同意の取り消しとは、パーソナライズド広告に同意した EEA(欧州経済領域)および英国のユーザーがその同意を取り消すためのプロセスです。ユーザーが希望する場合に同意を取り消せるリンクをサイトやアプリのメニュー内に表示し、同意メッセージをこれらのユーザーに改めて提示する必要があります。
注:
- 「プライバシーとメッセージ」のユーザー同意プログラムでは、ユーザーが同意を取り消せるようにすることが要件となっています。同意メッセージを公開する前に、データ、Cookie、またはプライバシーに関するポリシーのページに同意を取り消すリンクを必ず含めてください。
- 自動広告機能を使用して GDPR メッセージを作成している AdSense パブリッシャー様は、同意の取り消しを実装する必要はありません。同意を取り消すリンクは、サイトに自動的に表示されます。
ファンディング チョイス JavaScript API の同意取り消し機能
取り消しフローを呼び出すには、次の関数を使用します: googlefc.callbackQueue.push(googlefc.showRevocationMessage)
コードサンプル
<a href=”javascript:googlefc.callbackQueue.push(googlefc.showRevocationMessage)”>選択内容を取り消すには、こちらをクリックしてください</a>。
AMP の同意取り消し機能 (ベータ版)
現在のところ、AMP 向けの GDPR メッセージは、AdSense ではご利用いただけません。
取り消しフローを呼び出す手順は次のとおりです。
- サイトの HTML コードの
<amp-consent>
タグ内の "clientConfig
" 属性の前に、同意取り消しコード“postPromptUI”: “fcConsentRevocation”
を挿入します。コードサンプル
<amp-consent id="googlefc" layout="nodisplay" type="googlefc">
<script type="application/json">
{
“postPromptUI”: “fcConsentRevocation”,
"clientConfig": {
"publisherIdentifier": "[一意のパブリッシャー ID]"
}
}
</script>
</amp-consent> - サイトの HTML コードの
</amp-consent>
終了タグの後に同意を取り消すリンクのコードを配置し、取り消しフローを呼び出します。コードサンプル
<div id="fcConsentRevocation">
<button on="tap:googlefc.prompt(consent=googlefc, expireCache=true)">プライバシー設定を管理</button>
</div>
同意の取り消しボタンは、EEA、英国、スイス以外からのトラフィックを含む、すべての AMP トラフィックに表示されます。
fcConsentRevocation <div>
タグ内のコードは自由にカスタマイズできます。コードは実装後も必要に応じて調整できます。ただし、コードを変更する場合は、必ず以下のガイドラインを遵守してください。
- 特別な構文を使用したボタンを含める必要があります。
<div>
ID は、<amp-consent>
HTML コードのpostPromptUI
の値と一致する必要があります。例
<div id="fcConsentRevocation">
は"postPromptUI": "fcConsentRevocation
" と一致する必要があります<amp-consent>
ID はボタンの HTML コードのtap
の値と一致する必要があります。例
<amp-consent id=“googlefc” [...] >
は<button on=“tap:googlefc.prompt [...] >
と一致する必要があります