Google アド マネージャーでは、広告申込情報が配信不足になる時期を予測し、複数の場所にアラートを表示します。これにより、実際に配信不足になる前に対策をとることができます。配信不足は広告申込情報の目標を達成する妨げになります。広告申込情報が配信不足になる主な原因としては、広告枠の不足や、獲得できるインプレッション数の不足があります。配信不足の予測により、広告枠が十分にない広告申込情報を事前に把握でき、広告申込情報の配信機会を増やすための対策に取り組むことができます。
配信不足の警告が表示される広告申込情報
配信不足の警告は、次の広告申込情報で表示されます。
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配信がまだ始まっていない。
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30 日以内に開始する。
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今日から 1 年以内に終了する。
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割合ベースの目標ではなく絶対値ベースの目標(標準広告申込情報の場合はインプレッション数など)を使用している。
配信不足の警告が表示される場所
アド マネージャーでは、次のようにさまざまな場所で配信不足の警告が表示されます。
警告 | 説明 |
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[配信不足の恐れあり] ステータス |
アド マネージャーで、[配信] [オーダー] をクリックして [オーダー] 一覧ページを表示します。
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[配信不足の恐れあり] となっているオーダーまたは広告申込情報のフィルタ表示 |
オーダーまたは広告申込情報をフィルタするには次の方法があります。
これにより、広告枠が不足し注意が必要なオーダーや広告申込情報のみに絞って概要を把握することができます。また、必要な変更を効率良く行うことができます。 |
配信不足の警告が表示された場合
広告申込情報について配信不足の警告が表示された場合は、対策をとる前にまず予測を実行することをおすすめします。
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予測でも配信不足と表示される場合は、どこを変更すれば配信機会が向上するかを探ってみましょう。予測の画面内で設定やターゲティングをさまざまに変更してみることができます。広告申込情報では、変更を適用する前に予測を実行してその影響を確認できます。たとえば、ターゲットとする広告ユニットの組み合わせを変えたり、期間を変更したりして、獲得できる広告枠が増えるかどうかを確認します。良い結果が得られるとわかったら、変更を広告申込情報に適用します。配信不足を解決するためのその他のヒントについてはこちらの記事をご覧ください。
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予測で広告申込情報が配信されると表示された場合は、配信不足の警告より予測の方を信頼して大抵は差し支えありません。このような不一致が頻繁に発生する場合は、アド マネージャーのサポート担当者までご報告ください。
広告申込情報の配信がほぼ目標を達成できると予測されている状態で、ごくわずかに配信不足になる場合は、配信不足とフラグが付けられるよりも、フラグが付けられない(つまり検出漏れになる)可能性が高くなります。
配信不足の警告の更新頻度
配信不足の警告は 1 日に 1 回更新されます。