MX レコードとは
sales@[会社名].com 宛てのメールが送信される際、送信元のパソコンはメールの配信先を特定するために @[会社名].com の MX レコードを検索します。
会社の Google Workspace アカウントで Gmail を使用する前に、ドメインの MX レコードを変更する必要があります。MX レコードは、受信メールが Google のメールサーバーに配信されるように指定するものです。
メールの受信に問題がある場合は、DNS レコードを調べて、ドメインの Google MX レコードが正しいことを確認します。
Google Workspace に登録した時期を確認する
2023 年より前に登録した場合
これまでは、Google Workspace の使用を開始する際に、下の表に示す 5 つの MX レコードを追加するよう求められていました。
2023 年 4 月より、Google Workspace の登録プロセスが変更され、新規のお客様にお使いいただく MX レコードは 1 つになりました。このたびの変更により、これまでよりも簡単に Gmail を有効にできるようになりました。なお、メールの配信や信頼性に影響はありません。
重要: Gmail が機能している場合は、MX レコードを変更しないでください。変更すると、受信メールが返送される可能性があります。
名前、ホスト、エイリアス* | 優先度 | 値、応答、参照先 |
---|---|---|
空白または @ | 1 | ASPMX.L.GOOGLE.COM |
空白または @ | 5 | ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM |
空白または @ | 5 | ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM |
空白または @ | 10 | ALT3.ASPMX.L.GOOGLE.COM |
空白または @ | 10 | ALT4.ASPMX.L.GOOGLE.COM |
* 名前と値のフィールドには、ドメインホストで異なるラベルを使用します。一部のホストでは、サーバー名の末尾にピリオドを付ける必要があります。
ヒント: 詳しい手順が必要な場合は、Google Workspace で Gmail を有効にする方法をご覧ください。
優先値
重要: ドメインホスト システムの優先度の指定方法にかかわらず、ASPMX.L.GOOGLE.COM レコードの優先度を最も高くする必要があります。
数値で優先度を指定するドメインホストの場合は、上の表のように、ASPMX.L.GOOGLE.COM. に最も小さい数値(最優先)を指定します。別の方法で優先度を指定するドメインホストの場合は、その方法に従って ASPMX.L.GOOGLE.COM. がプライマリ サーバーになるよう指定します。MX レコードを 1 個しか設定できない場合や、優先度を指定できない場合は、MX レコードの項目に「ASPMX.L.GOOGLE.COM.」のみを入力します。
2023 年以降に登録した場合
2023 年 4 月以降に Google Workspace サブスクリプションをご利用のお客様にお使いいただく MX レコードは 1 つになりました。これにより、新規のお客様は Gmail を有効にしやすくなります。なお、メールの配信や信頼性に影響はありません。
前のセクションで示した 5 つの MX レコード、または下の表に示す 5 つの MX レコードを使用できます。
重要: Gmail が機能している場合は、MX レコードを変更しないでください。変更すると、受信メールが返送される可能性があります。
名前、ホスト、エイリアス* | 優先度 | 値、応答、参照先 |
---|---|---|
空白または @ | 1 | SMTP.GOOGLE.COM |
* 名前と値のフィールドには、ドメインホストで異なるラベルを使用します。一部のホストでは、smtp.google.com の末尾にピリオドを付ける必要があります。
ヒント: 詳しい手順が必要な場合は、Google Workspace で Gmail を有効にする方法をご覧ください。