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リージョンでのデータの移動状況を確認する

データを別のリージョンに移動している間、管理者の方には進捗をご確認いただくことをおすすめします。たとえば、データの移動にかかる時間、移動が完了したアカウントの割合やその算出方法を知ることができます。

移動状況のレポートを確認する手順については、リージョンでのデータの移動状況を確認するをご覧ください。

注:

  • データ リージョン機能には、Enterprise データ リージョンと Fundamental データ リージョンの 2 つのバージョンがあります。移動状況を確認するには、Google Workspace Enterprise Plus、Education Plus、Education Standard に含まれる Enterprise データ リージョンが必要です。
  • データ リージョン レポートには、Enterprise Plus、Education Plus、Education Standard のユーザーの移動状況のみが記載されます。
  • Enterprise データ リージョンと Fundamental データ リージョンの機能の違いについては、データ リージョンと Google Workspace のエディションをご覧ください。使用しているサービスをアップグレードする手順については、Enterprise Plus エディションに切り替えるをご覧ください。

よくある質問

移動の所要時間

データの移動には、データ リージョン ポリシーで指定された対象データの量、移動するデータ オブジェクトの数、ネットワーク帯域幅などさまざまな要因が関係します。データが大量だったり、1 つのファイルのサイズが大きかったりする場合は、小さなファイルの移動よりも時間がかかります。
ユーザーは移動中のファイルも使用できますが、これにより適時性とデータ移動の速度に影響がある場合があります。

完了率の計算方法

移動の進行状況は、サービス、ユーザー、リージョンから総合的に判断されます。

選択したリージョン内のサービスについては、ユーザーの対象データがすべて新しいリージョンに保存された時点で、そのユーザー アカウントが新しいリージョンに移動されたことになります。

たとえば、Gmail のユーザー 10 名をヨーロッパ リージョンに移動中で、そのうち 6 つのユーザー アカウントで移動が完了した場合、Gmail の移動完了率は 60% です。

特定のリージョンにおいては、ユーザーの対象データがすべて新しいリージョンに保存された時点で、移動が完了したことになります。

完了率は、あるリージョンから別のリージョンへのユーザーデータの転送状況を表したものです。新規のユーザーについては、その作成完了が報告された後で計算に含まれるようになります。

一部のサービスの移動に時間がかかる理由

サービスの中には、そのサービスのユーザーデータ量、データ オブジェクトの数、ネットワーク帯域幅などの要因によって、移動に時間がかかるものがあります。

たとえば、Google カレンダーのユーザーデータの量は、通常、同じユーザーのドライブデータよりも大幅に少なくなります。そのため、対象のカレンダー データは、対象のドライブデータより先に移動が完了すると考えられます。

ダッシュボードの更新頻度

通常、ダッシュボードは 12 時間ごとに更新されます。

完了率が低下する理由

移動完了率は、次のようにさまざまな理由で変動します。
  • 管理者が組織部門のデータ リージョン ポリシーを変更した。
  • 管理者がユーザーの割り当て先を別の組織部門に変更した。
  • ユーザーまたは管理者がデータ オブジェクトのオーナー権限を変更した(ドライブ内のファイルのオーナー権限を別のユーザーに変更したなど)。
  • 共有オブジェクトについて、ユーザーまたは管理者が共有メンバーを変更した。

たとえば、あるユーザーがヨーロッパに拠点を置く組織部門から米国に拠点を置く組織部門に異動すると、データ リージョン ポリシーが変わります。これにより、そのユーザーの対象データのヨーロッパから米国への移動が始まり、完了率が低下します。

移動の進行状況の解釈について

プライマリ データ

データ リージョンを選択すると、指定したユーザーのデータが新しく選択したリージョンに移動されます。移動完了率はアカウントごとに計算されます。選択したサービスのデータについて、アカウントの正しいリージョンへの移動が完了すると、全体の完了率が上昇します。たとえば、ユーザー 10 名のうち、1 名の移動が完了すると、移動完了率は 10% になります。

バックアップ

データ リージョンを選択すると、プライマリ データの移動完了後に、そのリージョンにバックアップが作成されます。既存のバックアップは、選択したリージョンに移動されず、期限切れまでそのまま残ります。

インデックス

データ リージョンを選択すると、プライマリ データの移動完了後に、そのリージョンにインデックスが作成されます。既存のリージョンのインデックスは更新されず、期限切れまでそのまま残ります。

移動状況を確認できない場合

移動状況を確認できないのは、Fundamental データ リージョンのサブスクリプションを利用していることが原因です。移動状況を確認するには、Google Workspace Enterprise Plus サブスクリプションに含まれる Enterprise データ リージョンが必要です。

使用しているサービスをアップグレードする手順については、Enterprise Plus エディションに切り替えるをご覧ください。

関連トピック

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