Google Workspace for Education の保存容量

2. 利用可能な保存容量と現在の使用量を把握する

Google Workspace for Education の各種エディションでは、組織に 100 TB のストレージ プールを基本容量として提供するほか、保存容量を追加するオプションもご用意しています。

ステップ 1: 保存容量の上限を計算する

組織のストレージ容量はエディションによって異なります。

  • Education Fundamentals: 組織で共有できる 100 TB のストレージ プール
  • Education Standard: 組織で共有できる 100 TB のストレージ プール
  • Teaching and Learning Upgrade: 組織で共有できる 100 TB のストレージ プールに加えて、ライセンスごとに共有プールに 100 GB 追加。注: 管理コンソールまたは販売パートナーからフレキシブル プランでライセンスを購入した場合、組織でストレージを使用できるようにするには、ユーザーにライセンスを割り当てる必要があります。
  • Education Plus: 組織で共有できる 100 TB のストレージ プールに加えて、ライセンスごとに共有プールに 20 GB 追加。以前の G Suite Enterprise for Education ライセンスを引き続き使用しているお客様にも、有料の従業員ライセンスごとに 100 GB が共有プールに追加されます。

注: アクティブ ユーザー数が 20,000 を超える教育機関には、超えた人数 1 人あたり 5 GB の基本保存容量が追加されます。

  • アクティブ ユーザー数は、過去 180 日間における 30 日間のユニーク ログイン数の最大値となります。アクティブ ユーザー数を見積もるには、30 日間のユニーク ログイン数を確認します。30 日間のユニーク ログイン数を確認する方法をご覧ください。
  • アクティブ ユーザー数とアクティブ ユーザー数に基づく追加ストレージは、年 2 回、自動的に計算、更新されます。追加ストレージの付与は、4 月 1 日と 10 月 1 日に行われます。

保存容量の上限の計算例

  • Google Workspace for Education Plus を 10,000 ライセンス購入した場合、ストレージ プールは 300 TB です。

    100 TB(基本保存容量)+ (10,000 ライセンス × 20 GB = 200 TB) = 300 TB の保存容量を利用可能

  • Teaching and Learning Upgrade を 100 ライセンス購入した場合、ストレージ プールは 110 TB です。

    100 TB(基本保存容量)+ (100 ライセンス × 100 GB = 10 TB) = 110 TB の保存容量を利用可能

ステップ 2. ストレージ使用量を把握する

管理者向けストレージ管理ツール、レポート、ログを使用して、ストレージ使用量を把握します。

  • 管理コンソールでストレージを確認する - ストレージ使用量が特に多いサービス、ユーザー、共有ドライブの概要を確認できます(次のセクションで手順を説明します)。
  • アカウント レポートを作成する - 現在のストレージ使用量をユーザーごとに確認し、外れ値を特定します。このレポートは、Google スプレッドシートにエクスポートできます。アカウント レポートの作成方法
  • 共有ドライブを管理する - 組織での共有ドライブの使用状況を確認し、そのストレージ使用量を特定します。共有ドライブのユーザーや操作を管理する方法
  • BigQuery ログを使用する - レポートデータを BigQuery にエクスポートして、ストレージ使用量(サービスごとのストレージ使用量を含む)を照会し、可視化します。Google Workspace for Education Plus が必要です。BigQuery でストレージのログを分析する方法

ストレージの総使用量を確認する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [ストレージ] にアクセスします。
  3. 上部に、組織のストレージ使用量の合計と、ドライブ、Gmail、フォトのストレージ使用状況が表示されます。

: ストレージの使用量を確認するときに、保存容量メーターに「その他」という新しいカテゴリのストレージが表示される場合があります。これは、WhatsApp などの Android バックアップからユーザーが利用できる保存容量を管理者がよりよく把握できるようにする新しいカテゴリです。このストレージは保存容量メーターに表示されますが、このデータに対する料金の請求はありません。請求に変更が生じる場合は、変更の 90 日前までにお客様に通知いたします。

ストレージ使用量が特に多いユーザーを特定する

ユーザーのストレージ使用量は、いくつかの方法で確認できます。[ストレージ] ページを使用できます。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [ストレージ] にアクセスします。
  3. [ストレージを最も使用しているユーザー] で、ストレージ使用量が多いユーザーを確認できます。

サービスごとの使用状況などの詳細を確認する場合は、アカウント レポートを作成します。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [レポート] 次に [レポート] 次に [ユーザー レポート] 次に [アカウント] にアクセスします。
  3. レポートのダウンロード アイコン をクリックします。
  4. [列を選択] で、[現在選択されている列] または [すべての列] をクリックします。
  5. [ダウンロード] をクリックします。
  6. [Google スプレッドシートで開く] をクリックします。
  7. [合計使用容量(MB)] 列を基準にデータを並べ替えます。

ストレージ使用量が特に多い共有ドライブを特定する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [ストレージ] にアクセスします。
  3. [保存容量をたくさん使用している共有ドライブ] で、使用容量が多い共有ドライブの概要を確認できます。
  4. すべての共有ドライブを使用容量順に並べたリストを開くには、[すべての共有ドライブを表示] をクリックします。

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