送信元の IP アドレスが受信者側でブロックされていることが原因で、送信したメールがバウンスメールとして戻ってくることがあります。IP アドレスがブロックされると、そのアドレスからのメールはすべてバウンスされます。ドメインによっては、拒否リストサービスを使って不審な送信元からのメールを識別しブロックしています。ある IP アドレスからのメールを一定数以上のユーザーが迷惑メールに分類すると、そのアドレスがブロックされる仕組みです。過去に迷惑メールの送信に使われたためブロックされている IP アドレスを経由して配信されたメールも、バウンスメールとして戻ってくる可能性があります。
解決策 1: 承認済み送信者リストに追加してもらう
ご利用のドメイン名を承認済み送信者リストに追加してもらうよう受信者に依頼します。
解決策 2: 送信元の IP アドレスを受信者側で許可リストに登録してもらう
受信者側で使用されているメールサービスが送信者を承認する機能に対応していない場合は、受信者側の IT 管理者が Gmail の送信元 IP アドレスを許可リストに登録する必要があります。
注: 現状の Google の IP アドレス範囲を調べるには、Google の SPF レコードを確認します。
Google が行っている対応
Google は拒否リストサービスの提供元と定期的に連絡をとり、Google の IP アドレスがブロックされた場合はリストから削除してもらうよう依頼していますが、Google の IP アドレスのブロックを阻止することや、リストから確実に削除されることを保証することはできません。拒否リストに登録された IP アドレスの削除は、Google が行うものではないためです。
関連トピック
送信メールサーバーで使われる Google の IP アドレスの範囲
Google Workspace サポートへのお問い合わせ
ご不明な点が他にもございましたら、Google Workspace サポートまでお問い合わせください。