Chat のコンテンツ管理を設定する

この機能がサポートされるエディション: Enterprise Plus Plus、Education Standard、Education Plus エディションの比較

Google Chat のコンテンツレポートを使用すると、組織内のユーザーは組織のガイドラインに違反するメッセージを報告できます。レポートが作成されると、特権管理者とモデレーターのロールを持つ管理者は、Workspace 管理ツールでレポートに対する操作を行うことができます。レポートは組織の管理者だけが閲覧できます。Google は閲覧できません。

管理ツールのレポートは [チャット] タブに表示されます。管理ツールのレポートの内容について詳しくは、管理ツールでレポートを検索するをご覧ください。

ユーザーが報告できないメッセージ

チャットの履歴がオフになっている場合のメッセージ
外部ユーザーとの 1 対 1 のダイレクトメッセージ
外部ユーザーが所有するスペースやグループ会話

注: 2020 年 12 月より前に外部ユーザーと行われたグループ会話については、Google Chat のグループ会話と従来のハングアウトに変更が加えられているため、報告できません。詳しくは、こちらのブログ投稿をご覧ください。

管理ツールのロール

管理者 - 管理コントロールパネルにアクセスできる Google 管理者。コンテンツレポートの有効化、レポートのカテゴリやスレッドの種類の管理、報告されたメッセージの管理を行ったり、他のユーザーが報告されたコンテンツの管理を実施できるようにすることができます。

管理者 - 管理コントロールパネルへのアクセス権があり、報告されたメッセージを管理できます。これは、スペースの管理者とは異なります。スペースの管理者は、スペース内のコンテンツを管理できますが、[チャットコンテンツレポートの管理] 権限がない場合があります。

1. コンテンツの報告を設定する

開始する前に: 特定のユーザーに設定を適用するには、対象のユーザーのアカウントを組織部門に追加します。

Google 管理コンソールにログインします。
管理者アカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインします。
管理コンソールで、メニューアイコン [アプリ] [Google Workspace] [Google Chat] の順に移動します。
[コンテンツレポート] をクリックします。
全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
[コンテンツレポート] をクリックします。
[ユーザーに Chat のコンテンツの報告を許可する] チェックボックスをオンにします。
[会話の種類] で、ユーザーに報告を許可する会話の種類の横にあるチェックボックスをオンにします。
[報告のカテゴリ] で、ユーザーに選択を許可するカテゴリの横にあるチェックボックスをオンにします。
（省略可）フォームをカスタマイズするには、[タイトルと説明をカスタマイズする] チェックボックスをオンにしてタイトルと説明を入力します。[リンクを挿入] をクリックして、組織の行動規範などの説明を含むファイルを追加します。カスタマイズしない場合、ユーザーにはデフォルトのタイトルと説明が表示されます。
[保存] をクリックします。子組織部門が作成済みの場合は、親組織部門の設定を継承またはオーバーライドできることがあります。