Google では一般データ保護規則（GDPR）の遵守に向けた取り組みの一環として、欧州経済領域（EEA）および英国での広告の配信や測定を許可する広告技術プロバイダ（広告の配信や測定などの機能をサポートするプロバイダ）をお客様がご自身で選んで設定できるようになっています。広告技術プロバイダのリストに掲載されているすべてのプロバイダは、GDPR と Google の EU ユーザーの同意ポリシーを遵守するために必要な広範な情報を提供しています。
IAB の透明性と同意に関するフレームワーク（TCF）v2.2 の「ベンダー」として登録済みまたは登録予定であるものの、Google に広告技術プロバイダとして登録していない広告技術会社は、Google に登録するまでは Google サービスを使用して広告を配信することはできません。Google は、ポリシーと同意の承認状況をドメインレベルでスキャンします。ドメイン情報がない場合は、これらのスキャンが行えないため、「不明な」ドメインや Google の広告技術プロバイダ リストに掲載されていない認識不可能なベンダーは、欧州経済領域や英国でブロックされます。
欧州経済領域や英国内の Google の未認定プラットフォームで広告の配信と測定を継続するのに必要な最小限の情報を、これらの広告技術会社が提供できるように、Google は新しい簡易版の確認プロセスを導入しました。
確認のために必要な情報
簡易版の確認プロセスを完了するには、広告技術会社に関する以下の情報をご提供ください。
- 正式名: 会社を Google の広告技術プロバイダのリストに追加する際に使用されます。
- 連絡先情報: 必要な場合に会社に問い合わせる際に使用されます。
- 会社の IAB TCF v2.2 GVL ID: 広告技術会社が IAB TCF v2.2 に適切に登録されており、その会社の登録の種類に基づいて Google がサポートできることを確認する際に使用されます。
- プライバシー ポリシーの URL: GDPR 関連の URL がプライバシー ポリシーの URL と異なる場合は、そちらもご提供ください。
- プラットフォーム プログラム ポリシーへの同意: プラットフォーム プログラム ポリシーに同意していることを確認する必要があります。Google には、IAB TCF v2.2 の標準を超える、より厳しいポリシー制限（フィンガープリントの使用禁止など）があります。プラットフォーム プログラム ポリシーのフレームワークは、Google と連携するために必要な最も寛容なポリシー環境です。技術の目的や機能によっては、一部の広告技術プロバイダにプラットフォーム プログラム ポリシーが適合しない可能性があることを Google は認識しています。
- 技術の主な機能: 会社の広告技術の仕組みとその機能の目的に関する説明。プラットフォーム プログラム ポリシーがこの技術にどのように適用されるか、また、広告技術会社が完全な確認プロセスではなく簡易版の確認プロセスの対象となる理由を理解するために使用されます。
- ドメイン: 広告技術会社がサービスを提供する際に使用しているドメイン。広告技術会社のステータスを確認するために使用されます。Google によるスキャンで検出できるよう、提供元のドメインに関する情報を含める必要があります。広告技術会社に関連付けられているすべてのドメイン（サブドメインを含む）を含めてください。不明なベンダー ドメインは承認されません。
情報を送信する
簡易版の確認プロセスを使用して認定を申し込むには、「Google の第三者広告技術プロバイダの認定リクエスト」フォームに記入して送信してください。フォームの処理には 2 週間ほどかかる場合があります。