Postmaster Tools は、メール送信者がメールのパフォーマンスを分析し、メールが迷惑メール扱いされることを防ぐのに役立ちます。Postmaster Tools を使用すると、配信エラー、スパムレポート、フィードバック ループなど、メールに関するデータや診断情報にアクセスできます。
メール送信者のガイドラインと Postmaster Tools
一括送信を行う場合は、Postmaster Tools を使用して、Gmail のメール送信者のガイドラインの要件を満たしているかどうか確認することをおすすめします。
2024 年の初めに、Postmaster Tools にコンプライアンス ステータス ダッシュボードを追加する予定です。それまでは、Postmaster Tools で現在入手できる情報やインターネットで利用できる他のオンライン ツールを使用して、メール送信者のガイドラインに準拠しているかどうかを確認してください。
Postmaster Tools について詳しくは、Postmaster Tools を使ってみるをご覧ください。Postmaster Tools にログインすることもできます。
メール送信者向けの Postmaster Tools ダッシュボード
Postmaster Tools ダッシュボードには、メール配信とメッセージの形式に関する詳細情報が表示されます。
SPF 認証と DKIM 認証
Postmaster Tools の認証ダッシュボードには、SPF 認証と DKIM 認証に関する詳細情報が表示されます。組織で複数のドメインを使用しており、複数の DKIM 鍵または SPF レコードを使用している場合、このダッシュボードには、メールを送信しないドメインの認証が表示されないことがあります。
たとえば、solarmora.com
と support.solarmora.com
の 2 つのドメインがあり、両方にメール認証(DKIM と SPF)を設定しているとします。メールの送信に solarmora.com
のみを使用していると、Postmaster Tools には support.solarmora.com
の認証結果が表示されないことがあります。
SPF と DKIM について詳しくは、迷惑メール、なりすまし、フィッシングを Gmail 認証で防止するをご覧ください。
DMARC 認証
DMARC 認証の詳細を確認するには、インターネットで公開されているサードパーティの DMARC 認証ツールを使用します。お使いのドメインで必ず DMARC 認証を設定することをおすすめします。DMARC ポリシーは適用を最小限に設定することができます。これを行うには、ポリシーを none
に設定し(p=none
)、0% のメッセージに適用されるようにします(pct=0
)。
DMARC の設定について詳しくは、DMARC でなりすましと迷惑メールを防止するをご覧ください。