Topics API とは
プライバシー サンドボックスのイニシアチブでは、オンライン ユーザーのプライバシーを保護するとともに、企業やデベロッパーにデジタル ビジネスを成長させるためのツールを提供できるテクノロジーを構築して、ウェブとアプリをオープンで誰でも利用できるようにすることを目指しています。プライバシー サンドボックスは、業界全体から出されたアイデアをもとにテスト、意見交換、調整を繰り返し行って新しい提案をまとめる、継続的な取り組みです。
Android でテストされているプライバシー サンドボックスの提案の一つが Topics です。ユーザーがサードパーティの識別子をオプトアウトしても関連性の高い広告で顧客にリーチしていくには、新しい方法が必要です。Topics はプライバシーを保護する新しい方法を提案するものです。
Topics API では、ユーザーのデバイスにおいて「エポック」と呼ばれる期間(現在の提案では 1 週間)の利用アプリに基づき、ユーザーが関心を持っていると推測されるトピック(「飛行機の旅」、「戦略ゲーム」、「バーベキュー、グリル」など)を選びます。エポックごとに選ばれるトピックは、その期間にユーザーが最も関心を持っている 5 つのトピックからランダムに抽出したものとなります。
AdMob で Topics API を使用して広告を配信する仕組み
GMA SDK を利用できる場合、Topics API からトピックを取得して、入札リクエストで渡します。GMA SDK 22.4.0 以降を使用しているパブリッシャー様の場合、Topics API が自動的に有効になります。
AdMob では、2023 年第 4 四半期に、全地域のごく一部のトラフィックの広告リクエストで Topics の初期テストを開始しました。この初期テストは、システムが設計どおりに動作しているかを検証するものです。
パブリッシャー様による Topics API の管理設定
Google では、AdMob サービスの今後の機能について検討を進めています。役立つと思われる機能がありましたら、ぜひフィードバックをお送りください。それまでの間、パブリッシャー様は Topics API をオプトアウトすることもできます。
Topics API をオプトアウトする
AdMob の Android 向け Topics API のテストをオプトアウトする場合は、Android の手順で権限の統合を防ぐ方法をご覧ください。