認定バイヤーのデータ収集管理機能を使用すると、入札リクエストで共有されたデータを入札広告ソースでどのように使用するかをより細かく管理できます。データ収集の管理は、広告枠ではなく購入者単位で行われるようになりました。
データ収集を有効にすると、認定バイヤー プログラムのビッダーは、インタレスト ベース広告やリマーケティング用のユーザー プロフィールを作成するなどの目的で、入札リクエストのデータを使用できます。入札広告ソースによるこうしたデータ収集を許可するかどうかを選択できます。
この機能は、提供を終了したデータ収集ブロックに置き換わるものです。
仕組み
データ収集を許可した場合、認定バイヤー プログラムのビッダーは、落札した入札のデータに基づいてユーザー プロフィールとリマーケティング ユーザーリストを作成できます。ビッダーはこの情報を使用して、お客様の広告枠の価値をより的確に判断できます。
データ収集を許可しない場合、認定バイヤー プログラムのビッダーは、トラフィックのデータに基づいてユーザーリストとプロフィールを作成することはできません。
データ収集の設定を更新する
認定バイヤーのデータ収集はデフォルトで有効になっています。認定バイヤーのデータ収集の設定を変更する方法は次のとおりです。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [配信]、[入札者(ビッダー)] をクリックします。
[認定バイヤー] でビッダーの名前をクリックします。
- [デマンド チャネルの設定] をクリックして、次の操作を行います。
- [デフォルト設定に移動] をクリックします。
- [オーバーライド グループに移動] をクリックします(オーバーライド グループ内のビッダーの場合)。
- [データの使用とパーソナライズ] で [データの収集] をクリックし、次のいずれかを選択します。
- 入札広告ソースによるデータ収集を許可するには、スイッチをオン にします。
これがデフォルトの設定です。 - 入札広告ソースによるデータ収集を許可しない場合は、スイッチをオフ にします。
- 入札広告ソースによるデータ収集を許可するには、スイッチをオン にします。
- [保存] をクリックします。
ヒント: 新しい認定バイヤーが認定バイヤー プログラムに追加されると、データ収集がデフォルトで有効になります。認定バイヤーのデータ収集はいつでも無効にできます。
注: データ収集の設定を変更できる対象は、認定バイヤーです。Open Bidding とヘッダー入札は対象外です。
データの収集を無効にするとどうなりますか?
- 認定バイヤー ポリシーに基づいて、インタレスト ベース広告やリマーケティング用の入札リクエスト データを使用したユーザーリストとプロフィールの作成ができなくなり、そのことを示すシグナルが、認定バイヤーに送信される入札リクエストに含まれます。
- ビッダーが広告枠の評価に役立つデータにアクセスできなくなるため、収益が減少する可能性があります。
過去のデータについて
認定バイヤーのシステムには、過去に表示された広告のデータが残っている場合があります。この管理機能は、購入者に過去のデータの削除を求めるものではありません。バイヤーは、引き続き既存のユーザー プロフィールを使用してパーソナライズド広告を配信できます。
認定バイヤーのシステムには、過去に表示された広告のデータが残っている場合があります。この管理機能は、購入者に過去のデータの削除を求めるものではありません。バイヤーは、引き続き既存のユーザー プロフィールを使用してパーソナライズド広告を配信できます。