アド マネージャーでタグを作成する際は、次のおすすめの方法を参考にしてください。この記事では Google アド マネージャーを使ってできることを中心に説明しています。
デベロッパーの方には、Google パブリッシャー タグのベスト プラクティスと広告のベスト プラクティスをご確認いただくことをおすすめします。
AMP を使用し、モバイル向けに最適化されたクリエイティブを配信する
AMP(Accelerated Mobile Pages)にアド マネージャーを組み込んで、高速読み込みのページを収益化します。AMP 広告タグを作成する方法について
クリエイティブの遅延は、広告のパフォーマンスを低下させる大きな原因の 1 つです。サイズの大きいクリエイティブの使用は避け、業界のガイドライン(例: IAB モバイル広告ガイドラインの 5〜6 ページ)を守ります。
バックフィル広告を最適化する
GPT では Page Visibility API を使用して、ページがユーザーに表示されているかどうかを判断します。ブラウザのバックグラウンド タブで開かれたページは、ユーザーに表示されていない可能性があります。ブラウザが最小化されている場合や、デバイスの画面がオフになっている場合も同様です。
GPT では、ページが表示されていないと判断した場合、スクロールせずに見える範囲の広告のみをリクエストしてレンダリングします。この結果、次のようになります。
- ページが表示されたとき、最初のビューポートの広告スロットは空白の長方形で表示されません。
- ページビューのカウントに必要なシグナルは引き続き適切に送信されます。
ページが非表示の状態で更新された場合、スクロールせずに見える範囲にある広告は、ユーザーに表示されないため、読み込まれません。
GPT でページがユーザーに表示されたことが検出されると、すべての広告が通常どおり表示されます。他に、遅延読み込みなどが使用されている場合も、クリエイティブが遅れて表示されます。
広告の速度に関する問題を解決する
広告の速度を示すグレードが「遅い」または「普通」となっている場合、Lighthouse のパブリッシャー広告監査を行って、改善を図ることができます。
Lighthouse によるパブリッシャー広告監査では、自動化された一連の監査を通じて、広告の速度と品質全般を改善するためのおすすめの方法が提示されます。
詳しくは、Lighthouse によるパブリッシャー広告監査のドキュメントをご確認ください。
Google が配信するバージョンの GPT のみを使用する
gpt.js
、pubads_impl.js
、またはこれらが読み込むスクリプトを、独自のサーバーから配信したり、非公式の提供元から読み込んだりすることはできません。
公式の提供元から配信されていないバージョンの GPT の使用はサポートされていないため、新しいバージョンのブラウザやオペレーティング システムでは動作しない場合があります。また、新機能や改善が更新されない場合があります。古いバージョンの GPT ライブラリはいつでも廃止されたり、広告リクエストが拒否されるようになったりする可能性があり、広告収益の損失につながることがあります。