メッセージの編集と書式設定

メッセージの作成中または作成後いつでも、テキストを編集したり、メッセージ要素の書式を設定したりすることができます。メッセージの書式設定をカスタマイズして、サイトやアプリのデザインに合わせることも可能です。

メッセージ テキストの編集

メッセージのデフォルトのテキストは、主にサイトやアプリの名前に基づいて決まります。ほとんどのテキストが編集可能です。

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [プライバシーとメッセージ] をクリックします。
  3. [プライバシーとメッセージ] ページのメッセージ タイプのカードのいずれかで [管理] をクリックします。
  4. メッセージのリストで、編集するメッセージの名前をクリックします。
  5. 編集するメッセージ内のダイアログを選択します。
  6. [言語] プルダウンから、編集する言語を選択します。 
    アド マネージャーのプライバシーとメッセージで使用されるメッセージ言語を編集する方法。
  7. (省略可)[別の言語] をクリックして、メッセージを表示するその他の言語を選択します。
  8. 編集する要素(本文テキスト、ボタンテキストなど)をクリックし、必要な変更を行います。
  9. (省略可)サイト名のプレースホルダとして、サイト名のマクロ文字列(%%SITE_NAME%%)を入力します。メッセージが複数のサイトに表示されるように設定されている場合、サイト名のマクロ文字列は、メッセージが表示される各サイトの名前(サイト名が設定されていない場合はサイトの URL)に置き換えられます。

    メッセージの編集中にサイト名を追加または変更するには:

    1. [サイト] リストの下矢印をクリックします。[サイトの選択] ページが開きます。
    2. 編集 をクリックしてサイト名を編集します。名前が未設定のサイトの場合は [サイト名を追加] をクリックして名前を入力します。
    3. [保存] 次に [確認] をクリックします。

    サイト名のマクロ文字列は、メッセージが表示されるときに新しいサイト名で置き換えられます。

  10. (省略可)その他のメッセージ オプションを選択します。
    1. 欧州の規制に関するメッセージユーザーの同意オプションを選択します。メッセージが表示されたときにユーザーが選択できる回答は次のとおりです。次の選択肢の組み合わせを使用できます。
      1. 同意、オプションの管理
      2. 同意、同意しない、オプションの管理
    2. 広告ブロックによる損失収益の回復メッセージ: カスタム オプションを追加するには、[カスタム チョイス] を選択します。
  11. (省略可)[閉じる(同意しない)] チェックボックスをオンにして、閉じるアイコンをメッセージに追加します。ユーザーは閉じるアイコンをクリックしてメッセージを閉じ、広告パートナーおよびそのデータ取得目的への同意を拒否できます。
  12. [公開] または [下書きを保存] をクリックします。[公開] をクリックすると、保存後まもなく変更がユーザーへの表示内容に反映される旨の警告が表示されます。

メッセージ要素の書式設定

メッセージの構成要素の書式を変更すると、対象となるすべてのダイアログで対応する構成要素が変更されます。たとえば、[同意リクエスト] ダイアログの本文テキストを緑色に変更すると、[同意の代替オプション] ダイアログの本文テキストも緑色に変わります。

メッセージ要素の書式を変更する手順は次のとおりです。

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [プライバシーとメッセージ] をクリックします。
  3. [プライバシーとメッセージ] ページのメッセージ タイプのカードのいずれかで [管理] をクリックします。
  4. メッセージのリストで、編集するメッセージの名前をクリックします。
  5. 書式設定する要素をメッセージ ダイアログで直接選択するか、右側のメニューから選択します([本文] など)。メニューの設定を変更して書式をカスタマイズします。
  6. [公開] または [下書きを保存] をクリックします。[公開] をクリックすると、保存後まもなく変更がユーザーへの表示内容に反映される旨の警告が表示されます。

書式設定機能

メッセージの構成要素に応じて、次の書式設定を 1 つまたは複数使用することができます。

  • 本文: フォント ファミリー
  • スタイル: 太字、斜体、下線
  • 配置: 左、右、中央
  • フォントサイズ: フォントサイズは「em」単位です。閲覧者の画面サイズまたはブラウザ設定に合わせてテキストを拡大縮小できます。
  • フォントの色: 保存アイコンをクリックして、設定する色を 16 進数または RGB 形式で入力します。

全体に関わる要素

  • メインカラー: 以下のメッセージ要素に適用されます。
    • メイン メッセージ ボタンの背景色
    • 第 3 メッセージ ボタン(含まれている場合)のフォントの色
    • アイコンの背景
    • 切り替え
    • ベンダー設定リンクのフォントの色
    • メッセージからトリガーされたヘルプ ダイアログの閉じるボタン
  • セカンダリ カラー: メッセージに含まれるセカンダリ ボタンの背景色に適用されます。

「ボタン」要素

  • メインカラー: メイン メッセージ ボタンのフォントの色に適用されます。
  • セカンダリ カラー: セカンダリ メッセージ ボタンのフォントの色に適用されます。

メッセージに表示するボタンは、目に見えない / 判読できない / 無効化されている状態でないことが求められます。ボタンは同一である必要はありませんが、明瞭に表示されるように、テキスト処理(フォント、フォントサイズ、フォント スタイル)が一致している必要があります。また、それぞれのテキストの最小コントラスト比は 5 対 1 でなければなりません。

つまり、メッセージに表示されるボタンの背景色とフォントの色の違いを際立たせて、十分に読みやすくする必要があります。ボタンの背景色とフォントの色が設定されている場合、Google は色のコントラストが十分かどうかを検知して、選択されている色の調整が必要かどうかをお知らせします。

メッセージの表示対象を選択する

既存の欧州の規制に関するメッセージの表示対象とするユーザーを、地域ターゲティングに基づいて選択します。メッセージをすべてのユーザーに表示するか、EEA 加盟国と英国のユーザーにのみ表示するかを選択できます。

既存の欧州の規制に関するメッセージを表示するため、地域ターゲティングを選択する手順は次のとおりです。

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [プライバシーとメッセージ] をクリックします。
  3. [プライバシーとメッセージ] ページのメッセージ タイプのカードのいずれかで [管理] をクリックします。
  4. メッセージのリストで、編集するメッセージの名前をクリックします。
  5. Targeting をクリックして、地域ターゲティング オプションを選択します。

利用可能な地域ターゲティング オプション

地域ターゲティング オプションを変更した場合でも、選択した地域以外のユーザーによるそれまでの意思決定は保持されます(例: TC 文字列が無効または期限切れになるまで)。

欧州の規制に関するメッセージ

次のどちらかを選択し、メッセージに適用します。

  • GDPR が適用される国(EEA および英国): EEA 加盟国と英国のユーザーにメッセージを表示します。
  • 全体: すべてのユーザーにメッセージを表示します。

米国の州規制に関するメッセージ

米国の州を選択します。該当する州の対象ユーザーにメッセージが表示されます。

  • カリフォルニア
  • コロラド
  • コネチカット
  • バージニア
  • ユタ

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