ユーザー役割を作成、編集する

役割は、ユーザー役割の権限で構成されます。ユーザー役割の権限は、ユーザーがネットワークで何を見ることができ、何を行うことができるかを規定します。組み込みの役割をユーザー アカウントに関連付けたり、カスタムの役割を作成してユーザー アカウントに関連付けたりすることができます。

組み込みのユーザー役割

組み込みのユーザー役割は、ほとんどの一般的な権限設定に対応しています。これらの役割は編集できません。新しいサービスや機能がリリースされると更新されることがあります。

組み込みのユーザー役割を確認するには:

1. Google アド マネージャーにログインします。
2. [管理者] [アクセスと認証] [役割] をクリックします。
3. [新しいフィルタを追加] [組み込み] [はい] [適用] をクリックします。

組み込みのユーザー役割のリスト

• Ad Exchange 管理者: Ad Exchange の機能にはアクセスできますが、アド マネージャーにはアクセスできません。この役割は、ネットワークによっては使用できないことがあります。

• 管理者: すべての機能に対する完全なアクセス権を持ちます。

• 管理者（アド マネージャーのみ）: Ad Exchange を除く、アド マネージャーのすべての機能に対する完全なアクセス権を持ちます。
• 広告主: 招待された広告主はオーダーの状況を確認できます。
• その他のマネージャー: すべての機能に対する読み取り専用のアクセス権限を持ち、レポートの作成とキャンペーン効果の評価を行うことができます。
• 法務担当者: ユーザー、役割、チームの表示と編集ができます。また、セルフ配信の請求先設定を完了する際にアド マネージャーの支払い契約にアクセスして同意することができます。アド マネージャーのその他の機能にはアクセスできません。
  法務担当者の役割に関連付けられている契約の権限は、管理者が作成するカスタムの役割に追加することもできます。この権限を追加したカスタムの役割は、契約書に署名することを認められているユーザーにのみ割り当てるようにしてください。
• 営業マネージャー: オーダーの作成、承認、キャンセル、ターゲティング条件の編集、オーダー、販売、広告枠に関するレポートの作成を行うことができます。
• 営業担当者: オーダーの作成と管理、作成したオーダーに関するレポートの作成を行うことができます。
• 広告担当者: オーダーの作成と編集、広告申込情報の編集、クリエイティブのアップロード、オーダーやクリエイティブに関するレポートの作成を行うことができます。

カスタムの役割

管理者は、ユーザーが必要とする権限を組み合わせたカスタムの役割を作成することができます。

ユーザー役割を作成または編集するには、自分のユーザー役割に [ユーザーと役割の編集] 権限が割り当てられている必要があります。アド マネージャーの Ad Exchange 機能の権限を持つユーザー役割を作成、編集するには、「Ad Exchange」権限が必要です。

アド マネージャーに新しい権限が追加された場合、その権限をカスタムのユーザー役割に手動で追加する必要があります。新しい権限は、カスタムのユーザー役割には自動的に追加されません。

カスタムの役割に関する注意点

カスタムの役割は、既存の役割から権限をコピーして作成することもできます。権限をコピーした後、必要に応じて権限を追加または削除できます。

カスタムの役割を作成する

1. Google アド マネージャーにログインします。
2. [管理者] [アクセスと認証] [役割] をクリックします。
3. [新しい役割を作成] をクリックします。
4. [名前] と [役割の説明] に入力します。
5. （省略可）既存の役割の権限を基にカスタムの役割を作成するには、[役割の権限をコピー] で [検索語句を入力] をクリックし、使用する役割を選択します。
6. 各カテゴリで、役割に含める権限の横にあるチェックボックスをオンにします。
   ヒント: カテゴリ内のすべてのチェックボックスをオンまたはオフにするには、[選択] の横にある [すべて] または [なし] をクリックします。
7. [保存] をクリックします。

カスタムのユーザー役割を編集する​

1. Google アド マネージャーにログインします。
2. [管理者] [アクセスと認証] [役割] をクリックします。
3. 編集する役割の名前をクリックします。
4. 名前と説明、選択されている権限を編集します。
   権限について
5. [保存] をクリックします。

カスタムのユーザー役割を無効にする

不要になったユーザー役割は「無効」に指定できます。無効にすると、そのユーザー役割はリストに表示されなくなり、新たにユーザーを割り当てることはできなくなります。すでに割り当てられているユーザーへの影響はありません。無効にしたユーザー役割を再び「有効」に指定して元に戻すこともできます。無効にできるのはカスタムのユーザー役割のみです。

1. Google アド マネージャーにログインします。
2. [管理者] [アクセスと認証] [役割] をクリックします。
   [ステータス] で役割の現在のステータスを確認できます。
3. （省略可）有効な役割でフィルタするには、[新しいフィルタを追加] [ステータス] [有効] [適用] をクリックします。
4. 無効にする役割の名前をクリックします。
5. 役割を無効にするには、右上の [有効] をクリックし、[無効] を選択します。
   変更がすぐに保存され、適用されます。

カスタムのユーザー役割を再度有効にする​

1. Google アド マネージャーにログインします。
2. [管理者] [アクセスと認証] [役割] をクリックします。
   [ステータス] で役割の現在のステータスを確認できます。
3. （省略可）無効な役割でフィルタするには、[新しいフィルタを追加] [ステータス] [無効] [適用] をクリックします。
4. 再度有効にするには役割の名前をクリックします。
5. ユーザー役割を有効にするには、右上の [無効] をクリックし、[有効] を選択します。
   変更がすぐに保存され、適用されます。