アド マネージャーは、デフォルトでは広告枠のサイズよりも小さいクリエイティブの一部を受け入れます。広告が縮小されることで広告枠と広告がよりマッチしやすくなり、広告枠での広告の競争率が上がります。
小さい広告の許可に対応している広告スロット
現在、小さい広告の許可に対応しているのは、PC ウェブ、モバイルウェブ、アプリに表示されるバックフィルのディスプレイ広告スロットとインストリーム以外の動画広告スロットです。Google では、現時点で対応していない広告スロットも順次対応するよう作業を進めています。
注: インタースティシャル広告は [小さい広告の許可] 設定の対象ではなく、小さいクリエイティブが常に許可されます。
許容される広告サイズの決定
アド マネージャーでは、ユーザー エクスペリエンスと収益性の両方を考慮して、広告スロットに最適な最小クリエイティブ サイズが決定されます。価格設定ルールは、リクエストの元のサイズに適用されます。
広告スロットが折りたたまれる場合
アド マネージャーでは、リフローが生じる可能性が低いとき、またはサイトやアプリの広告が残りのコンテンツ全体よりも遅れて読み込まれる可能性が低いときに、広告スロットが折りたたまれます。
- 広告スロットが折りたたまれる場合、広告の周囲に空白スペースは残りません。
- リフローが生じる可能性がある場合、広告スロットは折りたたまれません。広告の周囲には空白スペースが残る可能性があります。
小さい広告の許可を無効にする
ネットワーク設定で小さい広告の許可を無効にすることもできますが、パフォーマンスを最適化するには有効にしておくことをおすすめします。
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Google アド マネージャーにログインします。
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[広告枠]、[広告枠ルール]、[サイズ設定] をクリックします。
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[ターゲティング] で、ルールの対象または対象外とする広告枠を選択します。
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選択した広告枠で有効にするサイズ設定を管理します。
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[保存] をクリックします。
注: 同じ広告枠に重複するルールがあり、そのうち少なくとも 1 つのルールで機能が有効になっている場合、有効にする設定が適用されます。