サポート対象エディション: Enterprise Standard、Enterprise Plus、エディションの比較
データ保護に関するおすすめのルールを使用すると、機密データが組織外に漏洩するのを防ぐことができます。
おすすめのルールの入手方法
おすすめのルールは、データ保護に関する分析情報レポートが有効になっている場合にのみ表示されます。データ保護に関する分析情報レポートを確認できるのは、DLP 管理者と、レポート閲覧の招待メールを受け取った管理者に限られます。詳しくは、ドライブの新しい DLP のデータ保護に関する分析情報レポートを確認するをご覧ください。
おすすめのルールが生成される仕組み
DLP では、データ保護に関する分析情報レポートの結果に基づいておすすめのルールが表示されます。たとえば、パスポート番号が外部共有されていることがレポートで報告された場合、パスポート番号の外部共有を防止するルールがおすすめの DLP ルールとして表示されます。
おすすめのルールは、データ漏洩リスクの高い順に登録されます。つまり、外部共有されているファイルで、共有数が最も多いものから最も少ないものの順に表示されます。レポートに登録される機密データの種類によっては、対応するおすすめのルールが表示されない場合もあります。
外部共有されているデータの種類に対応した DLP ルールをすでに使用している場合、その種類について DLP ルールが表示されることはありません。たとえば、パスポート番号が外部共有されていることが分析情報レポートで報告されても、パスポート番号に関する DLP ルールをすでに適用している場合、この種類のデータについて新しいおすすめのルールが表示されることはありません。
おすすめの DLP ルールを確認、作成する
おすすめのルールを確認したら、作成して使用を開始できます。ルールをブラウジングするには、ナビゲーション を使用します。
おすすめのルールは、適用前に必ず確認してください。確認することにより、ルールの中身を理解して、自分の組織とユーザーに適しているかどうかを判断できます。ルールは完成前に編集できます。
おすすめのルールはデフォルトで、[外部との共有を警告する] モードになっています。おすすめのルールのデフォルト アクションは変更できます。詳しくは、ドライブの新しい DLP ルールとカスタム コンテンツ検出項目を作成するをご覧ください。
おすすめのルールを確認、作成するには:
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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- [ルールのおすすめ] にある [おすすめのルールを確認] をクリックします。
- ルールの設定を示すルール概要ページの内容を確認します。[作成] をクリックすると、おすすめのデフォルト設定を使ってルールが適用されます。[ルールを編集] をクリックすると、ルール設定フローの最初のステップに移動します。[戻る] をクリックするとルールの設定ページに移動するため、必要に応じて設定を変更できます。DLP ルールの作成と編集について詳しくは、ドライブの新しい DLP ルールとカスタム コンテンツ検出項目を作成するをご覧ください。
ルールを作成すると、データ保護のホームページに戻り、確認のメッセージが表示されます。
おすすめのルールを適用すると同時に、そのルールはおすすめのルールのリストから削除されます。組織やユーザーの必要に応じて、その他のルールを選んで追加することもできます。