アプリの読み込み時や終了時の表示
インタースティシャル広告はアプリの読み込み時や終了時に表示してはいけません。表示が許可されるのはアプリのコンテンツ(ページ)が切り替わるタイミングのみです。また、端末のバックグラウンドで動作するアプリに広告を表示したり、アプリ環境の外部に広告を表示したりすることも許可されません。ユーザーには、広告がどのアプリに表示されたものかを明確に示す必要があります。
許可されていない例: アプリ起動時
過度の繰り返し
インタースティシャル広告を過度に表示してはいけません。何度も表示するとユーザーの利便性が損なわれ、偶発的なクリックを招く原因ともなります。
不適切な導入方法として、次のような例が挙げられます(ただし、これらに限定されません)。
- ユーザー操作(クリック、スワイプなどを含むが、これらに限定されない)が発生するたびにインタースティシャル広告を表示する方法。アプリに表示するインタースティシャル広告は、ユーザー操作 2 回につき 1 回以下の頻度にする必要があります。ここでいうユーザー操作には、アプリ内の [戻る] ボタンのクリックも含まれます。
- 表示したインタースティシャル広告をユーザーが閉じた直後に、別のインタースティシャル広告を表示すること。
アプリ内のクリックで毎回インタースティシャル広告を表示してはいけません。
アプリのメイン コンテンツの表示を妨げる方法で広告を表示してはいけません。また、アプリのメイン コンテンツやメイン機能へのアクセスや操作、またはそれらの反応を妨げる方法で広告を表示することも許可されません。
予期しないタイミングでの表示
インタースティシャル広告は、ユーザーが予期しないタイミングで突然表示してはいけません。ユーザーが作業(ゲーム、フォーム入力、コンテンツの閲覧など)に没頭している最中にインタースティシャル広告を突然表示すると、意図しないクリックを招く可能性があるほか、多くのユーザーは不快感を覚えます。このため、インタースティシャル広告はユーザーが広告を見る余裕のあるタイミングを見計らい、必ずアプリのコンテンツが切り替わる合間(ページやステージ、レベルなどの合理的な切れ目)に限って表示します。
よく見受けられる問題は、コンテンツが切り替わる合間に表示するはずだった広告が、通信の遅延によってコンテンツが切り替わった直後に表示されてしまうケースです。こうした事態を防ぐには、インタースティシャル広告を事前に読み込んでおくことをおすすめします。その具体的な方法については、デベロッパー ガイドライン(Android アプリ向け、iOS アプリ向け)の AdMob インタースティシャル広告の説明をご覧ください。
許可されていない例: アプリ起動時の表示