Lookout を使用すると、周囲の物体、画像、テキストについての詳しい情報を得られます。Android デバイスのカメラとセンサーを使用して物体やテキストを認識し、何が見えているかを音声で伝えてくれる機能です。
ステップ 1: 要件を確認する
Lookout をダウンロードして使用するには、お使いのデバイスがサポートされていることをご確認ください。
- Android バージョン: 6.0 以降。お使いの Android のバージョンを確認する方法については、こちらをご覧ください。
- 言語: ベンガル語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィリピン語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、マラーティー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ルーマニア語、スロバキア語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語、ベトナム語。
ステップ 2: Lookout をインストールして有効にする
- Google Play で Lookout をダウンロードします。
- 以下のいずれかの方法で Lookout を起動します。
- 「OK Google, Lookout を起動して」と話しかけます。
- スマートフォンの [アプリ] セクションで Lookout アイコン
を選択します。
- 初めて Lookout を開く場合は、画面に表示されるメッセージに沿って、データがどのように使用されるかを確認します。
- 写真と動画の撮影を Lookout に許可するには、[許可] を選択します。
- カメラが外側を向くようにデバイスを持ちます。
Lookout のモードを使用する
Lookout のモードを切り替える
モードを変更するには、画面下部でモードをタップします。TalkBack を使用している場合は、モードをダブルタップします。左から右にスワイプすることもできます。TalkBack を使用している場合は、2 本の指でスワイプします。
Modes you can use
テキストモード
デフォルトでは、Lookout はテキストモードで起動します。カメラをテキストに向けます。このモードは手紙の分類や標識の読み取りなどにおすすめします。
テキストがはっきりと読み取れない場合は、デバイスの向きを縦や横に変えたり、デバイスをテキストに近づけたり離したりしてください。
探索モード(ベータ版)
重要: 探索モードは現在ベータ版であるため、他のモードよりも精度が低くなります。
自分の周囲にカメラを向けると、物体、テキストなど、周りにあるものを音声で教えてくれます。
食品ラベルモード(ベータ版)
Important: Food labels mode is currently available in selected countries.
重要: 食品ラベルモードは、現在一部の国でのみご利用いただけます。初めて食品ラベルモードを選択した場合は、画面に表示されるメッセージに沿って追加データをダウンロードしてください。データをダウンロードすると、食品ラベルモードで食品ラベルを認識できるようになり、すばやく結果を入手できます。また、オフラインでも利用できるようになります。
Lookout は、バーコードをスキャンしたり、食品パッケージの前面を認識したりできます。食品のラベルをカメラの正面に向けて持ち、ゆっくりと回転させます。
Tip: The first time you select Food labels mode, follow the prompt to “Download additional data.” This download lets Lookout recognize food labels, get results faster, and work offline.
ドキュメント モード
ドキュメント モードを使用すると、テキストの全ページや手書き文字を読み上げることができます。
ドキュメント モードを使用するには:
- 平らな場所に書類を置きます。
- デバイスを縦向きに持ちます。
- カメラを書類にかなり近づけて開始します。
- ドキュメントからゆっくりと遠ざけます。
- Lookout によるドキュメントの写真を撮るためのリアルタイムのガイダンスを聞きます。
ヒント: [スナップショットを撮る] をタップして、表示されるテキストを読み上げることもできます。Lookout ではライブカメラ ビューよりもスナップショットの方が正しく読み上げられる場合があります。
通貨モード
重要:
- 通貨モードでは、米ドル、ユーロ、インドルピーがサポートされています。硬貨は認識されません。
- 通貨モードでは、通貨を数えることはできません。複数の紙幣がある場合は、それぞれを確認する必要があります。
通貨モードを使用する場合は、一度に 1 枚の紙幣をカメラで撮影してください。
画像モード(ベータ版)
重要: 現在、一部の機能は英語でのみご利用いただけます。
画像モードを使用すると、画像の内容の説明を聞くことができます。Lookout 内で画像を開いたり、他のアプリから Lookout に画像を共有したりできます。
画像に応じて、Lookout は内容を要約したキャプションと、さらに詳しい説明を提供します。画像にファイル内の位置情報やタイムスタンプが含まれる場合、Lookout はその情報もレポートします。
画像の品質は、提供される詳細情報の量や精度に影響する可能性があります。不十分な照明、ぼかし、低解像度、遮蔽物は、結果に悪影響を及ぼす可能性があります。
Lookout の使用に関するヒント
Lookout の停止と開始
- Lookout を停止するには [カメラをオンにする] をタップし、起動するには [カメラをオフにする] をタップします。TalkBack を使用している場合は、ダブルタップします。
- Lookout を停止するとスマートフォンが振動します。
言語と国を変更する
デフォルトでは、Lookout は Android スマートフォンと同じ設定を使用しますが、テキストモード、ドキュメント モード、探索モードの言語、食品ラベルモードの国は変更できます。このため、Lookout は多言語環境でご利用いただけます。
デバイスで Lookout を開いた後の手順:
- モードを選択します。
- 言語または国を選択します。
- アクティブ モードに戻るには、[戻る] ボタンをクリックします。
食品ラベルモードの国を変更すると、その国の最新のデータをダウンロードするように指示されます。
最近の結果を確認または共有する
[最近使用したアイテム] リストで、Lookout で検出されたアイテムの履歴を確認できます。結果を他のユーザーと共有するには:
- [最近使用したアイテム] を選択します。
- 結果を 1 つずつスクロールします。
- アイテムを選択して詳細を表示します。
- アイテムを共有するには、共有アイコン
を選択します。
- 結果を共有または保存するアプリを選択します。
最近使用したアイテムは、Lookout を閉じるたびに自動的に削除されます。
Lookout の設定を変更する
- スマートフォンの [アプリ] セクションで Lookout アイコン
を選択します。
- アカウントのメニュー
[設定] を選択します。
- 次の設定を確認または変更します。
- 画像認識の精度向上: Google のサーバーに Lookout 画像を送信して精度を向上させます。
- 画像はデバイスに保存されます。処理のみを目的として Google のサーバーに画像を送信するには、[Wi-Fi のみ]、[Wi-Fi とモバイルデータ]、[オフ] のいずれかを選択します。
- ライトの自動点灯: 自動的にライトをオンにして画像の認識精度を高めます。
- ドキュメント スキャンのヒント: ドキュメント スキャン時にガイダンスを利用できます。
- 触覚フィードバック: 操作の確定をバイブレーションで知らせます。
- テキスト読み上げの出力設定: Lookout のテキスト読み上げの設定をカスタマイズします。
- これらの設定は、デバイスの OS のテキスト読み上げの設定とは別のものです。話す速さの調整、ピッチの調整、サンプルの再生、システムのデフォルトへのリセットを行うことができます。
- 画像認識の精度向上: Google のサーバーに Lookout 画像を送信して精度を向上させます。
ヘルプとフィードバック
Lookout に関するフィードバックを送信するには:
- スマートフォンの [アプリ] セクションで Lookout アイコン
を選択します。
- アカウントのメニュー
[ヘルプとフィードバック] を選択します。
Lookout の使い方についてご不明な点がありましたら、Google Disability Support チームにお問い合わせください。