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AdMob および AdSense のプログラム ポリシー

パブリッシャー様による IAB TCF v2.0 の組み込み

Google は IAB Europe の透明性と同意に関するフレームワーク v2.0 に参加し、同フレームワークの仕様とポリシーを遵守することになります。IAB が TCF v1.1 から v2.0 に完全に移行するタイミングに合わせて、すべての広告リクエストの TC 文字列の読み取りと受け渡しを開始します。それまでの間は、パブリッシャー様が IAB TCF v2.0 準拠の同意管理プラットフォーム(CMP)を導入された場合も、既存の広告配信動作は変化しません(ただしベータ版機能を有効化された場合は例外です。これについては追ってご案内予定です)。

パブリッシャー様が IAB TCF v2.0 を導入される場合、実装に関して注意を要する点がいくつかあります。

パブリッシャー様にとって IAB TCF v2.0 の使用は必須ではありません。Google の EU ユーザー同意ポリシーの遵守には、引き続き他の方法をご使用いただけます。

IAB TCF v2.0 を組み込むためには、TCF v2.0 登録済みの CMP をアプリに実装する必要があります。CMP が TC(Transparency & Consent: 透明性と同意)文字列を作成してローカル ストレージに配置し、Google の SDK がその TC 文字列を取得して使用する仕組みです。

アプリで IAB TCF v2.0 の機能を利用するには、Google Mobile Ads SDK(Android の場合は v19.0.0 以降、iOS の場合は v7.60.0 以降)をインストールする必要があります。

Google による目的 1(デバイスに情報を保存する、またはデバイスに保存した情報にアクセスする)の実施に対して同意が得られていない場合、Google の広告タグを呼び出すべきではありません

一般的なガイダンス

IAB TCF v2.0 登録済み CMP をアプリに実装してある場合、特に再設定を行わなくても、AdMob は自動的に CMP が提供する TC 文字列の利用を開始します。

IAB TCF v2.0 の登録済み CMP でベンダーを選択すると、EU ユーザーの同意に関する設定で選択した広告技術プロバイダがオーバーライドされます。これは、EU ユーザーの同意に関する設定で欧州経済領域(EEA)のすべてのユーザーにパーソナライズされていない広告を配信するよう選択している場合も適用されます。

広告リクエストでパーソナライズされていない広告を設定した場合、その内容と、TC 文字列で示される同意が確認され、最も厳格な設定が適用されます。

  • TC 文字列をタグに渡す場合: GPT、GPT パスバック、AdSense、Ad Exchange のタグは、IAB CMP と自動通信を行って TC 文字列を AdMob に転送します。パブリッシャー様による設定は必要ありません。IMA SDK と Mobile Ads SDK では、ローカル ストレージにある TC 文字列が自動的に取得、解析、適用されます。その他の種類のタグについては、シグナル(gdpr={0,1} および gdpr_consent={tc string})を手動で受け渡す必要があります。
  • TC 文字列をプログラマティックに渡す場合: IAB TC 文字列は Google のプログラマティック チャネルに自動的に渡されます。パブリッシャー様による設定は必要ありません。
  • TC 文字列をプログラマティック以外のクリエイティブに渡す場合: TC 文字列が正しく使用されるためには、クリエイティブで追加の設定を行う必要があるかどうかを、クリエイティブの提供元に確認します。AdMob は IAB TCF マクロ(GDPR および GDPR_CONSENT_XXXX)に対応しているため、必要に応じて他のクリエイティブ ベンダーに TC 文字列を手動で渡すことができます。
  • TC 文字列をメディエーション パートナーに渡す場合: IAB TC 文字列は、デバイスのローカル ストレージ(iOS の場合は NSUserDefaults、Android の場合は SharedPreferences)から取得できます。メディエーション ウォーターフォール リクエストで呼び出された際は、すべてのメディエーション パートナーがこの TC 文字列にアクセスして取得、解析、適用できます。

同意に関するポリシー: パーソナライズド広告とパーソナライズされていない広告

2019 年 8 月にお知らせしたとおり、Google の相互運用に関するガイドラインは、Google の既存のポリシー要件、特に Google の EU ユーザーの同意ポリシーと、本人確認を目的としたフィンガープリントの使用に関する Google のポリシー(たとえば、第三者配信に関する要件に含まれるポリシー)を反映させるために設けられたものです。Google のポリシーは今後も引き続き適用され、場合によっては TCF v2.0 より厳格な制限事項が適用されることがあります。

パブリッシャー様は、TCF v2.0 で使用するベンダーの登録設定を確認する必要があります。特に CMP で Google をベンダーとして登録する場合は、次の要件が適用されます。

次の条件がすべて満たされていれば、パーソナライズド広告が配信されます。

  • Google が次の行為をとることにエンドユーザーが同意していること。
    • デバイスに情報を保存またはアクセスする(目的 1)
    • パーソナライズド広告のプロファイルを作成する(目的 3)
    • パーソナライズド広告を選択する(目的 4)
  • Google が行う以下の行為について、正当な利益が確立されていること(または、パブリッシャー様が CMP で同意を取得するよう指定している場合は同意が得られていること)。
    • 基本的な広告を選択する(目的 2)
    • 広告のパフォーマンスを測定する(目的 7)
    • マーケット リサーチを適用してオーディエンス分析を生成する(目的 9)
    • 商品の開発と改善を行う(目的 10)

パーソナライズド広告の同意要件が満たされていない場合、下記の条件がすべて満たされていれば、Google はパーソナライズされていない広告を配信します。

  • Google が次の行為をとることにエンドユーザーが同意していること。
    • デバイスに情報を保存またはアクセスする(目的 1)
  • Google が行う以下の行為について、正当な利益が確立されていること(または、パブリッシャー様が CMP で同意を取得するよう指定している場合は同意が得られていること)。
    • 基本的な広告を選択する(目的 2)
    • 広告のパフォーマンスを測定する(目的 7)
    • マーケット リサーチを適用してオーディエンス分析を生成する(目的 9)
    • 商品の開発と改善を行う(目的 10)

次の各シナリオにおける Google の処理を下の表にまとめています。

説明 広告配信の処理

Google がデバイスに情報を保存する、またはデバイスの情報にアクセスする(目的 1)ことについての同意がない

既存の EU ユーザーの同意ポリシーを遵守するためには、パーソナライズド広告とパーソナライズされていない広告の両方で Cookie やモバイル識別子についての同意が必要です。パーソナライズされていない広告でも Cookie やモバイル識別子について同意が必要なのは、詐欺や不正使用の防止、フリークエンシー キャップの設定、広告レポートの集計の目的で、Cookie やモバイル識別子が使用されるためです。

パブリッシャー様は Google の広告タグを呼び出すべきではありません。

TC 文字列に、Google による目的 1 の実施に対する同意が含まれていない場合、Google は広告リクエストを破棄し、広告は配信されません。

グローバル スコープと帯域外スコープ

既存の EU ユーザーの同意ポリシーに基づき、パブリッシャー様は、自身が Google サービスを利用することによってエンドユーザーの個人データを収集、受領、使用する可能性がある当事者をすべて明確に示す必要があります。法的根拠の適用範囲について

グローバル スコープを使用している場合は、当事者をすべて明確に示すことは不可能なため Google ではサポートされません。すべての広告リクエストについて TC 文字列の読み取りと受け渡しが開始される移行期間中は、パーソナライズされていない広告が配信され、パブリッシャー様はこの間に調整することができます。3 か月間の移行期間が終了した後は、TC 文字列が「帯域外」または「グローバル スコープ」を示している場合、広告は配信されません。

無効な TC 文字列

TC 文字列が解析不可能である(一部の項目がないなど)。

すべての広告リクエストについて TC 文字列の読み取りと受け渡しが開始される移行期間中は、パーソナライズされていない広告が配信され、パブリッシャー様はこの間に調整することができます。3 か月間の移行期間が終了した後は、TC 文字列が無効な場合、広告は配信されません。

柔軟な設定でのベンダー登録とパブリッシャーによる制限

TCF v2.0 では、パブリッシャー様が独自の制限を柔軟に設定できます。この設定は、可能な場合はベンダーの設定よりも優先されます。パブリッシャー様の設定が原因で、ベンダーのグローバル ベンダー リストの登録と矛盾する法的根拠または目的でベンダーが運用を行うことがあってはなりません。したがって、これらは「制限」と表現され、ベンダーが処理できる範囲を拡大するものではなく、その制限のみ行うものとなっています。

パブリッシャー様は、TCF v2.0 で使用するベンダーの登録設定を確認する必要があります。ベンダーが柔軟に設定を変えられる登録になっていて、目的におけるデフォルトの法的根拠が「正当な利益」の場合、Google では相互運用のガイドラインに沿って「同意」が必要となります。パブリッシャー様が Google のサービスを介してこれらのベンダーを使用する場合は、CMP でパブリッシャーによる制限を設定し、ベンダーについて「同意」を選択する必要があります。

Google は、目的 2、5、6、7、9、10 について柔軟に設定を変えられる登録になっており、デフォルトは「正当な利益」になります。CMP の設定でパブリッシャー様がこれらの目的について Google に対する「同意」を制限した場合を除き、Google は CMP でユーザーに対して確立された正当な利益を根拠として目的の処理を行います。Google は、目的 1、3、4 について柔軟な登録は行っておらず、これらの目的の場合は常にユーザーの同意が必要です。

ファンディング チョイスでは、パブリッシャーによる制限が自動的に作成され、ベンダーが柔軟に設定を変えられる登録になっている場合は目的 3、4 について「同意」を選択できます。

法的根拠の適用範囲

IAB TCF v2.0 では、後述の個人データの処理について、法的根拠の適用範囲を選択できます。この情報は TC 文字列を使用して渡されます。Google のポリシーに基づき、パブリッシャー様は、サービス固有のスコープまたはグループ固有のスコープを選択する必要があります。

  • サービス固有のスコープ: 法的根拠は、その法的根拠を獲得、管理しているサービス(パブリッシャー様のウェブサイトまたはアプリなど)にのみ適用されます。(Google を使用する場合は選択可)
  • グループ固有のスコープ: 法的根拠は、サービスの既定のグループ(そのグループの範囲で CMP を実装しているパブリッシャーのデジタル プロパティなど)にのみ適用されます。各グループでは、ユーザーが、そのグループのすべてのサービスでグループのために確立された法的根拠に関する選択を管理できます。同意を確認する際は、グループに含まれるデジタル プロパティをすべて明示する必要があります。(Google を使用する場合は選択可)
  • グローバル スコープ: 法的根拠は、その法的根拠を獲得、管理しているサービスだけでなく、グローバル スコープで CMP を実装しているすべてのパブリッシャーのデジタル プロパティに適用されます。各プロパティでは、ユーザーが、そうしたすべてのパブリッシャーのデジタル プロパティでグローバルに確立された法的根拠に関する選択を管理できます。(Google を使用する場合は選択不可)
  • 帯域外(「OOB」): 法的根拠はこのフレームワークを使用して確立されていないため、フレームワーク内のどのシグナルにも反映されず、ユーザーはフレームワーク内で法的根拠に関する選択を管理できません。(Google を使用する場合は選択不可)

Google を使用する場合は、サービス固有(またはグループ固有)のスコープを選択する必要があります。

リアルタイム ビッダー(RTB)と Open Bidding

IAB TCF v2.0 のロジックは、入札リクエスト、入札レスポンス、クリエイティブ、Cookie マッチング リクエストに適用されます。

Google では、ベンダーが「同意」で登録されている場合、または一部の限られたケースで広告のパーソナライズ(TC 文字列の目的 3、4)について「不使用」で登録されている場合、入札リクエストの送信を許可して、Cookie マッチングを有効にします。パーソナライズド広告(TC 文字列の目的 3、4)について「同意」で登録されているベンダーについて、ユーザーの同意が得られていない場合は、次のようになります。

  • 入札リクエストを受信できなくなります。
  • Cookie マッチング リクエストに対するレスポンスを受信できなくなります。
  • オークションで勝利することはできません。ポリシー要件を満たさないベンダーを含むクリエイティブは、オークションで勝利することや広告が配信されることがないよう、Google によりブロックされます。

さらに、ユーザーは目的 1、3、4 について Google に同意している必要があります。

メディエーション

IAB TCF v2.0 ソリューションを導入する際は、CMP にメディエーション パートナーがすべて表示されていることを確認してください。表示されていれば、Google では引き続きメディエーション ウォーターフォールですべてのパートナーを呼び出すことができます。

TC 文字列と AC 文字列は、メディエーション ウォーターフォールを構築する前に配信および評価され、メディエーション パートナーがどちらかの文字列に含まれているかどうかが確認されます。

  • メディエーション パートナーが含まれていて、少なくとも 1 つの目的についてユーザーが同意しているか正当な利益が確立されている場合は、メディエーション ウォーターフォールの構築時にメディエーション パートナーが追加されます。
  • メディエーション パートナーが含まれていないか、ユーザーにより完全に拒否された場合は、メディエーション ウォーターフォールでメディエーション パートナーは呼び出されません。
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