アド マネージャー レポートの基本

ユーザー メッセージに関するレポートを作成する

ユーザー メッセージ レポートでは、サイトやアプリに表示したメッセージに対するユーザー操作のデータを確認できます。このレポートの指標は、どのメッセージがユーザーに表示されているかや、ユーザーがメッセージに対してどのような操作を行っているかを把握するのに役立ちます。

ユーザー メッセージ レポートにアクセスするには、次の 2 つの方法があります。

  • [レポート]、[レポート]、[新しいレポート] をクリックし、[レポートタイプ] を [ユーザー メッセージ] に変更します。
  • [プライバシーとメッセージ]、[GDPR] をクリックし、指標カードの [レポートを表示] リンクをクリックします。

 

この記事では、次の指標とディメンションについて説明します。


欧州の規制に関するメッセージ レポートの指標

これらの指標は、アド マネージャーのプライバシーとメッセージ レポートで使用できます。これらの指標のデータは、アド マネージャー アカウントで指標が有効になった時点から収集が開始され、それ以前の日付のデータは含まれません。

  • EEA と UK からのトラフィックの割合(サポート終了)
    EEA(欧州経済領域)と UK(英国)からのトラフィックの割合。欧州の規制に関するメッセージの表示対象となった、サイトやアプリのトラフィックの割合です。

  • 欧州の規制の同意率
    欧州の規制に関するメッセージでユーザーが PA(パーソナライズド広告)のオプションを選択したページビューの割合。ユーザーがカスタムの同意メッセージですべてのオプションに同意したページビューを含みます。選択に至らなかったページビューは除きます。

  • 欧州の規制のカスタム同意率
    欧州の規制に関するメッセージでユーザーが [オプションを管理] を使用してカスタムの同意オプションを選択したページビューの割合。

    • ユーザーが [オプションを管理] をクリックしたものの、設定を変更せずに同意を選択したケースも含みます
    • ユーザーがすべてのオプションに同意した、またはすべてのオプションに同意しなかった、および選択に至らなかったページビューは除きます

    注: [オプションを管理] のテキストはカスタマイズ可能で、メッセージ内で別の名前を付けることができます。

  • 欧州の規制のメッセージの表示数
    欧州の規制に関するメッセージがユーザーに表示されたページビュー数。

  • 欧州の規制の不同意率
    欧州の規制に関するメッセージでユーザーが「同意しない」オプションを選択したページビューの割合。カスタムの同意メッセージでユーザーがこのオプションを選択したページビューも含みます。選択に至らなかったページビューは除きます。

  • 欧州の規制の NPA 選択率 サポート終了  
    欧州の規制に関するメッセージでユーザーが NPA(非パーソナライズド広告)のオプションを選択したか、メッセージを閉じたページビューの割合。同意の決定に至らなかったページビューは除きます。

 

米国の州の規制に関するユーザー メッセージのレポートの指標

指標

これらの指標は、アド マネージャーのユーザー メッセージ レポートで作成する米国の州の規制に関するメッセージのレポートで使用できます。これらの指標のデータは、アド マネージャー アカウントで指標が有効になった時点から収集が開始され、それ以前の日付のデータは含まれません。

  • カリフォルニア トラフィック率 (サポート終了)  
    カリフォルニア州プライバシー権法(CPRA)(旧 CCPA)の適用対象となったページビューの割合。

    この指標は廃止されました。米国州のトラフィック率をご覧ください。

  • 米国州のトラフィック率 (サポート終了)  
    適用されるプライバシー関連法がある米国の州からのページビューの割合。
  • 米国州のオプトアウト選択率
    プライバシー関連法の適用対象となり、表示された米国の州規制メッセージでオプトアウトを選択したユーザーの割合。

    計算方法: (プライバシー関連法のオプトアウト数) ÷ (米国の州規制メッセージの表示回数)

  • 表示された米国州のメッセージ数
    米国の州規制メッセージがユーザーに表示された回数。

IDFA ユーザー メッセージ レポートの指標

これらの指標は、アド マネージャーのユーザー メッセージ レポートで作成する IDFA 説明メッセージのレポートで使用できます。これらの指標のデータは、アド マネージャー アカウントで IDFA メッセージが有効になった時点から収集が開始され、それ以前の日付のデータは含まれません。

  • IDFA 説明メッセージが表示された回数
    IDFA 説明メッセージが表示された回数
    IDFA 説明メッセージがユーザーに表示された回数。
  • IDFA メッセージでユーザーが何も選択しなかった回数
    IDFA メッセージでユーザーが何も選択しなかった回数
    IDFA メッセージが表示され、ユーザーがオプションを選択することなくアプリを終了した回数。
  • IDFA IAB メッセージが表示された回数
    IDFA IAB メッセージが表示された回数
    iOS ATT アラートの直前に欧州の規制に関するメッセージが表示された回数。
  • IDFA ATT アラートが表示された回数
    IDFA ATT アラートが表示された回数
    IDFA メッセージからトリガーされた iOS ATT アラートが表示された回数。
  • IDFA ATT アラートでユーザーが同意した回数
    IDFA ATT アラートでユーザーが同意した回数
    IDFA メッセージからトリガーされた iOS ATT アラートでユーザーが同意した回数。
  • IDFA ATT アラートでユーザーが同意しなかった回数
    IDFA ATT アラートでユーザーが同意しなかった回数
    IDFA メッセージからトリガーされた iOS ATT アラートでユーザーが同意しなかった回数。
  • IDFA ATT アラートでユーザーが同意した割合

    IDFA ATT アラートでユーザーが同意した割合
    IDFA メッセージからトリガーされた iOS ATT アラートでユーザーが同意した割合。IDFA ATT アラートでユーザーが同意した回数を、ATT アラートが表示され、ユーザーがなんらかのオプションを選択した合計回数で割った値です。

  • IDFA ATT アラートでユーザーが同意しなかった割合

    IDFA ATT アラートでユーザーが同意しなかった割合
    IDFA メッセージからトリガーされた iOS ATT アラートでユーザーが同意を拒否した割合。IDFA ATT アラートでユーザーが同意しなかった回数を、ATT アラートが表示され、ユーザーがなんらかのオプションを選択した合計回数で割った値です。


広告ブロックによる損失収益の回復ユーザー メッセージ レポートの指標

指標

これらの指標は、アド マネージャーのユーザー メッセージ レポートで作成する「広告ブロックによる損失収益の回復メッセージ」のレポートで使用できます。これらの指標のデータは、アド マネージャー アカウントで指標が有効になった時点から収集が開始され、それ以前の日付のデータは含まれません。

  • 広告ブロックによる損失収益の回復メッセージが表示された回数
    広告ブロックによる損失収益の回復メッセージが表示された回数
    広告ブロックによる損失収益の回復メッセージがユーザーに表示されたページビューの数。
  • 広告許可コンバージョン率

    広告許可コンバージョン率(Cookie ベース)
    ユーザーが広告ブロックによる損失収益の回復メッセージを見た後で広告を許可した割合(ブラウザの Cookie に基づきます)。

    レポートの対象期間より前または対象期間中に広告ブロックによる損失収益の回復メッセージを見たユーザーが含まれます。

    [広告許可コンバージョン数(Cookie ベース)] / [広告ブロックによる損失収益の回復メッセージが表示された回数] = [広告許可コンバージョン率(Cookie ベース)]

  • 拡張機能による広告ブロック率

    拡張機能による広告ブロック率
    ユーザーが広告ブロッカー拡張機能をインストールしていたページビューの割合。

    (拡張機能の広告ブロッカーを使用したページビュー数) ÷ (ページビュー数)

    注: この計算式の「ページビュー数」にはデフォルトですべてのデバイス カテゴリが含まれますが、広告ブロックによる損失収益の回復メッセージはパソコンでのページビューにのみ表示されます。広告ブロックによる損失収益の回復メッセージの「拡張機能による広告ブロック率」のレポートを作成するには、「デバイス カテゴリ、次のいずれかに一致、デスクトップ」のフィルタをレポートに適用します。

  • 広告許可コンバージョン数(Cookie ベース)

    広告許可コンバージョン数(Cookie ベース)
    サイトへの前回のアクセス時に広告ブロックによる損失収益の回復メッセージが表示され、その後広告を許可したユーザーの数。注: 前回のアクセスはレポート期間より前に発生した可能性があります。

  • 広告許可ページビュー数

    広告許可ページビュー数
    広告ブロックの拡張機能をインストールしており、広告ブロックによる損失収益の回復メッセージが表示された後で広告を許可したユーザーに表示されたページビュー数。

 

オファーウォール (ベータ版)  メッセージ レポートの指標

これらの指標は、アド マネージャーの「プライバシーとメッセージ」レポートで作成するオファーウォール メッセージのレポートで使用できます。これらの指標のデータは、アド マネージャー アカウントで指標がオンになった時点から収集が開始され、それ以前の日付のデータは含まれません。

  • すべてのソースの推定収益額 (ベータ版) 
    オファーウォールを通じて得られた収益(リワード広告収益とサードパーティ統合を含む)。

    注:

    • 2024 年 2 月 29 日まで、この指標には、広告がオファーウォールから開始されたかどうかにかかわらず、ネットワーク全体のリワード広告の収益が含まれていました。
    • 現在、この指標を「ドメイン」ディメンションで分割すると、収益はすべて eTLD+1 単位でレポートに表示されます。サブドメインに表示されたオファーウォールからの収益は、eTLD+1 単位で集計されます。
    Supertab.co で担保された金額は [すべてのソースの推定収益額] 指標に含まれますが、Supertab.co のタブは閉じられないため、支払われる金額と必ずしも一致するとは限りません。
  • オファーウォールのメッセージの表示回数
    ユーザーにオファーウォール メッセージが表示された合計回数。
  • オファーウォールの成功エンゲージメント (ベータ版) 
    ユーザーがアクセス権を取得したメッセージ数。
  • オファーウォールの成功エンゲージメント率 (サポート終了)  
    ユーザーがアクセス権を取得したメッセージ数をメッセージの表示回数で割った値。
  • オファーウォール後のページビュー数
    ユーザーがアクセス権を取得した後に閲覧したページ数。
 

組み合わせ可能なディメンション

ユーザー メッセージ レポートで使用できる新しいディメンションと指標は、アド マネージャーの次の既存のディメンションと組み合わせることが可能です。

  • アプリ名
    モバイルアプリ別に掲載結果を確認できます。

  • 広告スロットのリクエストにある IP アドレスに関連付けられる国。

  • データの日単位の内訳。アド マネージャーでは、データは 2016 年 1 月 18 日(月)などの拡張形式で表示されます。エクスポートされる形式は短いものとなります(例: M/D/YY)。

    注: エクスポートされる日付の形式は、レポートを作成しているユーザーの Google アカウントに関連付けられている言語や地域に基づきます。他のユーザーが作成したレポート(スケジュール設定されたレポートなど)でエクスポートされた日付の形式は、ご自身で作成したレポートの形式とは異なる場合があります。

  • 曜日
    曜日(例: 月曜、火曜)。
  • デバイス カテゴリ
    デバイス カテゴリ(コネクテッド テレビ(CTV)デバイス(ベータ版)、パソコン、フィーチャー フォン、セットトップ ボックス(STB)、スマートディスプレイ、スマートフォン、スマート スピーカー、タブレット)別の掲載結果が表示されます。
  • ドメイン
    「example.co.uk」などの最上位ドメイン別のパフォーマンスが表示されます。サブドメインは含まれません。
  • 利用資格の提供元ベータ版)
    利用資格の提供元別の掲載結果: リワード広告、Supertab、興味 / 関心、カスタム チョイス。

  • 広告枠のタイプ(廃止済み)

    広告枠の一般的なグループ別のパフォーマンスが表示されます。次のような値があります。

    • ウェブ: ユーザーがデスクトップ パソコンやノートパソコン、またはスマートフォンやタブレットのブラウザからコンテンツを表示したケースです。
    • アプリ: ユーザーがスマートフォンやタブレットのモバイルアプリでコンテンツを表示したケースです。Google アド マネージャーでは SDK を使ってモバイルアプリを識別します。簡易 URL タグを使用してアプリのリクエストを送信している場合、一貫性のない結果が返される可能性があります。
    • AMP: ユーザーが Accelerated Mobile Page(モバイルウェブ コンテンツの読み込みを高速化する技術を実装したページ)で広告を表示したケースです。
    • その他: ユーザーがどこで広告コンテンツを表示したかをアド マネージャーで特定できなかったケースです。
  • 月と年
    関連する月と年(例: 2019 年 10 月)。
  • オペレーティング システム グループ
    デバイスのオペレーティング システム グループの名前。例: Apple iOS、Android、Macintosh、Microsoft Windows 10。
  • 地域
    広告スロットのリクエストにある IP アドレスに関連付けられる地域。

  • 1 週間の期間。「M/D/YY - M/D/YY」の形式で表されます。

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