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Google アド マネージャー 360 でのみご利用いただけます。

オーディエンス識別子について理解する

Google アド マネージャー 360 でのみご利用いただけます。

セグメントはその作成方法に応じて、1 種類以上の識別子で構成されることになります。そのため、識別子の種類を示す情報をオーディエンス セグメント名に含めることをおすすめします。

Android アプリの利用者で構成されるセグメントの名前には、「スポーツ愛好家(AdID)」という文字列を含めます。

識別子の種類

オーディエンス ソリューションでは、セグメントに次の識別子が使用されます。

ブラウザ Cookie

パソコン向けのウェブページ(または、モバイルのブラウザ経由でアクセスされるウェブページ)へのアクセスに対しては、ユーザーのブラウザ(Chrome、Firefox、Internet Explorer など)ごとに固有の識別子となるブラウザ Cookie が使用されます。たとえば、1 人のユーザーが Firefox を使ってページにアクセスし、後で同じパソコンから Chrome を使って再度アクセスした場合は、2 人のユーザーが別々にアクセスしたものとみなされます。

ブラウザ Cookie は、ユーザーではなくブラウザを表すものです。複数のブラウザやデバイスを使用するユーザーにフリークエンシー キャップやオーディエンス ターゲティングを設定するには、PPID を使用します。

デバイス広告 ID

ウェブ以外の環境(モバイル アプリケーション内、Roku デバイスなど)から広告がリクエストされる場合は、その広告リクエストにデバイス広告 ID が追加されます。この ID は、ユーザーによるリセットが可能で、広告トラッキングを制限または無効にできるオプションを伴います。

オーディエンス ソリューションは、広告リクエストに PPID が含まれないという前提で、メンバーシップの基準を満たしているデバイス広告 ID をセグメントに追加します。セグメントに追加されたデバイス広告 ID は、同じデバイスからリクエストされた、セグメントによるターゲティングを設定している広告にのみ使用できます。デバイス広告 ID を使うと、このようにユーザーではなくデバイスを追跡できます。

現在サポートされているデバイス広告 ID の例は次のとおりです。

プラットフォーム 識別子
Android AdID: Android アプリからの広告リクエストの場合、AdID がセグメントに追加されます(PPID はそのリクエストに含まれないものと想定されます)。
iOS IDFA: iOS アプリからの広告リクエストの場合、IDFA がセグメントに追加されます(PPID はそのリクエストに含まれないものと想定されます)。
その他のデバイス デバイスによって異なります(Roku ID など)。
こうしたサービスなどを介したコンテンツへのアクセスの場合は、適用可能な ID からセグメントが作成されます(PPID はそのリクエストに含まれないものと想定されます)。このデバイス ID を含むセグメントをターゲットとするには、ユーザーが同じサービスからコンテンツにアクセスしていることが条件となります。

パブリッシャー指定の識別子(PPID)

パブリッシャー指定の識別子(PPID)は他の識別子と一緒に使用でき、広告リクエスト内に設定される必要があります。PPID はクロスデバイス対応の識別子で、他の識別子を使用できない状況(サーバーサイドのリクエスト時やパソコン向けのアプリ内など)でも使用することができます。

PPID は、複数のデバイスで 1 人のユーザーを識別するためのものです。これに対して他の識別子(ブラウザ Cookie、デバイス ID など)は、1 つのデバイスのみに対応します(共有デバイスの場合、複数のユーザーが同じデバイスを使用している可能性があります)。

  • クロスデバイス機能が動作するためには、それぞれのデバイスで広告タグ内に PPID を指定して渡すことで、ユーザーを識別する必要があります。
  • PPID を使用する場合、広告リクエストには PPID と他の識別子(ブラウザ Cookie、デバイス ID など)が含まれることになります。PPID ともう 1 つの識別子は、セグメントへの追加方法に応じて、別々のオーディエンス セグメントの組み合わせに属することが可能です。
  • 広告リクエストに PPID と他の識別子の両方が含まれる場合:
    • アド マネージャーでは PPID またはもう 1 つの識別子を含むセグメントをターゲットとしている広告を配信できます。
    • アド マネージャーでは PPID のみを基に、セグメントのメンバーシップに対する変更(識別子が新しいセグメントに属するかどうかや、特定のセグメントにおける識別子の有効期限を更新する必要があるかどうかなど)が反映されます。
  • PPID は自社セグメントでのみ使用できます。
  • PPID セグメントは、リンクしている Ad Exchange アカウントと共有でき、アド マネージャーで配信されるあらゆるインプレッションのターゲティングに使用できます。
  • Ad Exchange の取引やプライベート オークションを除き、PPID セグメントを他のサービスやネットワークと共有することはできません。

識別子を複数のセグメントで共有する

Chrome のサードパーティ Cookie は 2024 年に廃止されます。引き続きサードパーティ Cookie に基づいた新しいセグメントを作成できますが、PPID への移行を開始することをおすすめします。

異なる種類の識別子でセグメントを構成することができます。また、異なるセグメントや異なる種類のセグメント(自社セグメントと第三者セグメントなど)に同じ識別子を含めることもできます。

あるオーディエンス識別子が複数の自社セグメントと第三者セグメントに属している場合、その識別子を含む広告リクエストでは、該当するセグメントのあらゆる組み合わせをターゲットとする広告申込情報が配信候補となります。

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