Key-Value を削除する

キーや値を削除するには、キーや値の横にあるチェックボックスをオンにして、[削除] をクリックします。

キーや値を再度追加するには、キーや値を作成し直す必要があります。その際、前回削除したキーや値と同じ名前を使用します(大文字と小文字は同じにする必要はありません)。キーを再度追加すると、キーを削除したときに存在していた値も自動的に再度追加されます。

ネットワークの制限値

Key-Value を削除すると、その Key-Value はシステムの制限値のカウント対象から除外されます。

広告配信

削除した Key-Value をターゲットに設定している広告申込情報では、配信時にその条件は考慮されなくなります。ただし、削除済みの項目は、広告申込情報のターゲティング条件に「(削除済み)」として引き続き表示されます。

たとえば、月曜日に広告申込情報 A のターゲットを次のように設定したとします。

広告ユニット: /1234/home
キー: pos=top AND color=blue

そして、月曜日に広告申込情報 A を 2 つのタグに配信しました。

タグ 1: /1234/home, pos=top, color=blue

  • 広告申込情報は配信されます

タグ 2: /1234/home, pos=top, color=red

  • 広告申込情報は配信されません

火曜日に、color キーを削除しました。ただし、広告申込情報のターゲット設定は変更しませんでした。

そして、火曜日に広告申込情報 A を 2 つのタグに配信しました。

タグ 1: /1234/home, pos=top, color=blue
  • 広告申込情報は配信されます

タグ 2: /1234/home, pos=top, color=red

  • 広告申込情報は配信されます

火曜日に広告申込情報 A のターゲティングを確認すると、[Key-Value とオーディエンス セグメント] の下に次の内容が表示されます。

pos (pos) is top
and
color (deleted) is blue

水曜日に管理画面で color キーを再度追加します(関連付けられた値も自動的に再度追加されます)。広告申込情報は月曜日と同じように配信され、[Key-Value] の下には次の内容が表示されます。pos (pos) is top
and
color (color) is blue

レポート

Key-Value を削除することで、既存の Key-Value に関するレポート作成の効率化にもつながります。

レポートデータは、既存の Key-Value に基づいて収集されます。キーを削除すると、そのキーや値に関するレポートデータは収集されなくなります。削除したキーや値に関するレポートを作成すると、そのキーや値が存在していた期間のレポートデータが表示されます。

予測

Key-Value を考慮した予測結果を得るには、その Key-Value がタグに反映されてから十分な時間が経過している必要があります。

削除と大文字小文字の区別

キーを作成した後は、キーを編集したり、キーを削除して別の大文字小文字の組み合わせで再度作成したりすることはできません。以前に削除したキーを再度作成する場合、アド マネージャーのターゲティング選択では以前のキーの大文字小文字が再利用されます。

たとえば、キー「gender」と値「female」、「male」を設定しているとします。

このキーを削除して、「Gender」という動的または事前定義のキーを再度追加したとします。広告担当者が広告申込情報でこの Key-Value をターゲットに設定する際、ターゲティング選択には「Gender」ではなく元のキー名の「gender」が表示されます。

アド マネージャーの Key-Value では、大文字と小文字は区別されないため、広告配信やレポートへの影響はありません。

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