プライバシー サンドボックスのイニシアチブでは、オンライン ユーザーのプライバシーを保護するとともに、企業やデベロッパーにデジタル ビジネスを成長させるためのツールを提供できるテクノロジーを構築して、ウェブとアプリをオープンで誰でも利用できるようにすることを目指しています。プライバシー サンドボックスは、業界全体から出されたアイデアをもとにテスト、意見交換、調整を繰り返し行って新しい提案をまとめる、継続的な取り組みです。
ウェブ向けのプライバシー サンドボックスは、サードパーティの Cookie を段階的に廃止し、クロスサイト トラッキングを制限します。ウェブの新しい基準として、既存のテクノロジーより安全な代替手段をパブリッシャーに提供し、保有するデータのプライバシーを保ちつつ、デジタル ビジネスを引き続き発展させられるようにします。
Android 向けのプライバシー サンドボックスは、プライバシーの保護を強化しながら、ビジネスを支え、成長させるために必要なツールをアプリ デベロッパーに提供します。複数アプリ共通の識別子(広告 ID など)なしで動作し、サードパーティとのデータ共有を制限する新しいソリューションとして利用できます。
AdSense とプライバシー サンドボックスの連携の仕組み
Google は、AdSense にプライバシー保護技術を導入しています。AdSense では現在、プライバシー サンドボックスの 2 つの API(Protected Audience API(旧「FLEDGE」)と Topics API)のテストを実施しています。テストの進捗状況と方法について詳しくは、以下の記事でご確認ください。
注: プライバシー サンドボックスの API の使用には、Google の EU ユーザーの同意ポリシーの要件(広告のパーソナライズを目的とする個人データの収集、共有、使用についてユーザーから法的に有効な同意を得るなど)が適用されます。