Google は、ユーザーにとってポジティブな体験を担保するとともに、不適切なコンテンツや有害コンテンツとともに広告が掲載される危険から広告主様のブランドを保護するため、明確なパブリッシャー向けポリシーを定めています。これらのポリシーは、自動ツールや有人審査を通して、Google のネットワークに参加するすべてのパブリッシャー様に対して、一貫性と公平性を持って適用されます。
収益化するコンテンツに関する Google の基準について最新の動向を把握していただけるよう、特に懸念のある傾向や混乱の可能性が見られる場合などは、既存のガイダンス類を随時再掲してご案内しています。最近の傾向として、一部のポリシーに違反するコンテンツの増加が見られますので、すべてのパブリッシャー様を対象とする現行要件について、改めて注意喚起させていただきます。
COVID-19
健康に関する有害な主張を助長するコンテンツや、衛生に関する進行中の重大な危機に関連して信頼できる科学的なコンセンサスに矛盾する内容のコンテンツは禁止しています。これには、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）は実在しないという主張、ワクチンに関する虚偽の主張、無根拠な治療薬や治療法などが含まれます。これに加え、ここ何か月かの傾向として COVID-19 パンデミックに関する誤った情報とともに掲げられることの多い、反ワクチン論を助長するコンテンツを禁止するポリシーを設けています。
ヘイト コンテンツ
憎悪や暴力を煽るコンテンツ、特定の集団に対する差別や蔑視を助長するコンテンツは禁止しています。これには、ヘイトグループを後押しするコンテンツ、個人や個人の集団に対するハラスメント、威圧、いじめの性質を持つコンテンツなどが含まれます。
選挙
明確な虚偽であり、選挙や民主的プロセスへの参加や信頼を大きく阻害する可能性がある主張は禁止しています。これには、2020 年の米国大統領選について、幅広い不正投票があったと主張するコンテンツや、選挙結果が無効であると主張するコンテンツなどが含まれます。
ユーザー作成コンテンツ
この種の違反は、ユーザー作成コンテンツ（主にコメント欄）で多く見られます。ユーザー作成コンテンツはすべてのコンテンツ ポリシーの対象であり、こういった機能における議論の管理はパブリッシャー様の責任と見なされる点に注意が必要です。ポリシーに違反するユーザー コメントを発見した場合、そのページから（または広範な違反の場合はサイト全体から）Google の広告を削除させていただきます。ユーザー コメントをポリシーに違反しない形で組み込む方法については、リソースとガイダンスを公開済みですのでご参照ください。また、Google パブリッシャー向けの教育シリーズにも専用のセクションを設けております。
ポリシー違反が必ずしも意図的なものでないことは、Google も十分に認識している点です。このため、違反に対する措置は、最初はページ単位での広告削除に留めることが一般的です。これにより、違反コンテンツに対する対応の精度を高めつつフィードバックを共有すること、その間問題のないコンテンツについては引き続き広告掲載を認めることが可能です。違反が続く場合や重大な違反が見られる場合は、サイト全体またはアカウント レベルの措置へと進みます。
Google のプラットフォームはどなたにも開かれており、あらゆる問題について活発な議論を歓迎していますが、上記のような違反コンテンツに広告を掲載したくないというのは広告主様から繰り返し明確に示されているご要望です。違反に対する措置の判断については、今後のポリシー遵守の一助としていただけるよう、また必要であれば措置に対して再審査請求をしていだけるよう、これまでと変わらずポリシー センターで直接お知らせしております。再審査請求が成功した場合、広告掲載は再開されます。
ご不明な点については、通常どおりセールス パートナーにご相談いただくか、パブリッシャー向けポリシーのページや、AdSense ヘルプ コミュニティまたはアド マネージャー ヘルプ コミュニティをご利用ください。
