Google グループの管理者は、ユーザーが Google グループアプリ(アプリ ランチャー で起動)および groups.google.com から組織の内部グループにアクセスできるかどうかを管理できます。この設定を行うには、管理コンソールでユーザーのアカウントに対してビジネス向け Google グループ サービスを有効または無効にします。
ビジネス向け Google グループを有効にすると、管理対象の会話や共同トレイなどの機能も追加されます。これにより、Google グループでグループを作成し、アクセスして、作業するための組織全体のポリシーを設定できます。
判断ポイント: 機能の比較: 有効と無効
ビジネス向け Google グループを有効または無効にする
開始する前に: 特定のユーザーに対してサービスを有効または無効にするには: 部門ごとにアクセスを管理するには、対象のユーザーのアカウントを組織部門に追加します。部門をまたがってユーザーのアクセスを管理するには、対象のユーザーのアカウントをアクセス グループに追加します。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [ビジネス向け Google グループ] にアクセスします。
- [サービスのステータス] をクリックします。
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組織内のすべてのユーザーに対してサービスを有効または無効にするには、[オン(すべてのユーザー)] または [オフ(すべてのユーザー)] をクリックし、[保存] をクリックします。
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(省略可)特定の組織部門に対してサービスを有効または無効にするには:
- 左側で組織部門を選択します。
- サービスのステータスを変更するには、[オン] または [オフ] を選択します。
- 次のいずれかを選択します。
- [サービス] のステータスが [継承] になっており、親組織の設定が変更された場合でも現在の設定を維持したい場合は、[オーバーライド] をクリックします。
- [サービスのステータス] が [上書きされました] になっている場合は、[継承] をクリックして親と同じ設定に戻すか、[保存] をクリックして新しい設定を維持します(親組織の設定が変更された場合でも、現在の設定を維持します)。
注: 詳しくは、組織構造についてのページをご覧ください。
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組織部門全体または組織部門内の一部のユーザーに対してサービスを有効にするには、アクセス グループを使用します。詳しくは、グループに対するサービスの有効化についてのページをご覧ください。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
注意事項
管理コンソールに既存のグループが登録されている場合ビジネス向け Google グループを有効にすると、管理コンソールで作成済みのすべてのグループが Google グループでユーザーのグループ ディレクトリに表示されます。ユーザーに対してどのグループが表示されるかは、グループの公開設定によって異なります(表示されるまでには最長で 24 時間ほどかかることがあります)。既存のグループの共有設定は、そのまま維持されます。
ビジネス向け Google グループを無効にすると、次のようになります。
- Google グループで組織のグループにアクセスできなくなります。その結果、次のような機能を利用できなくなります。
- グループの会話の履歴
- メンバーと登録の設定
- グループメールのフッター、件名のプレフィックス、メール管理の設定
- 既存のグループは削除されません。管理者またはユーザーが作成したグループは、Google Workspace アカウント内に残ります。グループへの投稿が許可されているユーザーは、メールでこれまでどおり投稿できます。グループを使用できないようにするには、グループも削除する必要があります。
- 管理者は管理コンソールから引き続きグループにアクセスできます。これまでどおり、管理コンソールから組織のすべてのグループにアクセスできます。
ビジネス向け Google グループを再び有効にすると、次のようになります。
- Google グループで組織のグループに再びアクセスできます。管理者とユーザーは、groups.google.com でグループの詳細設定にアクセスできます。
- 削除したグループは復元されません。ビジネス向け Google グループを無効にした後に削除したグループを復元することはできません。
- 会話の履歴に再びアクセスできます。会話の履歴がオンになっていたグループについては、グループ メッセージを投稿した時点でビジネス向け Google グループがオフになっていても、メッセージは履歴に保存されます。ビジネス向け Google グループのオンとオフを切り替えても、メッセージが履歴に保存されるかどうかには影響しません。ただし、メッセージの履歴にアクセスできるのは、ビジネス向け Google グループが有効になっている場合に限られます。