認定バイヤーのデータ収集管理機能を設定する

認定バイヤーのデータ収集管理機能を使用すると、入札リクエストで共有されたデータを入札広告ソースでどのように使用するかをより細かく管理できます。データ収集の管理は、広告枠ではなく購入者単位で行われるようになりました。

データ収集を有効にすると、認定バイヤー プログラムのビッダーは、インタレスト ベース広告やリマーケティング用のユーザー プロフィールを作成するなどの目的で、入札リクエストのデータを使用できます。入札広告ソースによるこうしたデータ収集を許可するかどうかを選択できます。

この機能は、提供を終了したデータ収集ブロックに置き換わるものです。

仕組み

データ収集を許可した場合、認定バイヤー プログラムのビッダーは、落札した入札のデータに基づいてユーザー プロフィールとリマーケティング ユーザーリストを作成できます。ビッダーはこの情報を使用して、お客様の広告枠の価値をより的確に判断できます。

データ収集を許可しない場合、認定バイヤー プログラムのビッダーは、トラフィックのデータに基づいてユーザーリストとプロフィールを作成することはできません。

データ収集の設定を更新する

認定バイヤーのデータ収集はデフォルトで有効になっています。認定バイヤーのデータ収集の設定を変更する方法は次のとおりです。

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [配信]、[入札者(ビッダー)] をクリックします。
  3. [認定バイヤー] でビッダーの名前をクリックします。

    アド マネージャーのセキュア シグナルの共有とデータ収集の設定が表示されている認定バイヤー リストの例
  4. [デマンド チャネルの設定] をクリックして、次の操作を行います。
    • [デフォルト設定に移動] をクリックします。
    • [オーバーライド グループに移動] をクリックします(オーバーライド グループ内のビッダーの場合)。
  5. [データの使用とパーソナライズ] で [データの収集] をクリックし、次のいずれかを選択します。
    • 入札広告ソースによるデータ収集を許可するには、スイッチをオン オン(有効) にします。
      これがデフォルトの設定です。
    • 入札広告ソースによるデータ収集を許可しない場合は、スイッチをオフ オフ(無効) にします。
  6. [保存] をクリックします。
    ヒント: 新しい認定バイヤーが認定バイヤー プログラムに追加されると、データ収集がデフォルトで有効になります。認定バイヤーのデータ収集はいつでも無効にできます。

: データ収集の設定を変更できる対象は、認定バイヤーです。Open Bidding とヘッダー入札は対象外です。

データの収集を無効にするとどうなりますか?

  • 認定バイヤー ポリシーに基づいて、インタレスト ベース広告やリマーケティング用の入札リクエスト データを使用したユーザーリストとプロフィールの作成ができなくなり、そのことを示すシグナルが、認定バイヤーに送信される入札リクエストに含まれます。
  • ビッダーが広告枠の評価に役立つデータにアクセスできなくなるため、収益が減少する可能性があります。
過去のデータについて
認定バイヤーのシステムには、過去に表示された広告のデータが残っている場合があります。この管理機能は、購入者に過去のデータの削除を求めるものではありません。バイヤーは、引き続き既存のユーザー プロフィールを使用してパーソナライズド広告を配信できます。

 

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