Android デバイスで Google Workspace を設定すれば、外出先でも仕事用や学校用のアカウントにアクセスできます。個人のデバイスを使用することも、会社のデバイスを使用することも可能です。会社でモバイル管理を使用してデータを保護している場合は、デバイスに Google Device Policy アプリをインストールして仕事用プロファイルを作成する必要があります。
始める前に
- Google Workspace アカウントと Android デバイスが必要です。Google Workspace アカウントをお持ちでない場合は、管理者にお問い合わせください。
- 以下にご紹介するのは、Android 8.0 Oreo 以降を搭載した Pixel デバイスをご利用の場合の設定手順です。別のデバイスでは手順が異なることがあります。
- 仕事用プロファイルが含まれている個人デバイス、仕事専用の個人デバイス、会社所有のデバイスを設定する場合、デバイス設定内のバックアップ ツールは利用できません。
手順 1: Google Workspace アカウントをデバイスに追加する
- 次のいずれかを行います。
- 新規デバイスまたは初期化済みデバイスの場合は、デバイスを起動し、表示される手順に沿って Google ログイン画面に移動します。
- すでに使用しているデバイスの場合は、[設定] [アカウント] [アカウントを追加] [Google] をタップします。
- 必要に応じてデバイスのパスワードを入力します。
- Google Workspace のメールアドレスを入力し、[次へ] をタップします。
Google Workspace アドレスは、職場や学校で使用しているメールアドレスです。 - パスワードを入力し、[次へ] をタップします。
- 利用規約とプライバシー ポリシーに同意するには、[同意する] をタップします。
- 必要に応じて [その他] [次へ] [次へ] をタップし、次のいずれかを行います。
- [仕事用のみ] をタップします。
- [仕事用と個人用] をタップします。
- 次に表示される内容は、管理者によるデバイスの管理方法によって異なります。
- 画面ロックの作成を求められた場合は、[次へ] をタップして手順に沿って操作します。画面ロックの作成が完了すると、デバイスで仕事用のアプリやデータにアクセスできるようになります。
- Device Policy アプリのインストールを求められた場合は、手順 2 に進みます。
- プロンプトが表示されない場合は、これで完了です。デバイスで仕事用のアプリやデータにアクセスできます。
管理者によるデバイスの管理方法について詳しくは、デバイスの管理方法をご覧ください。
- すでに使用されていたデバイスの場合は、出荷時の設定にリセットします。
[設定] [バックアップとリセット] [データの初期化] をタップ 画面の指示に沿って操作します。 - ホーム画面で [開始] をタップします。
- モバイル ネットワークに接続するか、使用する Wi-Fi ネットワークをタップします。
接続すると、アップデートの有無の確認が行われる場合があります。 - メッセージが表示されたら、次のいずれかを行います。
- 別のデバイスまたはクラウドからデータをコピーする。
- デバイスを新しいデバイスとして設定する。
- Google Workspace のメールアドレスを使用してログインし、[Next] をタップします。
Google Workspace アドレスは、組織で使用しているメールアドレスです。 - パスワードを入力し、[次へ] をタップします。
- 利用規約とプライバシー ポリシーに同意するには、[同意する] をタップします。
- メッセージが表示されたら、[同意して続行] をタップしてデバイスを仕事用に設定します。
注: Device Policy アプリのインストールを求めるメッセージが表示された場合は、以下の手順 2 に進みます。 - 画面の指示に沿ってセキュリティ機能を設定します。
手順 2: 管理アプリをインストールして仕事用プロファイルを作成する
Android Device Policy アプリ、Google Apps Device Policy アプリ、仕事用プロファイルのインストールまたは更新を求めるメッセージが表示された場合は、次の手順を行います。詳しくは、デバイスの管理方法をご覧ください。
- プロンプトで [インストール] をタップします。
- [インストール] をタップします。
- [同意して続行] をタップして、デバイスに仕事用プロファイルを作成します。
- [次へ] をタップし、画面の指示に沿って仕事用プロファイルを設定します。
- 必要に応じて [開始] をタップし、手順に沿ってデバイスの画面ロックを設定します。
- [インストール] [次へ] をタップして仕事用アプリをインストールします。
- [完了] をタップします。
- プロンプトで [同意して続行] をタップします。
- [次へ] をタップし、画面の指示に沿って仕事用プロファイルを設定します。
- デバイスの画面ロックを設定するように求められたら、[開始] をタップして手順に沿って操作します。
- [インストール] [次へ] をタップして仕事用アプリをインストールします。
- [完了] をタップします。
手順 3: 仕事用アプリの使用を開始する
仕事用プロファイルを作成していない場合は、アプリを開いて Google Workspace アカウントにログインし、職場や学校のデータにアクセスできます。個人アカウントで Gmail などのアプリをすでに使用している場合は、仕事用または学校用のアカウントに切り替えることができます。詳しくは、アカウントを切り替えるをご覧ください。
デバイスで仕事用プロファイルを作成した場合、仕事用アプリにブリーフケース アイコン が表示されます。ホーム画面に仕事用アプリが表示されることがあります。また、仕事用プロファイルからすべての仕事用アプリにアクセスできます。
- すべてのアプリにアクセスするには、上にスワイプします。
- [仕事] をタップします。
- (省略可)その他の仕事用アプリを見つけてインストールするには、managed Google Play にアクセスします。
注: 組織の設定によっては、一部のアプリをインストールできない場合があります。サポートが必要な場合は管理者にお問い合わせください。
デバイスの管理方法
管理者はデバイスにセキュリティ ポリシーを設定してデータを保護し、デバイスのセキュリティを強化できます。また、ユーザーがデバイスを紛失した場合に仕事用データを消去することもできます。
管理者が使用するデバイス管理のレベルによっては、デバイスにセキュリティ ポリシーを適用するアプリをインストールする必要があります。詳しくは、Android Device Policy の概要をご覧ください。