管理者は、会社または学校のユーザーがどの Google Workspace Marketplace アプリを使用できるかを管理できます。アプリの使用をすべてのユーザーに許可することも、特定の部門やチームのユーザーのみに許可することもできます。アプリを利用可能にする方法は 2 つあります。許可リストに追加してユーザーがインストールできるようにする方法と、管理者がユーザーに代わってアプリをインストールする方法です。このページでは、許可リストを管理する方法について説明します。ユーザーに代わってアプリをインストールする方法については、組織に Marketplace アプリをインストールするをご覧ください。
許可リストの仕組み
- 許可リストは、[アプリへのアクセスの管理] が [許可リストに登録されている Marketplace のアプリをユーザーがインストールして実行できるようにする] に設定されているユーザーに影響します。許可リストは、任意のアプリのインストールと実行が許可されているユーザーや、アプリのインストールと実行が許可されていないユーザーには影響しません。詳しくは、ユーザーが Marketplace アプリをインストールできるかどうかを設定するをご覧ください。
- 組織全体に対してアプリを許可すると、すべてのユーザーがそのアプリをインストールして実行できるようになります。特定の組織部門のユーザーがアプリを使用できないように設定するには、そのアプリを対象の組織部門の除外リストに追加します。
- 特定の組織部門またはグループに対してアプリを許可すると、その他のユーザーに対してはそのアプリが自動的にブロックされます。除外リストに個別に追加する必要はありません。グループの許可リストは、組織部門の除外リストよりも優先されます。
- 組織全体でアプリを除外することは、そのアプリを許可リストに追加しないことと同じです。
- 特定の組織部門でアプリを除外しても、そのアプリが親の組織部門で許可されていない限り、影響はありません。
- 除外リストは、ユーザーが Marketplace 以外の場所からアプリをインストールすることを防ぐことはできません。より高度なデータアクセス制御が必要な場合は、サードパーティのすべての API アクセスを除外してください。詳しくは、Google Workspace のデータにアクセスできるサードパーティ製アプリと内部アプリを制御するをご覧ください。
アプリを許可リストまたは除外リストに追加する
始める前に: 一部のユーザーだけがアプリを使用できるようにするには、まず、該当するユーザー アカウントを組織部門またはアクセス グループに配置します。次に、それらの組織部門とグループに対してのみアプリを許可します。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace Marketplace アプリ] [アプリリスト] に移動します。
- [アプリを許可リストに登録] をクリックします。
- アプリを検索します。そのアプリが許可または除外したいものであることを確認するには、その名前をクリックしてアプリの掲載情報を開きます。アプリが見つからない場合、そのアプリは管理者だけがインストールできるものであり、アプリを許可リストに登録できない可能性があります。
- アプリの横にある [選択] をクリックします。
- アプリを許可するか除外するかを選択し、[続行] をクリックします。
- この設定を適用する対象を選択します。除外リストの適用対象として選択できるのは組織部門のみです。注:
- 子組織部門またはグループに対してアプリを許可すると、その他すべてのユーザーに対してそのアプリは除外されます。
- 除外リストに追加したアプリにも、すべてのアプリのインストールが許可されているユーザーからはアクセスが可能です。あるいはアプリを許可リストに追加していない場合も同様です。
- 許可リストに登録されたアプリでも、API の制御によって除外できます。
- [完了] をクリックします。
ユーザーは許可リストに登録されたアプリを、Marketplace の [承認されているアプリ] カテゴリで確認できます。
アプリを許可するユーザーと除外するユーザーを変更する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace Marketplace アプリ] [アプリリスト] に移動します。
- [許可リスト登録済みのアプリ] タブまたは [除外されたアプリ] タブで目的のアプリを見つけてクリックします。
- [許可リストに登録されたアプリへのアクセス] カードで [組織部門とグループを表示] をクリックします。[許可リストの設定] に、最上位の組織部門の設定が表示されます。
- 左側で、設定を変更する組織部門またはグループを見つけてクリックします。
- アプリを許可する(オン)かブロックする(オフ)かを選択し、[保存] または [オーバーライド] をクリックします。
許可リストまたは除外リストからアプリを削除する
注:
- 許可リストからアプリを削除すると、ユーザーはアプリをインストール済みであってもアクセスできなくなります。アドオンはサイドパネルに表示されなくなります。
- 許可リストから Chat 用アプリを削除すると、ユーザーは Google Chat でそのアプリを使用できなくなります。
アプリを削除するには:
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace Marketplace アプリ] [アプリリスト] に移動します。
- [許可リスト登録済みのアプリ] タブまたは [除外されたアプリ] タブで目的のアプリを見つけてクリックします。
- 左側の [許可リストからアプリを削除] をクリックします。
- 警告ボックスを確認し、[すべての許可リストからアプリを削除] をクリックします。