広告レビュー センターには、審査とブロックの対象となる Ad Exchange 広告を検索するための機能がいくつかあります。
次の手順で広告レビュー センターを開き、後の説明を参考に操作してください。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [配信]、[クリエイティブ]、[広告レビュー センター] をクリックします。
- 検索ボックスで [商品] をクリックし、広告枠タイプ([ディスプレイ]、[動画とオーディオ] など)を選択します。
- [ステータス] をクリックし、検索する広告のステータス([審査前] など)を選択します。
以下で、フィルタと検索オプションの使用方法について詳しく説明します。
フィルタまたは検索
広告レビュー センターの上部にある検索ボックスを使用して、表示する広告を制限できます。たとえば、広告タイプや広告サイズなどでフィルタできます。
広告をフィルタまたは検索するには、検索ボックスをクリックして、フィルタを選択するか、検索キーワードを入力します。
フィルタ オプションには次のものがあります。
- 期間: 広告の表示回数が一定回数以上になった日付に基づいて広告をフィルタします。期間選択ツールを使って、フィルタを適用する日付を選択します。
注: 期間は太平洋標準時(PST)に基づいています。
- テキスト: テキストを入力すると、特定の広告文またはリンク先 URL に一致する広告を検索できます。
- 広告レスポンス ID:
responseIdentifier
フィールドの値で、広告レスポンスに固有の ID です。responseIdentifier
フィールドは、エラー、広告、メディエーション レスポンスにあります。広告レスポンス ID は、広告レビュー センターで配信後 30 日間検索できます。広告レスポンス ID を取得する方法については、Google Developers サイト(Android、iOS)をご覧ください。 - プライベート オークション取引 ID: 取引 ID を入力して、特定のパブリッシャーの取引の広告をフィルタします。
- パブリッシャーのアプリケーション: 掲載されたアプリに基づいて広告を検索します。
- パブリッシャーのドメイン: 特定の広告枠に配信された広告を検索します。
- 最新の広告: 過去 30 日間に広告枠に配信された広告を検索します。
- 広告ネットワーク: 特定の広告ネットワークの広告を検索します。このフィルタはリアルタイム ビッダー(RTB)の広告のみを表示するため、[言語] フィルタと組み合わせることはできません。
- クリエイティブ ID: 広告を一意の識別子に基づいて検索します。
- 一般的な広告カテゴリ: 一般カテゴリまたはサブカテゴリに基づいて広告をフィルタします。
注: 広告のカテゴリは Google のシステムで自動的に分類されます。広告主様から申告されたカテゴリのみから判断されるわけではありません。Google の技術により、指定されたカテゴリに属する広告は可能な限りフィルタされますが、関連するすべての広告が完全にフィルタされるという保証はありません。
- デリケートな広告カテゴリ: デリケートなカテゴリに基づいて広告をフィルタします。
注: 広告のカテゴリは Google のシステムで自動的に分類されます。広告主様から申告されたカテゴリのみから判断されるわけではありません。Google の技術により、指定されたカテゴリに属する広告は可能な限りフィルタされますが、関連するすべての広告が完全にフィルタされるという保証はありません。
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言語: 検出された言語に基づいて広告を検索します。言語は、広告のランディング ページやコンテンツなどさまざまな要素に基づいて決定されるため、選択したフィルタの言語とは異なる言語のテキストや音声を含む広告が配信される場合もあります。結果は、該当する広告数の多い言語から順に表示されます。このフィルタは Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)の広告のみを表示するため、[広告ネットワーク] フィルタと組み合わせることはできません。
例
5 つの言語(英語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、日本語)の広告があり、各言語の配信数が、英語(20)、スペイン語(40)、イタリア語(25)、ポルトガル語(5)、日本語(10)だった場合、結果は、スペイン語、イタリア語、英語、日本語、ポルトガル語の順(降順)に表示されます。
- サイズ: サイトに掲載されたサイズに基づいて広告をフィルタします。結果は、該当する広告数の多いサイズから順に表示されます。オーディオ広告は「オーディオ」広告サイズと表示されます。
- 広告タイプ: イメージ、テキスト、またはリッチメディア広告を対象にフィルタします。
- 広告主名: アプリまたはサイトの一部として広告を宣伝している広告主の名前に基づいて広告をフィルタします。
- 広告主のアプリ: アプリまたはサイトで広告主が宣伝しているアプリの名前に基づいて広告をフィルタします。
- ラベル: 「要審査」などのカスタムラベルでタグ付けされた広告を検索します。
フィルタ オプションの中には、非表示になっていて、検索欄への入力を開始すると表示されるものもあります。
画像検索
広告レビュー センターには、イメージ広告を検索して審査するための画像検索機能があります。たとえば、競合他社のロゴの画像をアップロードして、そのロゴが含まれているイメージ広告を検索することができます。画像は、広告レビュー センターで 30 日間確認できます。
画像をもとに広告を検索する手順は次のとおりです。
- 検索ボックスの横にある [画像で検索] をクリックします。
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[画像を選択] をクリックして画像をアップロードします。
- 以下の結果を確認できます。
広告レビュー センターでは、検索対象の広告と画像が一致する広告のほか、広告マッチングが見つかることがあります。広告の検索結果では、「広告マッチング」または「画像が一致する広告」というラベルが表示されます。
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広告マッチングは、アップロードした広告のインスタンスです。検索を行うと、広告と配信時間に基づいて、お客様がアップロードした広告が特定されます。アド マネージャーでは、こうして見つかった広告をブロックしたり、広告ソースを確認したりできます。
広告マッチングの画像は、アップロードした広告と完全に一致することもあれば、そうでないこともあります。広告マッチングをブロックすると、その広告はアプリに表示されなくなりますが、他の広告ソースからは配信される可能性があります。
- 画像が一致する広告は、アップロードした検索対象の広告と画像が一致または類似する広告ですが、広告マッチングである場合もあればそうでない場合もあります。
画像検索はほとんどの広告タイプに対応していますが、類似するすべてのイメージ広告が必ずしも検索結果に表示されるわけではありません。
類似の広告と関連広告
広告レビュー センターには、類似の広告と関連広告を見つける機能があります。
類似の広告は、広告ネットワーク、広告サイズ、広告タイプ、URL を指定して検索できます。
- 類似の広告を表示するには、広告のその他アイコン 、[次の条件で類似の広告を検索] をクリックし、[広告サイズ] などのオプションを選択します。
リンク先ページや広告の内容(人物、ブランド、商品など)が類似している広告は、関連広告と見なされます。
- 関連広告を表示するには、広告をクリックして、詳細ビューで [関連広告] をクリックします。広告のステータスを変更したり、他のオプションを選択したりできます。