ドメインの BIMI(Brand Indicators for Message Identification)を有効にして、ドメイン プロバイダで BIMI 用の DNS TXT レコードを追加します。
ステップ 1. BIMI レコードを作成する
BIMI レコードは、ブランドロゴの Scalable Vector Graphics(SVG)ファイルの URL を含む 1 行のテキストです。このセクションの例を参考に、実際のレコードを作成してください。
重要:
- 以下に記載されている URL はサンプルです。実際の SVG 画像の VMC(Verified Mark Certificates)PEM(Privacy Enhanced Mail)ファイルの URL に置き換えてください。
- BIMI レコードの構文では、数字の 1、大文字の i(I)、小文字の L(l)の見た目がよく似ています。BIMI レコードでは、これらの文字を注意して区別してください。
BIMI レコードの例:
VMC を含む BIMI レコードの例を下に示します。このレコードには、次の 2 つのサンプル URL が含まれています。サンプル URL は、実際の BIMI ファイルの URL に必ず置き換えてください。
- 公開ウェブサーバー上のブランドのロゴ SVG ファイルの URL。
- 公開ウェブサーバー上の VMC の URL。Gmail の受信トレイに BIMI ロゴが表示されるようにするには、VMC が必要です。
v=BIMI1;l=https://images.solarmora.com/brand/bimi-logo.svg;a=https://images.solarmora.com/brand/certificate.pem
VMC を使用しない BIMI レコードの例を下に示します。サンプル URL を、実際の SVG ファイルの場所の URL に置き換えてください。
v=BIMI1;l=https://images.solarmora.com/brand/bimi-logo.svg
ステップ 2. ドメイン プロバイダで BIMI レコードを追加する
ドメインで BIMI を有効にするには、ドメイン プロバイダで BIMI 用の DNS TXT レコードを追加します。
ドメイン プロバイダで DNS レコードを追加する際にサポートが必要な場合は、ドメイン プロバイダのドキュメントをご覧ください。手順はプロバイダによって異なります。
注意事項:
- 次の手順のフィールド名は、ドメイン プロバイダによって異なる場合があります。DNS TXT レコードのフィールド名は、ドメイン プロバイダによって異なります。
- BIMI が機能し始め、受信者の受信トレイにロゴが表示されるまでには、最長で 48 時間ほどかかることがあります。
BIMI 用の DNS TXT レコードを追加するには:
- ドメインホストの管理コンソールにログインします。
- ドメインの DNS レコードを更新するページに移動します。
- ドメイン プロバイダの DNS レコードのフォームに次の値を入力します。
フィールド | 選択または入力する値 | 説明 |
---|---|---|
Type(種類) | TXT | DNS レコードの種類です。 |
Host(ホスト) | default._bimi.solarmora.com |
default._bimi に続けて実際のルートドメイン名を入力します。ドメイン プロバイダによっては、ルートドメイン名が自動入力される場合があります。そうでない場合は、手動でルートドメインを入力してください。 |
Value(値) | v=BIMI1;l=https://images.solarmora.com/brand/ |
BIMI レコードを入力します。ここに表示されているサンプル URL を、実際の URL に置き換えてください。 |
TTL | 1 時間(3600 秒) | TTL を 1 時間に相当する値に設定します。 |
次のステップ
ドメインに BIMI レコードを追加したら、ドメインでの BIMI の設定は完了です。BIMI が機能し始めるまでには最長で 48 時間ほどかかることがあります。
問題が発生した場合は、BIMI に関する問題のトラブルシューティングに記載されている推奨事項を参考に対応してください。