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フォルダの閲覧権限があり、共有ドライブの管理者権限を持つ管理者は、そのフォルダを共有ドライブに移動できます。また、マイドライブから Google ドライブ内の共有ドライブにファイルを移動できるユーザーを管理して、必要とするユーザーに制限付きの管理者ロールを割り当てることもできます。
管理者としてフォルダを共有ドライブに移動する
共有ドライブの [管理者] 権限を持つユーザーは、フォルダをマイドライブから共有ドライブに移動できます。ただし、移動できるファイルは制限されているため、管理者がフォルダを移動した方が良い場合もあります。
次の手順は、共有ドライブの管理者として自分自身を追加し、移動するフォルダのアクセス権を取得してからフォルダを移動する方法を示しています。
注: フォルダを移動すると、ファイルへのアクセスが変わる可能性があります。
- 共有ドライブのすべてのメンバーが、フォルダ内のコンテンツ(以前は非表示になっているファイルを含む)を閲覧できます(他のユーザーとフォルダを共有する際に、フォルダ内の特定のファイルへのアクセス権を削除すると、マイドライブ内に隠しファイルが存在することになります)。
- 移動前にフォルダを直接共有していたユーザーは、引き続きそのフォルダにアクセスできます。移動前にフォルダに対する編集者権限があったユーザーは、移動後はコンテンツ管理者権限になります。
- フォルダとそのコンテンツに、親フォルダへのアクセス権を通じて間接的にアクセスできていたユーザーは、そのフォルダにアクセスできなくなる可能性があります。親フォルダの権限から継承された間接的なファイル権限はコピーされません。
フォルダを共有ドライブに移動する手順
- 共有ドライブに対する [管理者] 権限がない場合:
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- [共有ドライブの管理] をクリックします。
- フォルダの移動先となる共有ドライブにカーソルを合わせ、[メンバーを管理] をクリックします。共有ドライブが多数ある場合は、共有ドライブ名やその他の属性でリストを絞り込むことができます。
- 管理者の権限を持つ共有ドライブに管理者アカウントを追加します。
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- 共有ドライブに移動するフォルダへのアクセス権がまだない場合は、管理者アカウントに閲覧者以上のアクセス権を付与するよう、オーナーに依頼します。
- 管理者アカウントで drive.google.com を開きます。
- 左側にある [共有アイテム] をクリックして、移動するフォルダを見つけます。
- 左側にある [共有ドライブ] を展開し、フォルダの移動先の共有ドライブを見つけます。
- 共有ドライブに移動するフォルダをドラッグします。
- 確認を求めるメッセージに同意して、フォルダを共有ドライブに移動します。 次の問題に関する通知が届くことがあります。
- フォルダ内に、移動できないアイテム(例: 別の組織が所有するアイテム)がある。移動できないアイテムの一覧を表示するには、通知ボックスで [ファイルリスト(CSV 形式)をダウンロード] をクリックします。このリストには、アイテム名、オーナー、移動できない理由が含まれています。詳しくは、このページの移動できないファイルとフォルダをご覧ください。
- 一度に 100,000 個以上のアイテムを移動しようとしている。親フォルダが大きすぎる場合は、共有ドライブ内に親フォルダを新規作成し、サブフォルダを個別に移動することで制限内に収めることができます。
- 移動により、共有ドライブ内のアイテム数が 50 万個を超える、またはネストされたフォルダが 20 個を超える。詳しくは、共有ドライブの制限をご確認ください。
- 外部組織が所有する共有ドライブにコンテンツを移動することはできません。
移動できないファイルとフォルダ
権限やアクセスの問題により移動できないファイルやフォルダについては、共有ドライブにそのアイテムのショートカットが作成され、既存のフォルダ構造が保持されます。アイテムはファイルのオーナーのマイドライブのルートに移動されます。次のシナリオでは、移動できないアイテムによってフォルダの構造やコンテンツが大規模に再編成されないよう、フォルダの移動が拒否されます。
- 25 個以上のアイテムは移動できません
- 10% 以上のアイテムが移動できない
移動できないファイルのリストと移動できない理由を確認するには、移動を試みた後に表示される通知で [ファイルリスト(CSV 形式)をダウンロード] をクリックします。
ファイルのオーナーまたは編集者に共有ドライブへのファイルの移動を許可する
この設定では、ファイルを共有ドライブに移動できるユーザー(ファイルのオーナーと編集者のいずれか、あるいはオーナーのみ)を制御できます。ファイルの共有ドライブへの移動時に、ファイルのオーナー権限がオーナーから組織に変更されるため、このオプションでは、ファイルのオーナー権限を変更できるユーザーを指定します。
- [ユーザーに共有ドライブへのファイルの移行を許可する] チェックボックスをオンにした場合:
- ファイルのオーナーは、少なくとも投稿者、コンテンツ管理者、管理者のアクセス権のある共有ドライブにファイルを移動できます。
- 編集者は、投稿者、コンテンツ管理者、管理者のアクセス権を持つ共有ドライブにファイルを移動できます。ただし、メンバー以外とはファイルを共有できないよう共有ドライブが設定されている場合、ファイルのオーナーが共有ドライブのメンバーである必要があります。
- [共有ドライブへのファイルの移行をユーザーに許可する] チェックボックスがオフになっている場合、ファイルのオーナーのみが、投稿者、コンテンツ管理者、管理者のアクセス権を持つ共有ドライブにファイルを移動できます。
始める前に: 必要に応じて、部門やグループに設定を適用する方法をご確認ください。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- [移行設定] をクリックします。
- [共有ドライブへのファイルの移行をユーザーに許可する] チェックボックスをオンにします。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承](グループの場合は [設定解除])をクリックします。
ほとんどのファイルやフォルダを共有ドライブに移動できるようにする
所有権限、または編集権限がないファイルやフォルダを共有ドライブに移動する必要があり、その共有ドライブのユーザーに管理者権限を委任してもかまわない場合は、制限付きの管理者ロールを割り当てます。
- ドライブとドキュメントで管理者のロールを作成して、[共有ドライブへのファイルやフォルダの移動] 権限を割り当てます。
- その管理者ロールをユーザーに割り当てます。