扱いの設定は、一般データ保護規則(GDPR)、児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)、Age Appropriate Design Code(AADC)、Australia Online Safety Act(AU OSA)などの適用される法律や規制の遵守を管理するのに役立つツールです。
Google のツールを利用したとしても、法律上の義務が免除されるわけではないことにご注意ください。年齢に応じた取り扱いをユーザーにどのように適用するかは、法律および規制上の要件に基づき、弁護士に相談のうえ判断してください。
下記のガイドラインでは、年齢制限に応じた取り扱いタグを設定する方法と次の項目について説明します。
Google の広告サービスをご利用で、年齢制限の取り扱いを広告リクエスト内ではなくサイトまたはアプリ単位で実装したい場合は、TFAT を使用することもできます。詳しくは、サイトまたは広告リクエストに年齢制限の取り扱いタグを設定するをご覧ください。通常は、コンテンツ所有者としてサイトまたはアプリを管理するパブリッシャー様が、COPPA に配慮してコンテンツの取り扱いを管理します。ただし、パブリッシャー様による指定がない場合でも、Google は COPPA に準拠するため、サイトまたはアプリを子ども向けとして取り扱うことがあります。そのような場合は Google から通知しますので、必要に応じて Google のツールを使用し、具体的な取り扱い方法を指定してください。
年齢に応じた取り扱いの設定について
次の設定では、Google がさまざまな年齢に応じた取り扱いに即して広告リクエストを処理する方法を指定できます。
- CHILD: 広告リクエストに子どもの取り扱いを適用する必要があることを示します。子どもの取り扱いは値 1 で指定されます。これにより、次のような広告リクエストの特定の動作が発生します。
- パーソナライズド広告とリマーケティングが無効になります。
- 第三者広告ベンダー(広告測定ピクセルや第三者広告サーバーなど)へのリクエストが無効になります。
- 子どものための広告配信保護対策が適用されます。
- TEEN: 広告リクエストに 13 歳以上の未成年者の取り扱いを適用することを示します。13 歳以上の未成年者の取り扱いは、値 2 で指定します。これにより、次のような広告リクエストの特定の動作が発生します。
- パーソナライズド広告とリマーケティングが無効になります。
- 広告配信における 13 歳以上の未成年者の保護対策が適用されます。
- UNSPECIFIED: 広告リクエストに年齢に応じた取り扱いが設定されていないことを示します。これはデフォルトの状態であり、値 0 で指定されます。
Google パブリッシャー タグ(GPT)
GPT を使用している場合は、次の API 呼び出しを使用して、広告リクエストを子ども向けの取り扱いとして指定できます。
googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 1,});
13 歳以上の未成年者向けの取り扱いとして広告リクエストを指定する場合は、年齢に応じた取り扱いの値を 2 に設定します。子ども向けの取り扱いとして指定する場合は 1 に設定します。子ども向けまたは 13 歳以上の未成年者向けの取り扱いを指定しない広告リクエストの場合は、0 に設定します。
広告がリクエストされるよりも前に、指定したオプションが有効になるように、ページ実行の早い段階で setPrivacySettings(...) の GPT API 呼び出しを行います。呼び出しのタイミングが遅いと、広告リクエストによっては年齢制限の取り扱いが考慮されないことがあります。たとえば、googletag.enableServices()、googletag.pubads().display(...)、googletag.pubads().definePassback(...).display() など(これらに限りません)の呼び出しよりも前に、確実に setPrivacySettings(...) の呼び出しを実行する必要があります。
非同期モードを使用している場合は、後続の呼び出しで googletag.pubads().refresh を使用して広告スロットを更新する際に、その広告スロットでの前回のリクエスト以降に setPrivacySettings(...) を使用して行われた変更が考慮されます。
同期 GPT コード スニペットの例
子ども向けの取り扱いの例</script>
<script type='text/javascript'> googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 1,}); googletag.defineSlot('/1234/sports/football', [728, 90],'div_1') .addService(googletag.pubads()); googletag.pubads().enableSyncRendering(); googletag.enableServices();
</script>
</script>
<script type='text/javascript'> googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 2,}); googletag.defineSlot('/1234/sports/football', [728, 90],'div_1') .addService(googletag.pubads()); googletag.pubads().enableSyncRendering(); googletag.enableServices();
</script>
</script>
<script type='text/javascript'> googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 0,}); googletag.defineSlot('/1234/sports/football', [728, 90],'div_1') .addService(googletag.pubads()); googletag.pubads().enableSyncRendering(); googletag.enableServices();
</script>
非同期 GPT コード スニペットの例
子ども向けの取り扱いの例</script>
<script type='text/javascript'> googletag.cmd.push(function() { googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 1,}); googletag.defineSlot('/1234/sports/football', [728, 90],'div_1') .addService(googletag.pubads()); googletag.enableServices(); });
</script>
</script>
<script type='text/javascript'> googletag.cmd.push(function() { googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 2,}); googletag.defineSlot('/1234/sports/football', [728, 90],'div_1') .addService(googletag.pubads()); googletag.enableServices(); });
</script>
</script>
<script type='text/javascript'> googletag.cmd.push(function() { googletag.pubads().setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 0,}); googletag.defineSlot('/1234/sports/football', [728, 90],'div_1') .addService(googletag.pubads()); googletag.enableServices(); });
</script>
GPT パスバックタグ
GPT パスバックタグを使用すると、Google アド マネージャーを利用しているパブリッシャーの広告を、別のパブリッシャーに配信できます。これは、配信先のパブリッシャーが Google アド マネージャーで広告配信を行っているか、第三者広告サーバーを使用しているかに関わりません。タグは、Google アド マネージャーのパブリッシャー A からパブリッシャー B に送信され、パブリッシャー B の広告サーバーを使用して入稿されます。
GPT パスバックタグを使用している場合は、API 呼び出しに次のコードを含めることで、広告リクエストを子ども向けの取り扱いとして指定できます。
setPrivacySettings({ tagForAgeTreatment: 1,});
13 歳以上の未成年者向けの取り扱いとして広告リクエストを指定する場合は、age_treatment の値を 2 に設定します。子ども向けの取り扱いとして指定する場合は 1 に設定します。子ども向けまたは 13 歳以上の未成年者向けの取り扱いを指定しない広告リクエストの場合は、0 に設定します。
パスバックタグを使用している場合、最初の広告は、TFAT=2(13 歳以上の未成年者)、TFATTFCD=1(子ども)、TFATTFCD=0(指定なし)のいずれかを使用して Google アド マネージャーからパブリッシャー A にリクエストされます。クリエイティブがページに配信される際に、%%TFAT%% マクロは最初の広告リクエストの値を「継承」します。この最初の広告リクエストの値に基づいて、パブリッシャー B に対する広告リクエストが行われます。%%TFAT%% マクロが動作するのは、パブリッシャー A とパブリッシャー B の両方が Google アド マネージャーによる広告配信を利用している場合のみです。
GPT パスバック コード スニペットの例
子ども向けの取り扱いの例.display();
</script>
.display();
</script>
.display();
</script>
.display();
</script>
詳しくは、GPT パスバックタグと Google アド マネージャーのマクロをご覧ください。
簡易 URL
簡易 URL を使用している場合、広告リクエストを年齢制限に応じた取り扱いとして指定するには、tfat=[int] パラメータをタグリクエスト URL に直接追加します。このパラメータは、タグの始めの方に指定する必要があります(最初の 500 文字以内で指定することをおすすめします)。広告リクエストを子ども向けの取り扱いとして指定する場合は tfat=1 に設定します。13 歳以上の未成年者向けの取り扱いとして指定する場合は tfcd=2 に設定します。子ども向けまたは 13 歳以上の未成年者向けの取り扱いを指定しない広告リクエストの場合は tfcd=0 に設定します。以下に例を示します。
https://securepubads.g.doubleclick.net/gampad/ad?tfat=1&iu=/12345/adunit&sz=728x90&c=12345