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サードパーティ製アプリを一括で追加、設定する

管理者は、カンマ区切り値(CSV)ファイルを使用して、複数のサードパーティ製アプリを追加、設定できます。Google 管理コンソールから空の CSV テンプレートをダウンロードするか、管理コンソールに表示されているすべてのサードパーティ製アプリを含む CSV ファイルをダウンロードして編集や追加を行います。

始める前に

  • CSV ファイルのサイズの上限は 10 MB です。
  • ファイルをアップロードすると、[Type]、[Id]、[Access] 列の情報が管理コンソールの既存の情報を置き換えます。
  • 変更しない情報については、列を削除するか、列の情報をそのままにするか、その情報を削除します。
  • CSV ファイルで特定の列からすべての情報を削除したものの、その列自体は残している場合、ファイルをアップロードしたときにその列の既存の情報は削除されません。
  • 特定のアプリを編集しない場合は、スプレッドシートのその行をそのままにするか、削除します。ファイルからアプリを削除しても、そのアプリが削除されることはありません。

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CSV ファイルを使用してアプリを追加、設定する

手順 1: CSV ファイルをダウンロードする
  1. Google 管理コンソールログインします。

    特権管理者権限のあるアカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインしてください。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン 次に [セキュリティ]次に[アクセスとデータ管理]次に[API の制御]次に[サードパーティ製アプリのアクセスを管理] の順に移動します。
    この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。

  3. (省略可)Google データにアクセスしたアプリのみを設定するには、[アクセス済みアプリ] の [リストを表示] をクリックします。
  4. [リストを一括更新] をクリックし、次のいずれかを行います。
    • 空の CSV テンプレートをダウンロードするには、[空のテンプレートのダウンロード] をクリックします。
    • 管理コンソールにすでに表示されているサードパーティ製アプリを含む CSV ファイルをダウンロードするには、[設定済みアプリをダウンロード] または [アクセス済みアプリをダウンロード] をクリックします。ダウンロードの準備が完了したら、[CSV 形式でダウンロード] をクリックします。必要に応じて先にタスクアイコン  をクリックしてください。
  5. Google スプレッドシートや Microsoft Excel などのスプレッドシート アプリケーションで CSV ファイルを開きます。
    このファイルには、各設定済みアプリの属性に対応する列が含まれています。
手順 2: アプリの情報を入力してファイルを保存する
  1. 設定する各アプリについて、スプレッドシートの以下の列に情報を入力します。
    • (省略可)App name - アプリの名前を入力します。CSV ファイルのアプリ名を変更しても、管理コンソールのアプリ名は更新されません。
    • Type - 「Android」、「iOS」、「web application」のいずれかを入力します。
    • Id - ウェブアプリの場合は、そのアプリケーションに発行された OAuth クライアント ID を入力します。Android アプリと iOS アプリの場合は、OAuth クライアント ID、またはそのアプリが Google Play または Apple App Store で使用するパッケージ ID またはバンドル ID を入力します。
    • Access -「trusted」、「blocked」、「limited」、unconfigured」(「Org Unit」で指定された組織部門のアプリを未設定にします)のいずれかを入力します。
    • Org Unit - スラッシュ(「/」)を入力し、アプリのアクセス設定をドメイン全体に適用します。特定の組織部門にアクセス設定を適用するには、各組織部門の行(「App name」、「Type」、「ID」を繰り返す)をスプレッドシートに追加します。希望するアクセス設定を入力し、[Org Unit] に完全なパスと名前(「/org_unit_1/sub_unit_1」など)を入力します。
  2. 入力が完了したら、スプレッドシートを CSV(.csv)ファイル形式で保存します。
手順 3: ファイルをアップロードする
  1. 管理コンソールで、[CSV ファイルを添付] をクリックします。必要に応じて先に [リストを一括更新] をクリックしてください。
  2. CSV ファイルの場所を参照して添付します。
  3. [アップロード] をクリックします。

アップロードの進行状況を確認できます。完了すると、メールでレポートが届きます。

エラーがある場合は、不足している情報を入力して、もう一度ファイルをアップロードします。処理中にエラーが発生した場合は、タスクリストのログファイルをダウンロードしてください。詳しくは、後述のエラーを解決するをご確認ください。

エラーを解決する

CSV ファイルをアップロードする際のエラー
エラー 原因と解決策
ファイルが空です ファイルに情報が含まれていません。
ファイル形式が不適切であるか、「<列名>」列が無効です。 ファイルの列名は、「App Name」、「Type」、「Id」、「Verification Status」、「Users」、「Requested Services」、「Access」、「Requested Services with Scopes」、「Org Unit」にする必要があります。
「<列名>」がありません。 必須の列が含まれていません。[Type]、[Id]、[Access]、[Org Unit] 列は必須です。
nn: 「<列名>」が空です 必須情報の列が入力されていない行があります。たとえば、アプリのアクセスレベルを入力していない場合は、[行 2: [Access] が空です] というエラーが表示されます。情報を追加して、もう一度お試しください。
ファイルは 10 MB 以下である必要があります。 CSV ファイルのサイズが 10 MB を超えています。ファイルを開いて表を複数のファイルに分割し、それぞれ CSV ファイル形式で保存してください。列ヘッダー行がすべての CSV ファイルに含まれていることを確認してください。
nn: 列の数が正しくありません 特定の行の列の数が、ヘッダー列の数と一致していません。その行の詳細を確認して、もう一度お試しください。
ファイルを読み取れません。確認してもう一度お試しください。 ファイルの読み取り中にエラーが発生しました。ファイルを確認してもう一度お試しください。
ヘッダーを読み取れません。確認してもう一度お試しください。 アップロードされた CSV ファイルに含まれるヘッダーが無効です。ファイルのヘッダーには、「App Name」、「Type」、「Id」、「Verification Status」、「Users」、「Requested Services」、「Access」、「Requested Services with Scopes」、「Org Unit」といったタイトルを付けてください。ヘッダーを確認して、もう一度お試しください。
ファイルに「<列名>」が複数あります。 アップロードした CSV ファイルに重複する列が含まれています。重複する列を削除してから、もう一度お試しください。
ファイル形式が無効です。アップロードできるのは CSV ファイルだけです。 アップロードしたファイル形式が CSV 形式ではありません。CSV ファイル形式で保存し、もう一度お試しください。
nn: 解析できません CSV ファイルの特定の行を解析できませんでした。その行の詳細を確認して、もう一度お試しください。
nn: アプリの種類が無効です ファイルの特定の行に、無効なアプリの種類が指定されています。指定できるアプリの種類は、「Android」、「iOS」、「web application」です。
nn: 無効なステータスです ファイルの特定の行の [Access] 列に、無効な情報が指定されています。[Access] 列は、「trusted」、「blocked」、「limited」のいずれかにする必要があります。その列を更新して、もう一度お試しください。
nn: エントリが重複しています 重複する行が含まれています。重複する行を削除してから、もう一度お試しください。
nn: 不明なエラーがあります 特定の行の解析中に不明なエラーが発生しました。その行の詳細を確認して、もう一度お試しください。
ログファイルのエラー
エラー 原因と解決策
操作に失敗しました: 検証 サポートされていない文字が入力値に含まれています。ファイルを確認してもう一度お試しください。
操作に失敗しました: 不明なエラーです 一時的なエラーが発生しました。CSV ファイルを再度アップロードするか、ファイルを小さいサイズに分割してアップロードしてください。
INVALID_APP_IDENTIFIER

入力した 1 つ以上のアプリ ID が正しくありません。

  • ウェブアプリの場合は、そのアプリケーションに発行された OAuth クライアント ID を入力してください。
  • Android アプリと iOS アプリの場合は、OAuth クライアント ID、またはそのアプリが Google Play または App Store で使用するパッケージ ID またはバンドル ID を入力してください。
INVALID_ORG_UNIT_PATH 入力した組織部門は無効です。組織部門を更新してから、もう一度お試しください。
CONFIGURATION_LIMIT_REACHED 設定済みアプリの上限数 15,000 個に達したか、この上限数を超過しました。一括または個別に設定できるサードパーティ製アプリの合計数は 15,000 個です。超過する行を削除して、もう一度お試しください。
FIRST_PARTY_APP_ERROR サードパーティ製アプリに関連付けられていないため、設定できないアプリ ID があります。ファイルからそのアプリを削除して、もう一度お試しください。


Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。

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